古豪復活…でいいのか?~ステイヤーズS回顧~
です、です。
ここ1ヶ月ほど、ものすごくPCの調子が悪いです…元々電化製品の運は良くて、買ってすぐに調子が悪くなったりなんて事はまず無く、人並み以上に長持ちするタイプ(タイプという言い方は変かもしれないですね)なんですが、このPCはもうすぐ2年…何の機嫌が悪いんだかは分かりませんが、仕事…に加え、競馬のデータのまとめにも頻繁に使うExcelがめちゃくちゃ重いのがかなりのストレスです。MyPC 5台目にして初めてリカバリってのをやらなければイケないかもしれませんね…って、すでにバックアップ用のハードディスクは買ってるんですが。
2011年12月 3日(土) 5回中山1日 天候 : 晴 馬場状態 : 不良
【11R】 第45回スポーツニッポン賞ステイヤーズS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 3600m 16頭
LAP 12.4-11.5-12.7-12.2-12.2-13.6-13.5-13.3-13.6-13.4-13.3
通過 36.6-48.8-61.0-74.6 上り 75.9-63.0-50.4-37.5
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
9 | マイネルキッツ | 3.50.8 | 09-10-02-01 | 37.4 | ||
3 | イグアス | 3.51.0 | 1 1/4 | 06-07-08-02 | 37.3 | |
13 | トウカイトリック | 3.51.6 | 3 1/2 | 16-15-12-08 | 37.6 | |
10 | ピエナファンタスト | 3.51.8 | 1 1/4 | 15-15-15-13 | 37.5 | |
5 | ナムラクレセント | 3.51.9 | 1/2 | 09-09-04-02 | 38.3 | |
15 | メイショウクオリア | 3.52.2 | 1 3/4 | 06-06-10-07 | 38.4 | |
1 | フォゲッタブル | 3.52.6 | 2 1/2 | 03-03-04-05 | 39.1 | |
7 | モンテクリスエス | 3.52.8 | 1 1/2 | 12-12-12-11 | 38.8 | |
4 | ヤングアットハート | 3.52.9 | 1/2 | 14-14-14-13 | 38.8 | |
12 | マイネルアワグラス | 3.53.2 | 2 | 06-07-04-08 | 39.6 | |
2 | ビートブラック | 3.53.7 | 3 | 09-10-08-11 | 40.0 | |
16 | ドリームセーリング | 3.54.0 | 1 3/4 | 01-01-01-02 | 40.7 | |
14 | ゴールデンハインド | 3.54.5 | 3 | 05-04-04-08 | 41.0 | |
6 | ネコパンチ | 3.54.5 | クビ | 02-02-02-05 | 41.2 | |
11 | エジソン | 3.54.7 | 1 1/4 | 12-12-10-15 | 40.9 | |
8 | ビッグウィーク | 4.08.4 | 大差 | 04-04-16-16 | 53.4 |
単勝 9 \820
複勝 9 \310 / 3 \410 / 13 \930
枠連 2-5 \2730 (12)
馬連 03-09 \5050 (18)
ワイド 03-09 \1940 (22)/ 09-13 \3910 (41)/ 03-13 \6530 (57)
馬単 09-03 \11980 (41)
3連複 03-09-13 \75170 (168/560)
3連単 09-03-13 \410950 (822/3360)
腹くくって行くケースが意外と多い荻野クンがあやつるドリームセーリングのペース。結果5F通過の61.0は過去10年で2番目の速さ…馬場的には3600mで5秒位は余分に掛かっている馬場だっただけに、実質かなりのペースで5Fを走ったと考えていいだろう。ただこの時点で長距離レースらしい縦長の展開にはさほどなっていなかった事から、前半はどの馬も比較的苦しめのレースをしたと考えていい。その分だろうか…ただ6F目からの7つは全て13秒台で推移…馬群はグッと凝縮して淡々とレースが進み大きく息が入ることになる。そして残り6F…通常この辺り、いや最低でも残り5F辺りからのロングスパート戦になるのが基本なのだが、今年はここでもさほどペースが上がらず…更に残り4つ目で12.9とペースが落ちた上での末脚勝負…デフォルトとはまるで違うものの、直線でバッタリと止まってしまったことを考えると、前半のお釣りを中盤の緩みでは消化できずに重馬場でひたすらスタミナが求められたレースだったと言う事が言えるだろう。
勝ったマイネルキッツは勝ち鞍から見て分かるとおりに、残り4Fから仕掛けて先頭に立っても、後続を完封するだけのスタミナには絶対の自信を持っている馬だったという事。それを考え早めに動いた鞍上の好判断はあったものの、このレースを見るかぎりはそれ以上でもそれ以下でもない。少なくとも来年を見据えてどうこう言える内容ではなかった事は間違いなく、貫禄勝ちではあるものの、復活なのかは現時点ではよく分からないと言わざるをえない。
意外な収穫だったのが3歳馬イグアス…勝ち馬を唯一追いかけるように進出し、坂でもあまり脚が衰えずに前に唯一迫った。緩めの京都4F上がり勝負を得意としている馬が、ここで好走するのは珍しく、逆に春天への適性が高そうに見えたのはこの馬だったりする。
スタミナを求められるレースだったことを如実に表しているのが、トウカイトリックの激走…各馬がバタバタしている所を後方のインからスルスル上がっていき、直線で外に出してよく伸びた。まぁ次買うことはないかなぁという激走と言うことで良いだろう。
5着ナムラクレセントは勝ち馬とほぼ同一も4角での手応えは雲泥の差…ペース的にはやれない事はないのだが、ムラがあるだけに買い時は慎重に検討する必要がある馬…1番人気を裏切ったビートブラックは、流れはともかく少なくとももう少し上がりの時計で勝負するレースじゃないと厳しかったということだろう。
距離的にもそうですが、今年はそれに加えて馬場状態も特殊なものになってしまいましたのdで、参考外と言わざるを得ないですかね。