重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

華麗なるタテ目~フェブラリーS回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

昨日から1泊2日の出張…で、さっき戻って参りました。それにしても「やってまった」ですな…タイトルにそんな事を書こうかとも思いましたが、冷静に考えてやめとくことにしますwww

2012年 2月19日(日) 1回東京8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第29回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭

LAP 12.2-10.9-11.6-11.9-12.1-12.4-12.0-12.3=1:35.4
通過 34.7-46.6-58.7-71.1  上り 72.3-60.7-48.8-36.7

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
16 テスタマッタ 1.35.4

13-13 35.7
3 × シルクフォーチュン 1.35.7 2 15-15 35.7
10 ワンダーアキュート 1.35.8 3/4 08-08 36.4
11 × ダノンカモン 1.35.8 ハナ 07-05 36.6
9

エスポワールシチー 1.36.0 1 05-05 36.8
2

タガノロックオン 1.36.4 2 1/2 08-08 37.0
15 トランセンド 1.36.6 1 1/2 04-03 37.6
6

ケイアイテンジン 1.36.7 クビ 05-05 37.4
7

ヤマニンキングリー 1.36.8 1/2 11-10 37.2
12

ライブコンサート 1.36.9 1/2 11-10 37.3
5

ヒラボクワイルド 1.37.1 1 13-13 37.4
13

グランプリボス 1.37.1 ハナ 03-03 38.1
14

トウショウカズン 1.37.2 3/4 02-02 38.5
4

スマイルジャック 1.38.1 5 16-16 38.0
8

セイクリムズン 1.38.2 3/4 01-01 39.5
1

ナイキマドリード 1.38.3 クビ 08-10 38.7

単勝  16 \2430

複勝  16 \760 / 3 \660 / 10 \310

枠連  2-8 \1050 (3)

馬連  03-16 \10510 (22)

ワイド 03-16 \2430 (19)/ 10-16 \1160 (11)/ 03-10 \950 (9)

馬単  16-03 \26210 (47)

3連複 03-10-16 \15530 (37/560)

3連単 16-03-10 \141910 (257/3360)


【展開・ペースおさらい】

なんとセイクリムズンが確信犯で猛ダッシュ。それに続くトウショウカズンやグランプリボス…前半の34.7もそうだが、中盤の2F:24.0も良馬場限定で見ると2006年のメイショウボーラーの暴走に次ぐ速さとなった。さすがに前目の馬にはキツイ流れと言わざるを得ないだろう。

【各馬寸評】
テスタマッタ出は普通も内に入れることはせずにライブコンサートの直後でじっと我慢…それでも鞍上は後重心で馬との意思疎通がパーフェクトだった訳ではなかった。4角でも慎重に馬を制御しながら無理に外ブン回しは避けて直線だけ外に出し、そこから一気に伸びると残り1Fで勝負をつけ、最後は流す余裕さえあった。元々折り合いがネックの馬だっただけに、位置取り、しっかり流れたペース共に味方した事は間違いないのだが、着差とレースぶりを見る限り、力があるからこそ出来る芸当。ただ条件が揃わないと掲示板すら無いケースもある馬であることは覚えておこう。

シルクフォーチュン出負けして後方2頭目を追走…こちらも4角では大外に出さずに、直線で外に持ち出すとグングンと前に迫った。予想エントリでも書いたが、根岸Sは決して恵まれた流れではなかっただけに、ここは嵌ったと言っていいかも知れないが、この馬も力を付けているといっていい。ただ南部杯同様、一瞬は突き抜けそうな脚を見せるものの結果届かないレースは距離がネックになっている事は間違いない。

ワンダーアキュートこの流れでも中団を確保…トランセンドを目標にしていたのかもしれないが、4角手前から手がガシガシ動かし早めに動くも、しぶとく伸びてクビの上げ下げで3着キープ。馬場はともかく距離面で合っていたとは思えない中での結果はやはり力の証。中距離ならば今後馬券は買い続けなければならないと言えるだろう。

ダノンカモン中団やや前から理想的なレース運び。外から一気に交わされた中でも、しっかりと伸びていたのだが、ワンダーアキュート辺りとは着差以上に力負けの印象で、信頼できる条件はやはり7Fと言う事になるか…


エスポワールシチー鞍上も今回は行く気だったと思われる。ただセイクリムズンが速すぎたせいで即座に計画変更…上手く控えて直線に向いたのだが…トランセンドこそ交わしたものの掲示板が精一杯。自身の競馬が出来ていない中での結果であり、それなりに評価できると思えるのだが、この馬がそれなりであるということは、以前の力にはないという事。次走以降も同型との兼ね合い一つと言える。

トランセンド去年のこのレースよりテンが1秒速かったわけであるが、去年は何とかハナを取りきっての勝利だっただけに、玉砕に近いペースで進められてしまった以上、ある意味仕方のない部分はあったと言っていい。これまでのレースを見てもそうだが、追って味が無い馬が向正面ではほぼ中団からの競馬になってしまった今回は、情状酌量の余地はあると考えておきたい。今更感はこんな事言っても仕方ないと思うが、芝スタート、マイルという舞台はこの馬にふさわしくないということ…

根岸S組が1・2・4着でしたね。今回は流れも嵌ったと見る向きもありますが、特に上位2頭はその根岸Sで自身の力を存分に発揮しての1・3着であった事、今回もキツめの流れを後方から追走することで底力もしっかりと問われている事を考えれば、力関係の比較では必要以上に評価を下げる必要はないと思います。それ以外の条件での上げ下げをするケースはあると思いますがね。

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