京都6Fで4連勝…さて。~シルクロードS回顧~
です、です。
約2週間の日本滞在が終わりました。ラッキーにも香港行きの便にインボラUGでビジネスに座ることが出来ましたので、一気に回顧をしてしまおうとパチパチしております。すでに飲み過ぎのキライもあるのですがwww さて、先週は3重賞。特に重要度に差はないと思ったので、土曜日のシルクロードSからいってみましょう。
2012年 1月28日(土) 2回京都1日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第17回シルクロードS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝・内 1200m 16頭
LAP 12.0-11.0-11.1-11.0-11.3-11.9=1:08.3
通過 34.1-45.1-56.4-68.3 上り 68.3-56.3-45.3-34.2
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
7 | ロードカナロア | 1.08.3 | 09-09 | 33.6 | ||
13 | エーシンダックマン | 1.08.7 | 2 1/2 | 01-01 | 34.6 | |
10 | ケンブリッジエル | 1.08.7 | 頭 | 12-12 | 33.7 | |
15 | ツルマルレオン | 1.08.7 | クビ | 14-14 | 33.6 | |
14 | グランプリエンゼル | 1.08.7 | ハナ | 05-06 | 34.1 | |
5 | キョウワマグナム | 1.08.8 | クビ | 05-07 | 34.2 | |
12 | スペシャルハート | 1.08.8 | ハナ | 12-12 | 33.8 | |
4 | マジンプロスパー | 1.08.8 | ハナ | 04-03 | 34.4 | |
2 | スギノエンデバー | 1.08.9 | 3/4 | 11-11 | 34.0 | |
1 | サンダルフォン | 1.09.0 | 3/4 | 16-16 | 33.6 | |
6 | ダイワナイト | 1.09.1 | 1/2 | 14-14 | 33.9 | |
9 | ヘッドライナー | 1.09.2 | 1/2 | 02-02 | 34.9 | |
11 | アウトクラトール | 1.09.3 | クビ | 09-09 | 34.5 | |
16 | アポロフェニックス | 1.09.7 | 2 1/2 | 02-03 | 35.4 | |
3 | エーシンヴァーゴウ | 1.09.8 | 1/2 | 05-07 | 35.2 | |
8 | ダノンフェアリー | 1.09.9 | クビ | 05-05 | 35.4 |
単勝 7 \140
複勝 7 \110 / 13 \220 / 10 \2110
枠連 4-7 \340 (1)
馬連 07-13 \680 (3)
ワイド 07-13 \320 (3)/ 07-10 \2830 (30)/ 10-13 \13950 (77)
馬単 07-13 \850 (3)
3連複 07-10-13 \28960 (76/560)
3連単 07-13-10 \73940 (192/3360)
【展開・ペースおさらい】
逃げたい馬は他にもいたが、現役屈指のテンの速さを誇るエーシンダックマンが出ることで他の馬は敬遠気味…スタートすぐに完全一人旅となり、その結果前後半差が0.1というイーブンLapのレースとなってしまった。また馬場的に見ると、コース替わりで状況一変…差し馬がソコソコ届く馬場で合った事は付け加えておく必要があると言えよう。
【各馬寸評】
ロードカナロア:いつも以上に控えての中団からの競馬…勝負どころでも上手く動けずに内に押し込められるところもあったが、直線早々でうまく外に出すと、矢のように伸びてアッサリとセーフティーリードを確保してのゴール。これで京都6Fを4連勝、しかも4つの中で最も前傾が今回という典型的な後傾Lap巧者の走りだった。逆に言えば前傾への対応は微妙であり…これからの人気を考えれば、G1の舞台などでは、むしろ敬遠すべき材料なのかもしれないが、それすら跳ね返してしまうパフォーマンスと言っていい内容だった。
エーシンダックマン:いつもの通りハナでの競馬。無謀な馬が競りあってこない限り、マイペースで運べれば自分の力が出せるだけに、ここも力は出しきれたといっていいだろう。ポイントは現役屈指の速さを持っているにも関わらず、必要以上に競られると脆いという所。今のところはダッシュ力の速さで他馬が諦めるような形になっているが、それがかなわない時には意外と無残な結果になることは覚えておいたほうがいい。
ケンブリッジエル:あわや連対の意外な3着…基本的には速すぎないLapに適正があるのだが、ここでの好走は完全に想定外…現状では次以降も軽ハンデで適正の高いペースならば…と言ったところか。
ツルマルレオン:4角までは内目を通し、直線だけ外に…上がり最速タイで前に迫った。馬場的に恩恵があった事はあるものの、内回りはさほどではなく、まして流れを考えれば自分の脚は使えた結果と言えるだろう。本質はもう少し厳しい流れのほうが力を出せる馬だけに、次以降も狙い目が立ったと言えよう。
グランプリエンゼル:外目から先行策の正攻法…すぐ外を通る勝ち馬に脚色に圧倒されてしまったが、自身の脚は使えていると思われる。激流以外ならば力は出せると思われるが、力的にここで圧倒できるものもないだけに、圏内にはいるかどうかはその時次第と言わざるを得ない。
エーシンヴァーゴウ:すんなりと好ポジションを取れたが、後はペースの遅さに四苦八苦状態。休み明けだけもあって今回は参考外と言っていい。ただもともと折り合いが苦しい馬だけに、その辺りは中止して見ておいたほうがいいだろう。