変態Lap…~スワンS回顧~
です、です。
もう11月ですか…毎年このセリフ吐いてるような気がしますねwww。競馬関連では全くいい所なく後2ヶ月…モチベーションを保つのも大変になって来ましたよ。
2011年10月29日(土) 5回京都7日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第54回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1400m 18頭
LAP 12.3-10.8-11.3-10.9-10.4-11.9-11.8=1:19.4
通過 34.4-45.3-55.7-67.6 上り 67.1-56.3-45.0-34.1
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | × | リディル | 1.19.4 | 03-02 | 33.6 | |
10 | ○ | ジョーカプチーノ | 1.19.6 | 1 1/4 | 01-01 | 34.3 |
5 | ◎ | オセアニアボス | 1.20.0 | 2 1/2 | 15-15 | 33.3 |
15 | サンカルロ | 1.20.0 | クビ | 15-15 | 33.3 | |
3 | ▲ | エアラフォン | 1.20.2 | 1 1/4 | 11-08 | 33.9 |
16 | エーシンフォワード | 1.20.4 | 1 1/4 | 11-09 | 34.0 | |
1 | ワンカラット | 1.20.4 | 頭 | 10-04 | 34.3 | |
14 | × | グランプリボス | 1.20.4 | クビ | 11-12 | 34.0 |
18 | クレバートウショウ | 1.20.4 | ハナ | 06-04 | 34.4 | |
4 | フラガラッハ | 1.20.6 | 1 1/4 | 11-14 | 34.2 | |
6 | ショウナンカザン | 1.20.7 | 1/2 | 17-17 | 33.7 | |
7 | スズカコーズウェイ | 1.20.9 | 1 1/4 | 17-17 | 34.0 | |
13 | ロードバリオス | 1.21.0 | 3/4 | 06-09 | 34.8 | |
8 | ダンツホウテイ | 1.21.2 | 1 1/4 | 06-07 | 35.1 | |
11 | サワノパンサー | 1.21.3 | 3/4 | 02-03 | 35.5 | |
17 | エーシンブラン | 1.22.0 | 4 | 03-04 | 36.1 | |
9 | ダイワバーバリアン | 1.22.1 | 1/2 | 06-12 | 35.9 | |
12 | コスモピクシー | 1.22.9 | 5 | 03-09 | 36.8 |
単勝 2 \310
複勝 2 \150 / 10 \240 / 5 \550
枠連 1-5 \1270 (6)
馬連 02-10 \1330 (2)
ワイド 02-10 \600 (2)/ 02-05 \1480 (18)/ 05-10 \2660 (35)
馬単 02-10 \2040 (2)
3連複 02-05-10 \10580 (36/816)
3連単 02-10-05 \39420 (96/4896)
外からエーシンブランが行きかけるものの、スピードの違いでジョーカプチーノがハナに立ち、3F:34.3で通過。これは高速馬場を考えれば平均より遅めと表現したほうがいいだろう。そこから坂の下りを利してグンとスピードアップ…上がり3つ目に10.4というこのレース最速Lapを記録して、直線での我慢比べとなった。
↑の結果から見て分かる通り、前で競馬した馬がワンツーで、後は軒並み後方から脚を伸ばした馬たち…裏を返せば上位2頭が力的に抜けていたということになるだろう。特にリディルは直線でペースが落ちた時に一気に加速すると、前を余裕たっぷりに捕らえてのゴール。この距離でも高い持続力性能を示した…と言うか、マイルより6Fの方があっているのかも知れないと思われる走り…逆に言うとマイルの一線級に入ると、そこまでの評価が出来るかどうかと言う懸念が逆に露出してしまった感もあるっちゃある。安田記念がコンマ3秒差だけにやれないと言うわけではないだろうが、今日の勝ち方をマイルでそのまま評価するのはちと危険な気もと言う事。
その評価は2着ジョーカプチーノにも当てはまる。やはりこの馬は自分でペースを作ったほうが圧倒的にいい競馬が出来る…それだけのダッシュ力を持っているだけに、今後はその路線でお願いできないものか…ちなみにペース的にもこの馬の勝ちパターンに入っていた中での差し切りだけに、やはり勝ち馬に対しては力負け…平坦コースでも7Fではやはりすこし心許なく、ベストは6Fであることを改めて確認できたレースだったと思う。
3・4着馬は後方待機組だがその内容は対照的…3着確保のオセアニアボス…ダッシュ付かずにほぼ最後方からの競馬になったが、インを突いて差を詰めるとそのまま最後までしっかりと伸びた。鞍上の好判断もあるが、苦しめの流れでもしっかりと自身の脚は使えるようになっているだけに、流れ一つでは今後も狙い目が出てきそう。一方、サンカルロはこの馬の正攻法とも言える競馬…最後までキッチリ脚は使っているものの、やはりラストでLapが落ちる阪神や中山の方がいいのは間違いなさそう。5着エアラフォンは距離・ペース共に力を出せる条件だっただけに、ここは力負け…現状ではこの程度の馬ということでいいのではないだろうか。
さて、遠征帰りで秋初戦となったグランプリボス…状態的にどうだったのかは分からないが、レースの流れにもあまり乗れていない感じで、いかにも緒戦というイメージは受けた。本番はもう少し変わり身があるはずで、とりあえず今日のところは評価対象外ということで。ただこの馬はテンに速いわけではないだけに、流れ一つでちぐはぐな競馬になる可能性がある事は頭に入れておきたい。
個人的には上位2頭はスプリンターとしての資質を見せてのワンツーだったと思っていますので、マイルCSに向けてのどうこうは今のところ無しと言うことで…むしろ、エーシンフォワードやグランプリボスの方が面白いんじゃないかと。