京都6F→後傾Lap→??~京阪杯回顧~
です、です。
広州に戻って参りました。普通に温かいのですがさすがに28度もあると…な感じ、というか、異常ですわ。体調はあまり戻って来ませんが、明日から2日間は来客ですので早めにUPしておきます。
2011年11月26日(土) 6回京都7日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第56回京阪杯
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・内 1200m 15頭
LAP 12.5-11.1-11.0-11.1-11.0-11.4=1:08.1
通過 34.6-45.7-56.7-68.1 上り 68.1-55.6-44.5-33.5
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
3 | ロードカナロア | 1.08.1 | 04-03 | 33.3 | ||
11 | グランプリエンゼル | 1.08.3 | 1 1/2 | 08-07 | 33.2 | |
7 | ワンカラット | 1.08.4 | 1/2 | 04-03 | 33.6 | |
6 | ナイアード | 1.08.5 | 3/4 | 01-01 | 33.9 | |
1 | ミキノバンジョー | 1.08.5 | 頭 | 10-10 | 33.2 | |
9 | ジョーカプチーノ | 1.08.6 | 1/2 | 02-02 | 34.0 | |
5 | キョウワマグナム | 1.08.7 | クビ | 08-07 | 33.6 | |
8 | ワイルドラズベリー | 1.08.7 | クビ | 10-10 | 33.4 | |
4 | アウトクラトール | 1.08.8 | クビ | 14-14 | 33.2 | |
2 | コパノオーシャンズ | 1.08.8 | クビ | 14-14 | 33.2 | |
13 | ケイアイアストン | 1.09.1 | 2 | 04-06 | 34.2 | |
10 | アーバンストリート | 1.09.3 | 1 1/4 | 13-12 | 33.8 | |
14 | ショウナンカザン | 1.09.5 | 1 1/4 | 07-09 | 34.4 | |
15 | ブラウンワイルド | 1.09.7 | 1 1/4 | 10-12 | 34.4 | |
12 | アーバニティ | 1.09.9 | 1 1/2 | 03-03 | 35.2 |
単勝 3 \160
複勝 3 \110 / 11 \260 / 7 \350
枠連 2-6 \1250 (5)
馬連 03-11 \1350 (4)
ワイド 03-11 \490 (3)/ 03-07 \580 (5)/ 07-11 \1740 (18)
馬単 03-11 \1690 (5)
3連複 03-07-11 \3880 (10/455)
3連単 03-11-07 \13020 (35/2730)
ロードカナロアが好発もナイアードがアッサリとハナで、番手の馬たちはガッチリと手綱を押さえながらの追走。6F戦だけに緩みが無いのは当たり前なのだが、全ての区間で10秒台が一つも入らない緩めのワンペース…前に行った馬たちの我慢比べのレースではなかったことは間違いない。
そんな中、短距離王国安田厩舎より新たなスター候補が誕生したわけだが、この馬、実はこのレース含めて過去3走全て京都6Fで、しかも後半のほうが速い後傾Lapでの勝利。京都6Fは他場とはちと違うLap形態を示すコースだけに、このコースだけで好走を重ねていると言う事=他場でも…という図式は現時点で裏付けがないと言う事は覚えておきたい。速い逃げ馬の番手に構えるような展開になった時にどうなのか…この辺りが次以降の試金石と言えるだろう。
2着グランプリエンゼルは中団内目を追走し、直線は上手く外目に前が開いてしぶとく伸びてきた。力のいる馬場も合っていたのだろうが、何より鞍上との相性が抜群なだけに、その辺りも好走に大きく寄与したのではないだろうか。ただ決して決め手があるタイプではない割には、前に行く脚も持っていないだけに、安定して結果を残せるタイプではない。
ワンカラットも先団からしぶとく脚を伸ばしての3着…ただ位置取りと流れに恵まれた背景もあるだけに、個人的には次以降も様子見しながらという感じにしておきたい。4着ナイアードはペースが全て…次はうまくいくとは限らない。5着ミキノバンジョーもここ2走は京都6Fの後傾Lap…決してスプリンターではないと思える内容で、他場で穴人気するのであれば、嫌っていく方向で考えたいが、逆に苦しいレースになり距離延長の阪神C辺りはオモシロイ所があってもおかしくないか。
最後にジョーカプチーノ…前走はスピードに乗せてペースを作ったのに、今回はまたまた控える策…手が変わった事が影響したのかもしれないが、陣営はこの馬の適正に早く気づくべき…そして来年の高松宮記念を逃げきって頂きたい。
↑でも書きましたが、京都の6F戦は基本的にテンから緩め…今回のように6Fらしくない流れになるケースもあります。そこでの好走は他場の6Fに繋がるものではないという事は頭に入れておきましょう。