後方一気の差し切りとはこれ如何に?~根岸S回顧~
です、です。
すでに広州に到着しているとは思いますが、これも香港行きの機中で書きためたものです。サクっと行きましょうかね。
2012年 1月29日(日) 1回東京2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第26回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭
LAP 12.5-11.2-11.6-12.1-12.1-11.8-12.2=1:23.5
通過 35.3-47.4-59.5-71.3 上り 71.0-59.8-48.2-36.1
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
9 | シルクフォーチュン | 1.23.5 | 14-14 | 34.9 | ||
4 | トウショウカズン | 1.23.7 | 1 1/2 | 03-03 | 36.0 | |
11 | テスタマッタ | 1.23.7 | ハナ | 10-10 | 35.3 | |
15 | タイセイレジェンド | 1.23.7 | クビ | 01-01 | 36.3 | |
5 | ダノンカモン | 1.23.8 | クビ | 07-06 | 35.7 | |
12 | セイクリムズン | 1.24.4 | 3 1/2 | 07-09 | 36.2 | |
1 | ブライトアイザック | 1.24.4 | ハナ | 06-06 | 36.4 | |
2 | サクラシャイニー | 1.24.4 | ハナ | 14-14 | 35.8 | |
14 | ティアップワイルド | 1.24.4 | クビ | 04-04 | 36.5 | |
10 | セレスハント | 1.24.7 | 1 3/4 | 07-06 | 36.6 | |
3 | ダイショウジェット | 1.24.7 | クビ | 11-10 | 36.3 | |
8 | ヒラボクワイルド | 1.24.8 | クビ | 11-10 | 36.4 | |
7 | ゼンノベラーノ | 1.24.9 | 3/4 | 04-04 | 37.0 | |
13 | オオトリオウジャ | 1.26.0 | 7 | 02-02 | 38.5 | |
6 | フェラーリピサ | 1.26.5 | 3 | 11-10 | 38.1 | |
16 | エベレストオー | 中止 |
単勝 9 \950
複勝 9 \360 / 4 \750 / 11 \390
枠連 2-5 \8220 (27)
馬連 04-09 \15660 (41)
ワイド 04-09 \4240 (41)/ 09-11 \1980 (20)/ 04-11 \5210 (48)
馬単 09-04 \26230 (69)
3連複 04-09-11 \58390 (130/560)
3連単 09-04-11 \379550 (769/3360)
【ペース・展開おさらい】
トウショウカズンがハナに行くもがっちり押さえて、どうぞどうぞ状態…結果的に外目からタイセイレジェンドが出てのペースを作る…直前まで稍重だった馬場を考えると、テンの3つやそこから更に2つ含めた5F目までは、やはり遅めの流れだったと言っていいだろう。
【各馬寸評】
シルクフォーチュン:いつもの通り出は良くなく最後方から…直線もお約束で外に出してからは、真一文字に伸びての重賞2勝目。これまでのレースを見ていても、大体のレースで自身の脚は使えている馬で、今回だけ特別走ったという印象はない。またこの流れでの差し切り…という部分を評価すべきかもしれないが、今回は前を行った馬がさほど強くなかったというイメージもあるだけに、次以降も前で強い競馬をした馬は交わせないという事も出てくるだろう。
トウショウカズン:ハナに立つもがっちり押さえて3番手…直線も、前を行く2頭の間を割ってしっかりと伸びた。ただ今回はベストの舞台で流れに恵まれた印象も強いだけに、これで人気が上がるようならば、嫌ってみても面白いと思われる。
テスタマッタ:前半は後方2番手からの競馬だったが、こらえきれずに3角から進出開始…そのまま直線もしっかりと伸びた。基本的に掛かる馬だけに、これくらいの距離のほうがいいと思われるのだが、この距離でも鞍上が苦労するのは意外…ただしっかり押さえれば、これくらいはやれる馬だけに、G1の舞台でもメンバー次第では大仕事できる可能性をも秘めた馬と言えるだろう。
タイセイレジェンド:逃げても競馬出来るだけに、あのタイミングで行き切ってしまったのは良かったといえる。その分、自分の競馬が出来ただけに、これ以上を求めるのはやや酷かも…
ダノンカモン:序盤は先行集団を狙った競馬だが、最終的には中団に下がってしまっての競馬…先行チョイ差しが真骨頂の馬だけに、位置取り面で思うようにならなかったのは痛かったか…それでも最後は差を詰めてきているだけに、大きく評価を下げる必要は無いだろう。むしろ芝スタートで距離が伸びたほうが立ち回りやすい印象も受けるだけに、これで評価が下がれば儲けもの。
セイクリムズン:この馬も立ち回りとしては、いつもと違い少し後ろ気味から…ただベストレンジでの競馬だけに、位置取りの逆流を跳ね返して、もう少し何とかして欲しかったのが正直な所。
正直、勝ち馬のような極端な脚質でGⅠを…と言うのは、やはり恵まれないといけないだけに、大きく推すのは難しいですね…