SA・N・PO~ダイヤモンドS回顧~
です、です。
サクサク参りましょう…と言いながらも、先週が2重賞でホッとしてたりもします。
2012年 2月18日(土) 1回東京7日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第62回ダイヤモンドS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝 3400m 16頭
LAP 12.9-12.0-12.7-13.0-12.9-13.2-13.1-13.9-13.8-13.7-13.6
通過 37.6-50.6-63.5-76.7 上り 72.0-58.8-46.6-35.2
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
5 | ケイアイドウソジン | 3.36.8 | 01-01-01-01 | 35.2 | ||
16 | ギュスターヴクライ | 3.36.9 | 1/2 | 09-09-07-09 | 34.4 | |
7 | スマートロビン | 3.37.1 | 1 1/2 | 02-02-02-02 | 35.5 | |
1 | ヤングアットハート | 3.37.4 | 1 3/4 | 11-11-11-09 | 34.9 | |
8 | ピエナファンタスト | 3.37.4 | クビ | 16-16-11-13 | 34.8 | |
6 | ビートブラック | 3.37.6 | 1 | 05-05-07-06 | 35.4 | |
10 | トウカイトリック | 3.37.7 | 3/4 | 14-15-16-15 | 34.8 | |
15 | トパンガ | 3.37.7 | ハナ | 08-08-03-03 | 35.7 | |
12 | リッカロイヤル | 3.37.7 | 頭 | 04-04-03-03 | 35.7 | |
3 | マイネルキッツ | 3.37.7 | ハナ | 14-14-07-09 | 35.2 | |
14 | セイカアレグロ | 3.37.8 | クビ | 03-03-05-03 | 35.8 | |
13 | サンテミリオン | 3.38.0 | 1 1/2 | 06-06-07-06 | 35.8 | |
11 | コスモヘレノス | 3.38.1 | クビ | 13-11-05-06 | 35.8 | |
2 | オウケンブルースリ | 3.38.1 | ハナ | 11-13-14-14 | 35.3 | |
4 | ネコパンチ | 3.38.9 | 5 | 06-06-11-09 | 36.4 | |
9 | アブソリュート | 3.53.1 | 大差 | 09-09-14-16 | 48.8 |
単勝 5 \19000
複勝 5 \3290 / 16 \170 / 7 \180
枠連 3-8 \980 (4)
馬連 05-16 \52520 (76)
ワイド 05-16 \14180 (86)/ 05-07 \12990 (81)/ 07-16 \420 (1)
馬単 05-16 \157110 (174)
3連複 05-07-16 \72800 (187/560)
3連単 05-16-07 \947270 (1506/3360)
【展開・ペースおさらい】
スマートロビンが行くのかと思わせながらも、ケイアイドウソジンが少し気合を付けて行くとあっさり引いて先行争いは無いも同然…ただ前半の5つだけ取ってみると63.5で、2004年・2005年などはこれより遅い流れだった年もあったのだが、そこから驚きの7F連続13秒台を記録…過去10年を見てもさすがにこれはダントツで遅く、残り5Fで数字が上がるものの11秒台を記録しだしたのは残り4F目から…それでいて残り5Fまでは4番手以降は前と1秒は離れていた縦長の展開で、彼らは実質6Fのロングスパート戦を戦った事になり、最後は脚をなくしてしまうのも仕方ない所…そういう部分からも、いかに前に有利な流れだったかということが想像できる…どんなに上がり性能が高くてもこれはどうしようもないだろう。
【各馬寸評】
ケイアイドウソジン:一言で言えば舐められ逃げ炸裂。とは言え、メトロポリタンSでは苦しいレースを先団から押し切っており、あそこまで人気を落とすことはなかったかも知れない。とにもかくにも大きなアドバンテージがあっての結果…それ以上の表現方法はないだろう。
ギュスターヴクライ:このレースで最も評価するのはやはりこの馬…出負けしながら遅いペースの中をじわじわとポジションアップしていった鞍上の判断も良かったが、実質6Fのロングスパートを脚を余さずにしっかりと伸びたところは評価したい。持続力性能がありながら速い上がりにも対応できるだけに、今後も要注目。日経賞に出るなら人気でも買っておかねばならないだろう。
スマートロビン:番手からいつでも交わせると高を括っていたら、交わせませんでしたの図…個人的にそこまで強いとは思えないので、展開に恵まれたラッキーな結果ということでいいのでは?次走以降も人気なら切って妙味ある馬。
ヤングアットハート:この馬も苦しい流れには対応力がある分、最後までジリジリと伸び続けた。個人的にはこの距離は合わないと思っているので、中距離に戻ってしっかり流れるレースなら重賞でもやれそう。
後はビートブラックあたりはもう少しやれても良かったような気もしましたが…あまり個別に取り上げる必要もないかと。にしても、長距離でペースを作る馬がおらず…というスロー見え見えの展開も仕方ないのかも知れませんが、年に1回しか無いこの距離のレースでこの流れを演出してしまっては、長距離レースの存在意義すら問われてしまうかも知れませんね…