ちょっと興ざめでした。いろんな意味で~有馬記念回顧~
です、です。
いやぁ…アメブロの障害には参りました。張り切って全頭コメントなんてのも考えてたりしたんですがねぇ。25日未明から全く繋がらなく(ログインできなく)なりました。それでもそのうち復旧するでしょと楽観的に別のテキストファイルにエントリを書き上げていったのですが、それすら披露する事無く、レースが終了…今に至るわけです。ぶっちゃけ3連複は取りましたので、完全後付エントリを週中に上げてやろうとは思っていますが、まずは回顧からですね…いろんな方が仰っているように、虚無感すら漂った今年のグランプリだったように思います。
2011年12月25日(日) 5回中山8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【10R】 第56回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝2500m 14頭
LAP 6.8-12.0-12.4-12.1-13.1-14.4-14.3-13.0-12.0-11.9-11.4
通過 31.2-43.3-56.4-70.8 上り 70.9-57.9-45.9-34.0
馬 印 馬名 タイム 着差 通過順位 上3F 9 × オルフェーヴル 2.36.0 11-10-08-05 33.3 5 ◎ エイシンフラッシュ 2.36.1 3/4 05-05-06-05 33.6 7 トゥザグローリー 2.36.1 クビ 08-07-10-08 33.3 14 ルーラーシップ 2.36.2 3/4 11-10-11-11 33.2 10 トーセンジョーダン 2.36.3 クビ 03-03-03-03 33.9 3 ▲ ヒルノダムール 2.36.4 3/4 06-07-08-08 33.7 1 ○ ブエナビスタ 2.36.5 3/4 04-03-03-03 34.1 2 ヴィクトワールピサ 2.36.5 ハナ 02-02-02-02 34.3 13 レッドデイヴィス 2.36.5 クビ 06-05-03-05 34.1 12 × アーネストリー 2.36.6 クビ 01-01-01-01 34.6 11 ジャガーメイル 2.36.8 1 1/2 09-07-06-08 34.2 8 ローズキングダム 2.37.1 2 11-13-13-13 34.0 6 キングトップガン 2.37.4 1 3/4 09-10-11-12 34.5 4 ペルーサ 取消
単勝 9 \220
複勝 9 \140 / 5 \490 / 7 \740
枠連 4-6 \2500 (10)
馬連 05-09 \3170 (10)
ワイド 05-09 \1020 (8)/ 07-09 \1660 (16)/ 05-07 \5630 (46)
馬単 09-05 \3650 (13)
3連複 05-07-09 \24290 (64/286)
3連単 09-05-07 \78260 (207/1716)
どうしても行きたくなかったアーネストリー…1周目の4角~直線で外を回ってみたり、挙句の果てには2角近辺で14秒台までLapを落とす暴挙(あえてそう書く)に出たものの、後続は折り合いに専念するばかり…結果的に残り5つで12秒台にペースが上がってロングスパート戦…という範疇のレースに見えるかもしれないが、それ以上に強烈なのが上がり3つが11.4-11.3-11.3=34.0であり、そして前述のキャンター同然の前半のペース…そこから考えると瞬発力はさほど関係ないものの、ただただ速い上がりが出せるかどうか…それだけのレースだったということである。
ペース適性を抜きにて、位置取りから考えてみると、前で競馬出来る馬に有利な状況であった…少なくともブエナビスタとの比較ならば、ブエナに分があったことは間違いない。そのビハインドを自らの力でこじ開け、ねじ伏せたのがオルフェーヴル。流れを併せて考えれても、着差以上の力差があったと言えるレースだった事は間違いない。ただ密集馬群を持続力で突き抜けるには多少ロスがあっても外目を勢いを削がずに走ったほうが有利になるだけに、通った位置取りに関しては、ロスでも何でもなく鞍上を称えるべき点だろう。いずれにせよ、国内の馬を相手にしている以上は、あまり死角らしい死角がないと思われる。
2着はエイシンフラッシュ…個人的には想定通りの先行策。ペースが落ちた時に行きかけたがしっかりと耐えて、後はペースに併せてのギアアップ。小回りに対応した器用な走りで馬群を抜けてきた。ロスのない競馬とパーフェクトな立ち回りがある分、必要以上の評価はしなくてもいいが、コレくらいは普通にやれる馬だけに、今後も注目が必要といえる。
2年連続の3着はトゥザグローリー…こちらも後ろからの競馬。直線までは内を選択したが、前が塞がりかける所をヒルノダムールに押されるように外に進路を向けると、うまく前が空いてロス無く前を交わすことが出来た。この馬もロングスパート戦の中で速い上がりを出せる馬…また天皇賞の走りを考えれば、これくらいやれて当たり前と言えるだろう。本来折り合いには心配のない馬だけに、天皇賞でのリベンジも期待できるのではないだろうか。
ペース適性と言う面ではルーラーシップも同様…その上、勝ち馬の所で書いたような立ち回りが出来た事も大きい。この馬は跳びが大きいだけに余計にその部分の恩恵があったと推測される。こちらも来年が楽しみな一頭と言えよう。
さて…ブエナビスタ。この馬にも適正が無いわけではないだけに、やはり引退レースだった事が微妙に影響していたのは間違いない。今後はペース適性を語ることもないだけに、特に何も書くつもりもないが、大きな故障無く、第一線を張り続けてきたこと、そしてそれが牝馬である事を思えばやはり驚異的…今後、こんな馬が出るかどうかすら分からないレベルである事は間違いない。
このようなレースになったのは誰も逃げたくなかったことに加え、「さすがにココまで落とせば誰かが行くだろう」と思った14秒台連発の部分でも、誰も(特に番手のヴィクトワールピサが)動かなかった事も一つの原因と言えると思います。それぞれの思惑が展開とペースを作るのですが、さすがにココまでは…何とか勝ち馬がそれなりに強い所を見せたからなんとなく収まりがついたようなレースでしたね。
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