アンカツ…むぅ~ジャパンカップ回顧~
です、です。
中国の北の方はこの時期になると蒸気による床暖房が入ります。一冬○○元みたいな感じで、契約した家の床に蒸気暖房が常時入るのですが、厄介なのが基本的に温度の調整ができずに、相当暖かいと言う事…てなもんで、外気温氷点下なのに定期的に窓を開けて空気を入れ替えたりしなければならないのです。でもって、部屋の中は半袖で余裕…なんなら全裸でも問題ないレベル。
そして激乾燥状態…何が起こるか分かりますよね?そんな感じでフラフラになっております。
2011年11月27日(日) 5回東京8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【10R】 第31回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2400m 16頭
LAP 13.0-11.7-12.4-12.5-12.2-12.3-12.5-11.9-11.2-11.0-11.5-12.0=2:24.2
通過 37.1-49.6-61.8-74.1 上り 70.1-57.6-45.7-34.5
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | ○ | ブエナビスタ | 2.24.2 | 06-06-09-06 | 33.9 | |
16 | トーセンジョーダン | 2.24.2 | クビ | 02-02-02-03 | 34.3 | |
1 | ジャガーメイル | 2.24.5 | 1 3/4 | 09-08-12-09 | 34.0 | |
5 | トレイルブレイザー | 2.24.6 | 1/2 | 03-03-04-04 | 34.6 | |
12 | ウインバリアシオン | 2.24.7 | 3/4 | 13-15-02-02 | 35.0 | |
13 | デインドリーム | 2.24.7 | クビ | 13-11-12-13 | 34.0 | |
14 | シャレータ | 2.24.9 | 1 1/4 | 06-08-09-09 | 34.4 | |
15 | × | エイシンフラッシュ | 2.24.9 | クビ | 09-11-11-09 | 34.4 |
3 | ◎ | ローズキングダム | 2.25.0 | 3/4 | 06-06-07-06 | 34.7 |
4 | オウケンブルースリ | 2.25.0 | 頭 | 11-14-15-14 | 34.1 | |
6 | × | トゥザグローリー | 2.25.0 | ハナ | 04-04-04-04 | 34.9 |
9 | サラリンクス | 2.25.1 | クビ | 13-13-14-14 | 34.3 | |
8 | ヴィクトワールピサ | 2.25.8 | 4 | 16-16-15-14 | 35.0 | |
11 | ミッションアプルーヴド | 2.25.9 | 3/4 | 01-01-01-01 | 36.2 | |
10 | キングトップガン | 2.26.5 | 3 1/2 | 04-04-04-06 | 36.2 | |
7 | ペルーサ | 2.26.7 | 1 1/4 | 11-08-07-09 | 36.2 |
単勝 2 \340
複勝 2 \140 / 16 \430 / 1 \1660
枠連 1-8 \970 (4)
馬連 02-16 \2300 (8)
ワイド 02-16 \980 (9)/ 01-02 \3800 (40)/ 01-16 \15860 (81)
馬単 02-16 \4180 (14)
3連複 01-02-16 \80880 (165/560)
3連単 02-16-01 \324680 (731/3360)
ミッションアプルーヴドの単騎…3F:37.1~5F:61.8共に近年最遅レベルの通過で、想定通りの上がり偏重勝負と誰もが思った。その予測を打ち破ったのはウインバリアシオン@安藤勝己…たちまちレースは上がり5つ目の11.9から始まる上がるロングスパート戦に変貌…特に4角カーブの上がり4つ目が11.2とかなり速いペースで直線に入り、ラストは12.0とLapを落とす苦しめのLapとなってしまった。
結局、この動きに対応できた馬、対応出来なかった馬…悲喜こもごもという事になるだろうが、そのまま行けば中団から間違いなく上がり最速レベルのキレが使えるブエナビスタにとっては歓迎材料ではなかったと思われる。それでもインで我慢を重ねて、直線はやや外に導きながら、最後の最後で前を行くトーセンジョーダンを捕えての雪辱達成。底力勝負でも極めて高いパフォーマンスが出来る馬ではあるのだが、立ち回りでカバーする事が出来たのが大きいだろう。有馬記念への適性は言わずもがなではあるが、なにより最初で最後の3冠馬とのマッチアップはやはり注目しておきたい。
2着トーセンジョーダンはそのままのペースで上がり勝負になっていたらどうなっていたのか…最後にLapが落ちたところでブエナに並びかけられても、簡単に抜かせなかった辺りはこの馬の持続力性能の賜物であり、そういう意味ではアンカツ様様と言ったところだろう。また、大外から番手に張っていった鞍上のファインプレーも光ったと言える。有馬記念でも適正上位には違いないが、元々は勝負どころでの反応が鈍く、直線短いコースは今ひとつに映るだけに、その辺りはアタマに入れておこう。
インバイアスの恩恵を目一杯に受け取ったのがジャガーメイル。更に前半のペースが緩く、枠なりに進めても中団で競馬が出来たこと、後傾でも瞬発力を求められない流れになったことなど、すべての面でこの馬にプラスに働いたと言っていいだろう。ただ中山が合うキャラではない事を併せて考えても、有馬では買おうとは…思えない。
トレイルブレイザーもアンカツと馬場の恩恵を受けた馬と言える…次は香港なだけに語る必要はないかと思うのだが、瞬発力を必要としない舞台ならば、かなり好走パターンが広い馬なだけに、今後も注意が必要な馬と言えよう。また、張本人ウインバリアシオンは上がりに寄ったレースがいいだけに、自爆覚悟のロングスパートに見えたが、意外な粘りを発揮した。ただ、この戦法は事前に決められていたものではなく、出し抜けに近いものがあるだけに、この結果だけで持続力性能ありと決め付けるのはちと早いような気もする。
そして1番人気の凱旋門賞馬…鞍上は6Rで同距離のレースに乗って追い込んで3着(1番人気)だったのだが、それは前に明らかに苦しいペースであったからで、今回のペースで大外を回して届かせるのは難しいだろう。そういう意味では、東京の馬場をもう少し分かった鞍上のほうが良かったのかもしれない…むしろ、あの乗り方で6着まで来れたのは能力の証と考えるべきだろう。やはりキレ<底力の判断でいいと思う。
後、ペルーサやヴィクトワールピサ辺りはちょっと判断に苦しむ内容なのだが、トゥザグローリーはペース的にもピタリだったのでもう少し頑張って欲しかった…また、エイシンフラッシュは前走の影響かかかりまくっていただけに、ちょっと参考外…◎ローズキングダムに関しては、アンカツを恨む以外他ない…
最後、やっつけになってしまいましたが、時間的制約がありまして…ご了承ください。