この馬場では…~東京スポーツ杯2歳S回顧~
です、です。
日本からの連絡が少ないと思ったら、今日は祝日なんですねぇ。こっちは普通に仕事なんですが、こっそり上げておくことにします。
2011年11月19日(土) 5回東京5日 天候 : 雨 馬場状態 : 不良
【11R】 第16回東京スポーツ杯2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) 芝 1800m 15頭
LAP 13.3-11.9-12.3-12.9-13.2-13.2-12.2-11.5-12.2=1:52.7
通過 37.5-50.4-63.6-76.8 上り 75.2-62.3-49.1-35.9
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
13 | ディープブリランテ | 1.52.7 | 02-02-02 | 35.9 | ||
15 | フジマサエンペラー | 1.53.2 | 3 | 03-03-04 | 36.1 | |
10 | マイネルディーン | 1.53.2 | 頭 | 06-07-07 | 35.9 | |
14 | ジャスタウェイ | 1.53.5 | 1 3/4 | 06-06-06 | 36.3 | |
5 | エネアド | 1.53.5 | クビ | 12-11-11 | 35.9 | |
11 | アドマイヤリリーフ | 1.53.6 | クビ | 13-12-11 | 35.9 | |
6 | ピタゴラスコンマ | 1.53.6 | クビ | 06-07-07 | 36.3 | |
7 | マデイラ | 1.53.8 | 1 1/4 | 09-09-09 | 36.4 | |
12 | マイネルロブスト | 1.53.8 | クビ | 03-03-03 | 36.8 | |
9 | ホーカーテンペスト | 1.54.4 | 3 1/2 | 14-14-14 | 36.6 | |
8 | キングクリチャン | 1.54.7 | 2 | 09-09-10 | 37.2 | |
3 | キープビリービング | 1.54.8 | 1/2 | 01-01-01 | 38.0 | |
1 | クラレント | 1.54.9 | クビ | 11-13-14 | 37.1 | |
4 | フクノツール | 1.56.1 | 7 | 14-14-11 | 38.5 | |
2 | アグン | 1.57.0 | 5 | 03-03-04 | 39.9 |
単勝 13 \240
複勝 13 \150 / 15 \900 / 10 \2480
枠連 7-8 \670 (2)
馬連 13-15 \5970 (24)
ワイド 13-15 \2140 (26)/ 10-13 \6400 (49)/ 10-15 \23270 (73)
馬単 13-15 \7680 (28)
3連複 10-13-15 \137760 (180/455)
3連単 13-15-10 \525650 (774/2730)
キープビリービングがハナも、他のメンツは静観で、自身の折り合いに専念する展開…馬場的には推定3秒以上余計にかかっていた事を差し引いても、5F通過の63.6は遅いと言える。後は直線まで溜めての末脚勝負…不良馬場ながら求められたのは一瞬のギアアップ能力ということだ。
ディーププリランテは必死に押さえながらの前半戦も、直線で軽く仕掛けるとグンと伸びてそのままシャットアウト。出負けしながら前をアッサリと捉えた新馬戦同様に高い瞬発力を示した結果となった。この馬場での結果だけに一概には言えないが、新馬戦と併せて考えると、一介の瞬発力特化型と言うわけでもなさそうだ。朝日杯は置いておくにせよ、来年はそれなりに良い所があるであろう一頭。
2着以下の上位馬に関しては、馬場適性は位置取りの妙があっただけに、額面通りに評価するのはどうかと思うのだが、ジャスタウェイやエネアドに関しては、切れ味を生かせる馬場のほうが、持ち味が生きたであろうことは想像に難くないだけに、今回は参考外としておくべきだろう。またクラレントも放馬の原因が、馬自身が足を滑らしてジョッキーが落ちてしまったとの事…こちらも道悪はダメということでいいだろう。
個人的には道悪でもしっかりと差してこれる馬は良馬場でも強い競馬が出来ると思っているのですが、今回の勝ち馬はその基準からは少し外れますね…決して弱くはないと思いますが、その辺りの評価が落ち着くのはもう少し先になりそうです。