重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

今ここで初めて言おう…「強い!」~きさらぎ賞回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

リズムを取り戻してサクサク回顧に勤しみましょう。全く印を入れていないこのレースから回顧していきましょうか。勝った馬については、まだ書いた事無いですからね。

2012年 2月 5日(日) 2回京都4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第52回きさらぎ賞
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1800m 13頭

LAP 13.1-11.5-11.9-12.5-12.7-11.6-11.3-11.3-11.1=1:47.0
通過 36.5-49.0-61.7-73.3  上り 70.5-58.0-45.3-33.7

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
9

ワールドエース 1.47.0

10-08 33.0
4

ヒストリカル 1.47.2 1 1/2 11-11 32.8
13

ベールドインパクト 1.47.7 3 02-02 34.3
8

ジャスタウェイ 1.47.9 1 1/2 05-05 34.2
7

ローレルブレット 1.48.2 1 3/4 02-02 34.9
10

マジカルツアー 1.48.3 1/2 07-05 34.6
1

スノードン 1.48.4 1/2 08-08 34.4
5

プレミアムブルー 1.48.4 05-05 34.7
6

アルキメデス 1.48.6 1 1/4 01-01 35.3
11

マイネルアトラクト 1.48.7 1/2 02-02 35.3
2

レッドアーヴィング 1.48.9 1 1/2 13-12 34.2
3

マデイラ 1.49.1 1 08-10 35.1
12

キングクリチャン 1.49.3 1 1/4 11-12 34.7

単勝  9 \210

複勝  9 \120 / 4 \180 / 13 \180

枠連  4-6 \560 (1)

馬連  04-09 \830 (3)

ワイド 04-09 \320 (2)/ 09-13 \300 (1)/ 04-13 \660 (6)

馬単  09-04 \1260 (3)

3連複 04-09-13 \1420 (1/286)

3連単 09-04-13 \4970 (2/1716)

【ペース・展開おさらい】

戦前から逃げ馬不在の様相だったが、それでも何となく行くであろうとされていたマジカルツアーやプレミアムブルーすらも手控える始末…結局、押さえが効かないままアルキメデスが行き、ローレルブレッドが何とか宥めながらの追走。いきなりの13秒台からのスタートで5F目までは全くペースの上がらない流れとなってしまった。そこに3角からベールドインパクトが並びかけるようにして一気に1.1秒もペースアップ。本来、先行馬の流れなのだが、あまりに早く外から被せられた上に、トップスピードに近い所まで上げらせられたことは、前を行く2頭にとって厳しかった事は間違いない。また、土曜日から突如として現れた外差し馬場も、末を伸ばす馬にとってはプラスに働いたと言えよう。

【各馬寸評】
ワールドエース中団から坂の下りでジワッと上昇すると直線で一気に外に出して残り150mで決着をつけた。前半が緩すぎたこともあり、上がりの数字に能力を凝縮させた形になったが、ここでは格が違ったと言う事には違いない。上がり33.0の内訳は11.2-10.8-11.0程度と推定されるが、坂の下りながら上りから4つめも11.3程度では走破しており、上がり特化の中でもまずは上がり4つの勝負にも対応できた。それ以上になると未知数…と意地の悪いことも言いたくなるが手応えから見てもこなしてしまう可能性は高い。どちらにより適正があるかと言うのは、分からないが、(届きはしなかったが)去年のオルフェーヴルと似たようなLap推移だった事は事実。唯一引っかかるのが、2着馬が上がり最速をマークしていること。そういう意味ではこの世代で抜けて強いとはまだ言い切れないのではないかと…と言うのは、ただのイチャモンだろうか。

ヒストリカル勝ち馬のさらに後ろから…直線向くまでは内目を追走し、一気に外に出して前に迫ったが、さすがに届かなかった。勝ち馬に比べより3Fに力を凝縮した乗り方なのだが、新馬より3走続いた小回り10Fよりははるかにこちらのほうが適正があるということだろう。青葉賞あたりなら楽勝しそうな気配…個人的にはウインバリアシオンにちょっとカブってるからかもしれない。

ベールドインパクト完勝した未勝利戦よろしく3角から前に並びかけていく作戦。今回は出が良かったために、更に早めに前を捕まえるような格好になってしまい、逆にそれが上位2頭の動き出しのいいきっかけになった事もあるだろう。仮に上位2頭がいないとしたら「自ら動いて前を捕まえに行って押し切る強い競馬」となったと思われ、今回は相手が悪かったか…引き続き、後傾持続力勝負で狙いたい馬と言えよう。

ジャスタウェイ先団を見る位置からの競馬で直線も内を選択したが、思ったほど伸びず…新潟で32秒台の脚を使った実績があるからこそ、伸びない内を通ったとは言え、この上がりではやはり物足りなく映る。もっと上がりに特化したレースのほうが合っているのかもしれない。

ローレルブレッド:上がり4つ位のレースならばこの馬も…と思っていたが、やはり後傾Lapよりかは、厳しめのレースの方に適正がありそうだ。要はスピードがやや不足している…そんな印象である。

依然として切れ味特化型のイメージは払拭できていないというのが事実ですが、勝ちタイム等々踏まえて考えると、大物の可能性が高いと思います。少なくともダービーではいいところがあるはずですよ。

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