重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

壮絶…大レコード~天皇賞・秋回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

とりあえず、メイショウベルーガは繁殖には上がれるようですね…よかったよかった。いやぁそれにしてもものすごいレースでした。

2011年10月30日(日) 4回東京9日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第144回天皇賞(秋)
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2000m 18頭

LAP 12.5-11.0-10.8-10.8-11.4-11.8-12.0-11.9-12.1-11.8=1:56.1®
通過 34.3-45.1-56.5-68.3  上り 71.0-59.6-47.8-35.8

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
12 トーセンジョーダン 1.56.1

11-10-11 34.2
7

ダークシャドウ 1.56.2 1/2 07-08-07 34.7
8

ペルーサ 1.56.3 1/2 13-13-13 33.9
5 × ブエナビスタ 1.56.4 3/4 07-09-09 34.7
17

トゥザグローリー 1.56.7 1 3/4 07-10-09 35.0
4 エイシンフラッシュ 1.56.8 3/4 03-03-03 35.7
16

ナリタクリスタル 1.57.1 2 11-12-12 35.0
13 ミッキードリーム 1.57.2 3/4 05-05-05 35.9
9

ジャガーメイル 1.57.4 1 18-15-14 34.8
11

ローズキングダム 1.57.5 1/2 05-05-05 36.2
15

シンゲン 1.57.7 1 1/4 14-13-14 35.2
3

アクシオン 1.58.0 2 07-05-07 36.6
14

シャドウゲイト 1.58.2 1 1/4 15-15-16 35.4
18 × アーネストリー 1.58.6 2 1/2 03-03-03 37.5
2

ダノンヨーヨー 1.58.8 1 15-15-16 36.0
1

シルポート 1.59.2 2 1/2 01-01-01 38.9
6

ビッグウィーク 1.59.8 3 1/2 02-02-02 38.9
10

メイショウベルーガ 中止

17-18-

単勝  12 \3330

複勝  12 \850 / 7 \260 / 8 \350

枠連  4-6 \910 (4)

馬連  07-12 \7020 (19)

ワイド 07-12 \2520 (21)/ 08-12 \3950 (31)/ 07-08 \1090 (14)

馬単  12-07 \23560 (54)

3連複 07-08-12 \22790 (55/816)

3連単 12-07-08 \214010 (418/4896)

シルポートの暴走劇…あえてそう呼ばせて頂くが、そこにもシルポートらしさが…それは2F目まではさほど速くなく、そこから意図的にペースを引き上げての10秒台連発である点…ダッシュの遅い馬が無理やり創りだしたペースであり、とにかく5F:56.5は確実にやりすぎの域である。ちなみに2番手ビッグウィークの通過が推定57.4、勝ったトーセンジョーダンでも58.5程度の通過と思われ、この辺りの馬にとっても十分速いペースであることは想像に難くない。そこからややペースを落としながらLapを刻み続けるものの、残り2Fで完全吸収…その間も後ろの馬に脚が溜まった気配も全くなく、縦長ながらどの馬も持続力が問われる流れになったのは間違いないところである。当然前で競馬した馬にはかなり苦しい流れになったと言えるだろう。

さて、超絶レコード決着を制したのはトーセンジョーダン。さほどいいスタートでは無かったし、手応え的にもそこまで良くない中で、中団やや後ろからの追走。直線で外目に出すと一気に抜けだして、念願の初タイトルとなった。もともと底力と持続力に長けた馬であるのだが、更に極限の流れでスタミナすら問われる流れになった事も大きく寄与していると見たい。次はJC、そして有馬への王道ローテのようだが、どちらも距離という面においてはいいのだが、適性で見るならやはり有馬記念ということになるだろう。あの3冠馬と同厩舎なだけに、どういう扱いになるのかは微妙なのだが…

あと一歩だったのがダークシャドウ…道中はブエナビスタと並走するような形も、直線で馬場の真ん中を抜けようとしたに時にアーネストリー、ミッキードリーム、ローズキングダム辺りが壁に…更に外からはトゥザグローリーに先に行かれてしまい、その外に立て直しての追撃となってしまった。結果論だが着差を考えるとちと痛いロスと言えるのだが、立て直してからの伸び脚は、まさにこの馬の瞬発力性能を物語るもの…それを、この流れで繰り出せたのはまさに力の証明と言える。未経験なだけに距離的な懸念はついて回るのだが、このパフォーマンスを見せられれば、少なくともJCでは買わざるを得ないだろう。

後方から上がり最速で3着のペルーサ…昨年は切れ味を発揮しての2着だったが、今年はこの馬の位置ですら持続力を問われる流れ…そこから突っ込んできた点はやはり評価できる。MAXのパフォーマンスだったであろう青葉賞と併せて考えれば、やはりこちらの流れのほうが力を出せるのか…現状では万能型のイメージだが、いずれにせよ末に賭けたほうがいいのは間違いなく、その分2着・3着が増えるのはある意味必然とも思える。

連覇を狙ったブエナビスタ…内で詰まり気味でスムーズなレースが出来なかったのは事実ではあるが、やはり取りこぼすならば、底力勝負の舞台という事。また3歳秋から古馬・牡馬混じった中でも第一線を維持しているわけでは、そこまで長く能力を維持できるのはやはり難しいと言う事を示したのではないだろうか。とは言いながらも、伸びがあまりよくない内を掬っての結果で、全く話にならない敗戦では無いことは付け加えておこう。

ちょっと驚きのトゥザグローリー…完全に調整遅れと見ていたのだが、直線半ばまでは突き抜けんばかりの勢いだった。この馬もスタミナと持続力を問われる流れがマッチしたとは言え、外枠からここまでのパフォーマンスが出来るのは力の証。厳しめの流れが想定されるケースでは常に注意が必要な一頭…また、エイシンフラッシュは好発から先行策になってしまったのが結果的に痛かった。それでもコンマ7秒差の6着ならば、よく踏ん張っている方で、JCの巻き返しを狙うならまずこの馬と考えておきたい。また、大外から出負け→強引に先行のアーネストリーは完全に参考外…評価を落とす必要は全くないと言えよう。

とりあえず、各馬の回顧はこの辺で…全馬に言えることはかなり消耗度の高いレースをしてしまった事による反動でしょうね。また先行各馬の中では明らかにペースに適正がない馬もいただけに、その辺の馬は舞台に応じて、狙っていくようにしましょう。

馬券的には、もう◎の複勝だけ買っとけよ…と突っ込みたくなる週末でしたが、その辺は愚痴含めて又の機会に…

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