馬場読み大失敗の巻…~スプリングS回顧~
です、です。
新千歳のカードラウンジからの更新です。まぁ何というか、結果的に馬場読みが絶望的に難しく事前予想では全く手が出せないレースになってしまいました。
2012年 3月18日(日) 2回中山8日 天候 : 曇 馬場状態 : 重
【11R】 第61回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1800m 14頭
LAP 12.9-12.1-12.5-12.4-12.2-12.2-12.2-11.8-12.4=1:50.7
通過 37.5-49.9-62.1-74.3 上り 73.2-60.8-48.6-36.4
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
14 | × | グランデッツァ | 1.50.7 | 06-06-04-03 | 35.5 | 6.0 | |
9 | ○ | ディープブリランテ | 1.50.9 | 1 1/4 | 04-04-04-03 | 35.8 | 2.2 |
4 | ロジメジャー | 1.51.5 | 3 1/2 | 06-07-07-06 | 35.9 | 49.4 | |
10 | サトノギャラント | 1.51.5 | ハナ | 09-09-09-09 | 35.5 | 20.5 | |
7 | ビービージャパン | 1.51.8 | 2 | 02-02-02-01 | 37.5 | 102.1 | |
1 | モンストール | 1.52.0 | 1 1/4 | 09-10-09-11 | 36.0 | 49.4 | |
3 | × | マイネルロブスト | 1.52.1 | 1/2 | 09-10-09-09 | 36.1 | 8.5 |
2 | ◎ | ストローハット | 1.52.5 | 2 1/2 | 14-12-12-11 | 36.2 | 25.8 |
5 | バンザイ | 1.52.6 | クビ | 12-12-12-11 | 36.3 | 38.1 | |
13 | ゼロス | 1.52.6 | ハナ | 03-02-03-02 | 38.2 | 9.0 | |
8 | ショウナンカンムリ | 1.52.6 | クビ | 13-12-14-14 | 36.1 | 110.6 | |
11 | × | アルフレード | 1.52.8 | 1 1/4 | 06-07-07-06 | 37.3 | 4.9 |
12 | サトノプライマシー | 1.52.9 | クビ | 04-04-04-06 | 37.7 | 31.5 | |
6 | コウユーサムライ | 1.54.6 | 大差 | 01-01-01-03 | 40.3 | 374.5 |
単勝 14 \600
複勝 14 \190 / 9 \130 / 4 \720
枠連 6-8 \380 (1)
馬連 09-14 \700 (1)
ワイド 09-14 \270 (1)/ 04-14 \3510 (38)/ 04-09 \1160 (14)
馬単 14-09 \1830 (6)
3連複 04-09-14 \8980 (27/364)
3連単 14-09-04 \45030 (138/2184)
【ペース・展開おさらい】
好発のコウユーサムライと本来行きたかったビービージャパン、さらに外からゼロスが加わっての先団。とは言え、馬場を考えてもテンはさほど速くない。そこからはデフォルト通りに、ゴールに向けてペースを落とさずに推移。馬券になった馬たちのポジションで見てみると、テンの3つがさらに遅く、その部分での差を残り3Fと2Fの一部で差を詰めて吸収した感じで、後続に関しては多少のギアアップ能力も必要とされたと思われる。
そして馬場…めまぐるしく天気が変わる一日だったが、7R前から降りだした雨の影響で、かなり内が苦しくなった8Rと9Rをそのまま引き継いだ格好になった…とは言え、4角までは内でも問題なく、そこから後は外のほうが良いというかなり分かりにくい馬場だったような気がする。
【各馬寸評】
グランデッツァ:終始外々ながら手応え良く追走…4角でも持ったままで、直線に入って追い出しを開始すると、先に抜けた2着馬を坂の上りであっさりと捕らえての快勝。あまり仕掛けることとなく前に迫れたにも関わらず、追い出してからも2着馬に離されかけたところを見ても、切れ味より持続力で勝負したいタイプであることは間違いなさそう。通ったコースや最後は流していた事を思えば、着差以上の完勝であり、本番かなり期待できると言っていい。ただし飛びのキレイな馬だけに、内に入ってしまった時には少し評価を変えなければいけないかもしれない。
ディープブリランテ:またも行きたがるところを見せたいた道中…インには入れたものの、前の3頭が少し離しての競馬だっただけに、馬の直後で折り合える事はないままだった。4角からは馬場を避けて外の勝ち馬に合わせるようにしたのだが、直線は内に切れこむようにしてのゴール。馬場云々はともかく、少なくとも中山の流れでは、同じパフォーマンスが出来る馬がおり、やはりギアアップ能力を活かせる東京がベターと言うことになる。
ロジメジャー:中団インベタを追走から、この馬も4角は外に膨らましての追撃…いかにも上手く乗られたという感ががなきにしもあらず。いくら中山に勝ち鞍があるとは言え、直線勝負のみだったこと、それ以外のレースでも切れ味を生かすレースでしか良績がない馬をここで取り上げるすべはなかった。ただし、この舞台での好走は次に繋がるはずで、皐月賞はダメでもそれ以降も少し注目しておきたい。
マイネルロブスト:今回も後方から…この馬も4角から一気に外に出しての前を追ったが届かず…基本的に上がりに頼る競馬ではアタマまでは考えるのが難しい馬ということでいいだろう。出来れば前目から持続力で勝負したい。
ストローハット:出負け…さらに終始インを追走して全く見せ場なし。情状酌量の余地はあるものの、力関係では少し難しくなってきた。出来ればNHKマイルを目指して欲しいのだが、可能性があるとしても、中山で権利取りになるだけに厳しいかもしれない。
さて…ロジメジャーはセントポーリア賞2着からここで3着だった訳ですが、他にも同レース1着のメイショウスザンヌがフラワーCで2着、5着だったオコレマルーナが同日の500万下を完勝、さらに4着のマイネルカーミンが1週前の中山10Fを押し切り勝ちと高レベルレースの予感がプンプンしているのですが、2つの流れの全く違うレースで連続好走しているという部分が個人的にはそうとう悩ましいです。