デコボコLapには要注意~中日新聞杯回顧~
です、です。
2011年12月10日(土) 5回小倉5日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第47回中日新聞杯
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 18頭
LAP 12.3-11.2-11.6-12.4-11.7-12.0-12.4-11.8-11.6-12.6=1:59.6
通過 35.1-47.5-59.2-71.2 上り 72.1-60.4-48.4-36.0
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
12 | コスモファントム | 1.59.6 | 05-05-05-04 | 35.6 | ||
7 | × | ゲシュタルト | 1.59.6 | クビ | 11-11-08-04 | 35.3 |
13 | ダノンバラード | 1.59.6 | ハナ | 07-08-05-02 | 35.6 | |
3 | × | エクスペディション | 1.59.8 | 1 1/4 | 10-08-08-08 | 35.5 |
5 | × | マイネルスターリー | 1.59.9 | クビ | 13-13-12-10 | 35.4 |
8 | ▲ | エーシンジーライン | 1.59.9 | クビ | 02-02-02-01 | 36.2 |
6 | トップゾーン | 1.59.9 | 頭 | 03-03-04-04 | 36.0 | |
4 | ユニバーサルバンク | 2.00.0 | クビ | 12-11-12-13 | 35.5 | |
11 | オールアズワン | 2.00.1 | 1/2 | 17-17-17-16 | 34.9 | |
14 | シャドウゲイト | 2.00.2 | 3/4 | 03-03-03-02 | 36.4 | |
9 | ダンスインザモア | 2.00.5 | 1 3/4 | 14-15-16-16 | 35.6 | |
17 | マヤノライジン | 2.00.6 | 3/4 | 05-05-07-10 | 36.5 | |
16 | キタサンアミーゴ | 2.00.7 | 1/2 | 07-08-08-10 | 36.4 | |
15 | ドモナラズ | 2.00.7 | ハナ | 14-14-14-14 | 36.1 | |
1 | サンライズベガ | 2.00.9 | 1 | 07-07-08-08 | 36.7 | |
18 | サンライズマックス | 2.00.9 | ハナ | 16-16-15-14 | 36.2 | |
2 | ◎ | オースミスパーク | 2.01.2 | 2 | 01-01-01-04 | 37.6 |
10 | トウショウウェイヴ | 2.01.7 | 3 | 18-18-18-18 | 36.2 |
単勝 12 \5510
複勝 12 \980 / 7 \290 / 13 \160
枠連 4-6 \6910 (21)
馬連 07-12 \17240 (45)
ワイド 07-12 \4400 (45)/ 12-13 \2470 (22)/ 07-13 \640 (5)
馬単 12-07 \42750 (91)
3連複 07-12-13 \17840 (53/816)
3連単 12-07-13 \205710 (503/4896)
大方の予想通りオースミスパークのペースメイク…ただ数字上はえらく凸凹したLap構成になっているが、レーシングビュアーと全周パトロールを見るかぎりはそんな事はない。BERA-an実測での推定Lapは…
12.7-11.1-11.6-12.0-12.0-11.9-12.3-11.9-11.9-12.1=1:59.6
こんな感じ。少し離すような逃げになって5Fでコンマ8秒差がついており、それが6F目でコンマ6秒、7F目でほぼ差が無くなったことを考えれば、後続に関しては、ほぼ緩むことのない一貫Lapでの勝負になったということになる。
勝ったコスモファントムは正攻法と言える競馬…勝負どころでは激しく手が動いたものの、それに合わせてジリジリとしぶとく伸びて久々の重賞タイトルとなった。サマー2000では不甲斐ない結果に終わっており人気を落とす格好になっていたが、ペースを考えればコレくらいはやれて当然の馬と言う事。更に上のクラスではどうかだが、小回り10Fという舞台ならば、安定感は微妙ではあるが、常時注意が必要な馬といえよう。
2着ゲシュタルトはどんな流れでも対応できるという能力を得た代わりに、勝利へのあと一歩を手放してしまったかのような結果…今回は捲るように前を捕らえにかかったが、後一頭に届かなかった。思えば昨年のこのレースも2着だったコスモファントムの後塵を拝しており、序列的にはそんな感じで捉えておけばいいだろう。
3戦連続で3着のダノンバラード…復帰直後のアンドロメダSとはまるで違う流れになったのだが、重賞勝ちの舞台を考えれば、緩まない流れの方に適正があるのではないかと推測できる。今回はある意味鞍上が完璧とも言える競馬をしたように見え、それでいてこの結果だけに、今後も人気するようであれば、嫌って妙味ある馬になりそうな気配。
4着エクスペディションは2着馬がスムーズに上がっていくのを尻目に内で激しく手が動きながらの対応…ムチも早めに飛んで、一杯一杯になりながらも何とか伸びて掲示板確保…この馬も小倉実績をかわれての人気だったが、ここでスンナリと対応できるほど甘くはなかったということだろう。5着マイネルスターリーは位置取り的には苦しかったものの、ロス無く乗られてよく伸びた…その内、穴をあける日が来そうな気配。また、一貫Lapで早めに先頭に立たされる誤算がありながら止まっていないエーシンジーラインと、意外な先行策でペースも合わない中で踏ん張ったトップゾーンも、このレベルでの争いならば、馬券になってもおかしくない存在と言えよう。
確かに小倉の通過Lapは取りづらい…特に向正面は難しい…のですが、さすがにもうちょっとしっかりと取って欲しいものですね…
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