重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

シルポートよ…と言うか、小牧よ…~毎日王冠回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

このペースはないだろ…ってのは、タイトルからの続きです。実際に馬券を買って無かったので事無きをえましたが、普通に買ってたら、怒り満載回顧になってたに違いありません。

2011年10月 9日(日) 4回東京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第62回毎日王冠
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1800m 11頭

LAP 12.8-11.5-11.8-12.6-12.4-12.0-10.9-11.1-11.6=1:46.7
通過 36.1-48.7-61.1-73.1  上り 70.6-58.0-45.6-33.6

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
8

ダークシャドウ 1.46.7

09-09-09 32.7
7

リアルインパクト 1.46.7 クビ 03-03-03 33.2
10

ミッキードリーム 1.46.8 クビ 06-07-07 32.9
1

エイシンアポロン 1.46.8 03-04-04 33.2
5

セイクリッドバレー 1.46.9 3/4 11-10-09 32.8
3

ダノンヨーヨー 1.47.0 クビ 09-10-11 32.8
4

ナリタクリスタル 1.47.0 クビ 06-07-07 33.1
2

シルポート 1.47.2 1 1/2 01-01-01 34.1
6

アクシオン 1.47.2 クビ 06-06-06 33.4
9

シンゲン 1.47.5 1 3/4 05-04-04 33.9
11

ビッグウィーク 1.47.5 02-02-02 34.3

単勝  8 \200

複勝  8 \120 / 7 \190 / 10 \230

枠連  6-7 \510 (1)

馬連  07-08 \800 (1)

ワイド 07-08 \330 (1)/ 08-10 \370 (3)/ 07-10 \910 (12)

馬単  08-07 \1250 (1)

3連複 07-08-10 \1680 (1/165)

3連単 08-07-10 \5660 (1/990)

で、そのシルポート…すんなりハナから全くペースを上げずに進行…テンの36秒台は過去10年で2回目、中盤3つの37秒台は過去10年で初めてというドのつくスローからの上がり3つ勝負…究極の上がり勝負と読んでも差し支えないレベルだったように思える。

その流れを後方から差し切ったのは1番人気ダークシャドウ…東京実績、更には瞬発力勝負での下地が十分すぎるほどある馬であり、この流れならば順当といったところだろう。大阪杯を見るかぎり、中盤があまり緩まなくても瞬発力を発揮できそうな感じは受けるだけに、天皇賞の流れでも対応は出来るはず…ただ、基本は上がり特化型なだけに、あまりに人気になりすぎると期待値的にはどうなのかな…と思うのが、正直な所。

一方で収穫を見せたのがリアルインパクト。瞬発力がない馬ではないが、安田記念でも緩まない流れを先行してのもので、能力の中では持続力の方を重きに見るべき馬だったのが、この流れ、しかも実質斤量差のない状況での快走だけに価値ある結果といえる…天皇賞に行くのかどうかは分からないが、レースぶりを考えると少なくともマイルCSでの好勝負は間違いない所ではないだろうか。

3着ミッキードリームは発馬でやや立ち遅れ…それでも直線は外をしっかりと伸びてきた。ここに至るまでは、後傾でもどちらかと言えば持続力勝負を勝ち上がってきたイメージだが、ここは毎日杯の様な感じのレースだったと言っていいだろう。どちらにも対応出来るだけのものがある以上、次も…と言いたいところだが、中盤含めてしっかりと流れるようなレースに適正を見せているわけではないだけに、その辺りは割り引いて考えるべきだろう。

昨年に引き続いて見せ場を作ったエイシンアポロン…瞬発力はそれなりにあるものの脚が続かないだけに、東京では不向き…京都あたりならば乗り方一つで違った味を出せる可能性もあるのだが…そして、最後にシルポート…は、特に書くことないですかね…このペースでは力の出し用がないという事で。

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