中京6Fに繋がるか?~オーシャンS回顧~
です、です。
注目の中京芝…開幕週は6Fは1鞍しか組まれていませんでしたが、7Fは4鞍もあり、かなり特徴的なLap構成になってます。その辺りはもう少しサンプルを集めて、高松宮記念までには傾向と対策を上げてみようと思います。
2012年 3月 3日(土) 2回中山3日 天候 : 晴 馬場状態 : 重
【11R】 第7回夕刊フジ賞オーシャンS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭
LAP 11.9-10.4-11.1-11.4-11.6-12.8=1:09.2
通過 33.4-44.8-56.4-69.2 上り 69.2-57.3-46.9-35.8
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | ワンカラット | 1.09.2 | 08-06 | 35.2 | ||
9 | グランプリエンゼル | 1.09.3 | 3/4 | 08-09 | 35.3 | |
6 | ベイリングボーイ | 1.09.4 | クビ | 16-15 | 34.7 | |
13 | カレンチャン | 1.09.4 | クビ | 04-06 | 35.6 | |
1 | ジョーカプチーノ | 1.09.5 | 3/4 | 12-10 | 35.2 | |
4 | ツルマルレオン | 1.09.7 | 1 1/4 | 12-10 | 35.3 | |
14 | エーシンダックマン | 1.09.7 | クビ | 01-01 | 36.3 | |
15 | シャウトライン | 1.09.7 | ハナ | 02-02 | 36.2 | |
3 | ダッシャーゴーゴー | 1.09.8 | クビ | 04-03 | 36.1 | |
10 | エーシンヴァーゴウ | 1.09.9 | 3/4 | 04-05 | 36.1 | |
12 | アポロフェニックス | 1.10.0 | クビ | 08-10 | 36.0 | |
8 | ダイワナイト | 1.10.2 | 1 1/4 | 11-10 | 36.0 | |
5 | ブルーミンバー | 1.10.3 | 3/4 | 07-06 | 36.4 | |
7 | スペシャルハート | 1.10.5 | 1 1/2 | 02-03 | 37.0 | |
16 | アイルラヴァゲイン | 1.10.9 | 2 1/2 | 12-14 | 36.5 | |
11 | フレンチカクタス | 1.11.1 | 1 1/4 | 12-15 | 36.7 |
単勝 2 \2690
複勝 2 \580 / 9 \440 / 6 \4340
枠連 1-5 \1820 (8)
馬連 02-09 \13730 (39)
ワイド 02-09 \3310 (35)/ 02-06 \31060 (94)/ 06-09 \17130 (79)
馬単 02-09 \33180 (80)
3連複 02-06-09 \389450 (333/560)
3連単 02-09-06 \2661980 (1896/3360)
【展開・ペースおさらい】
現役屈指の快速馬エーシンダックマンがゴリゴリ押してハナ。ただスペシャルハート辺りはさほど苦もせずについていく感じ。前半3Fの33.4は馬場を考えれば相当速いのだが、隊列はさほど崩れないままで推移。終わってみれば前後半差+2.4の完全消耗戦…中山6Fでいうと、完全に後が届く展開となってしまった。
【各馬寸評】
ワンカラット:中団やや前のインで脚をためて、直線は馬群を縫うようにして出てきた。どちらかと言えば前傾Lapの方が力を出せる事、内有利馬場の恩恵を受けられた事は大きいのだが、復調のカギはスピード…とにかくテンにもたつくことが多かった近走だが、それが解消されてきたことが好走につながった。それが維持できるのであればGⅠでもソコソコはやれるはず。
グランプリエンゼル:この馬も中団からの正攻法…4角は外を回しながらポジションを上げ、前に迫った。ペース適正はかなり広いのだが、近走の安定ぶりは目を見張るものがある。ただ力のいる馬場が得意なだけに、芝生の生えそろったスピート勝負では辛そうな気もするのだが…本番はその辺がポイントになりそう。
ベイリングボーイ:出負けで最後方追走もペースに乗じて最後までよく伸びた。前傾Lap専門馬であり、ここまで前が止まる展開になってようやく出番が出てくる訳だが、4角で無理に外に回さずに内目を突いた鞍上の好判断もあったか。とにかく、また展開待ちの日々は続くわけである。
カレンチャン:中団からの競馬かとおもいきや、2F目でも押しつづけて先団に取り付く。ペースを思えばあまり前に拘る必要もなかったのではないだろうが…さらに内にエーシンヴァーゴウがいて、終始外目を通らされたのも堪えた。それでいて先行馬最先着はやはり力のある証拠と言えよう。とは言いながら、これくらいのビハインドで3着を外してしまう程度の力差しか無いというのも事実…その辺は上手く解釈して本番に挑もう。
ジョーカプチーノ:半馬身ほど出負けというか、ダッシュがつかずに後方から…内の経済コースを使って差を詰め、直線も勝ち馬の直後の空いた所を上手く抜けてきた。結果として後方からのレースになったことはプラスに働いたと言えるが、あくまで結果論であり、自身の力の発揮できる条件が限られているのには違いなく、今後も狙い目が立てづらい馬であることは間違いない。
ダッシャーゴーゴー:果敢に先行するも、最後はお釣りなし…ここまで速い流れに対応できたことも驚きだが、基本的には前傾Lapは向かない馬で、今回は参考外ということでいい。
ま、高松宮記念にむけてどれだけ繋がるかは、分かりませんが、この中の1頭にかなり適性があるんじゃないかと、想像してたりします。その辺りの仮説の検証もしていきたいですね。