重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

恐るべしビワハイジ…~阪神ジュベナイルフィリーズ回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

「勝たれたら仕方ない…」と思っていた馬に勝たれてしまったので、ある意味すっきりしております。それにしてもビワハイジの活力には恐れ入りますとしか言い様が無い…言わすと知れたブエナビスタの他にも、トーセンレーヴアドマイヤオーラアドマイヤジャパン…そういやビワハイジ自身もエアグルーヴを押さえてこのレース勝ってましたね~。ま、いいや。早速参りましょう。


2011年12月11日(日) 6回阪神4日 天候: 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第63回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外1600m 18頭

LAP 12.6-11.1-12.1-12.2-12.2-11.7-11.0-12.0=1:34.9
通過 35.8-48.0-60.2-71.9  上り 71.2-59.1-46.9-34.7

  

馬名タイム着差通過順位上3F
13ジョワドヴィーヴル1.34.909-1034.1
11アイムユアーズ1.35.32 1/204-0434.9
18サウンドオブハート1.35.3ハナ03-0335.0
8イチオクノホシ1.35.41/211-1134.5
1アンチュラス1.35.4クビ09-0734.8
17ガーネットチャーム1.35.5クビ16-1534.3
14プレノタート1.35.512-1234.5
16エピセアローム1.35.5クビ04-0635.0
4マイネボヌール1.35.61/216-1534.4
15
トーセンベニザクラ1.35.6ハナ12-1234.6
5ファインチョイス1.35.81 1/402-0135.6
10
アナスタシアブルー1.35.91/207-0735.3
9ナオミノユメ1.36.03/415-1534.8
3アラフネ1.36.31 3/412-1235.3
12
ラシンティランテ1.36.51 1/401-0236.3
6スイートスズラン1.36.5クビ18-1834.8
7レディーメグネイト1.36.71 1/407-0736.1
2
エイシンキンチェム1.36.81/204-0436.4

単勝  13 \680
複勝  13 \280 / 11 \330 / 18 \210
枠連  6-7 \880 (3)
馬連  11-13 \4870 (28)
ワイド 11-13 \1820 (31)/ 13-18 \810 (4)/11-18 \1410 (19)
馬単  13-11 \8270 (39)
3連複 11-13-18 \9370 (33/816)
3連単 13-11-18 \62850 (250/4896)
  
先行策を取ると思われていたスイートスズランがまさかの出遅れで、行く馬がいない序盤…結果、掛かり気味にラシンティランテとファインチョイスが先頭…それにサウンドオブハートアイムユアーズエイシンキンチェムなどが続く展開になった訳だが、隊列は終始一団…テンの35.8はやや遅めも、そのままのペースで中盤に突入…それが直線まで続いて、残り2Fでのギアアップ開始というレースになってしまった。

このレース自身のレベルがどうだったかは置いておくとして、求められたペース適性は位置取りによって全く違うレースになったように思える。まずは1着馬から見ていこう。

ジョワドヴィーヴルは折り合いばっちりで中団から…直線だけ外に振ると残り4Fから一気に伸びて坂の上りで勝負をつけてしまった。この馬に求められたのはもちろん瞬発力…この馬の場合は新馬で見せた切れ味をそのまま見せたことになる。縦長にならずに前までの差があまり無かったことが、圧勝劇につながった所もあるのだが、それを差し引いてもちょっと力が違う内容だった。現状で切れ味面での評価しかできないものの、姉含めた昨年までの勝ち馬達もこの時点では似た様な評価だっただけに、決めつけてしまうのは早計…とにかくまだ奥があると思っておこう。

2・3着馬は前目からレースしたクチ。この馬は勝ち馬に交わされるまではほぼLap通りのLapで走破していた訳で、やはり強調すべきは持続力面だろう。先団を進んだ馬たちの中でも、いち早く折り合いをつけることが出来たのも大きいが、それまでのレースで見せていた持続力を発揮したと言える。逆に切れ味面ではさほど評価はできないことがわかった分、今後は狙えるレースが限られてきた…そんな印象。

4着イチオクノホシも勝ち馬同様に切れ味を全面に押し出した競馬…勝ち馬の内をピタリとくっついて進路を確保した。勝ち馬には遠く及ばないものの、キレが求められる舞台では確実に脚を使っており、今後もキレ重視の舞台で狙えそうだ。一方、内ラチ沿いベッタリのアンチュラスはペースが上がった所での対応を見るかぎり瞬発力より持続力を評価すべき内容…ただ流れと位置取りに恵まれた面もある事は覚えておこう。

その他では最後方から上がり2位の脚で大外を差し込んできたガーネットチャーム。この馬も1戦1勝での参戦でロスの多い競馬の割には、決め脚は目立っていたのでちょっと注目しておきたい一頭。また、ハナで競馬させられるような形になったファインチョイスとラシンティランテは、折り合い面でも相当苦労していた感じも見られたし、本来の持ち味を出す事無いまま、終戦してしまっただけに、ここは参考外としておきたい。

スローの凡戦と見る向きもあるでしょうが、勝ちタイムは09年のアパパネと同じ…少なくとも勝ち馬は歴代の勝ち馬たちと比較しても遜色ないパフォーマンスだったと思います。世代2番手以降に関しては、これから台頭してくる馬でも十分間に合いそうな気もしますが…




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