◎の相手は無印という定番メニュー~札幌記念回顧~
です、です。
明日、離日します。その前に一つだけでもエントリを…という事で、上げておくことにします。
2011年 8月21日(日) 1回札幌4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第47回札幌記念
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指) 芝 2000m 13頭
LAP 12.6-11.3-12.0-12.3-12.2-12.7-12.6-11.9-11.3-11.5=2:00.4
通過 35.9-48.2-60.4-73.1 上り 72.2-60.0-47.3-34.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
13 | × | トーセンジョーダン | 2.00.4 | 03-04-03-02 | 34.5 | |
2 | ◎ | アクシオン | 2.00.4 | ハナ | 03-02-03-04 | 34.5 |
8 | レッドディザイア | 2.00.5 | 1/2 | 11-11-09-06 | 34.0 | |
10 | コスモネモシン | 2.00.7 | 1 1/4 | 10-10-09-06 | 34.2 | |
4 | × | カリバーン | 2.00.7 | ハナ | 02-02-02-02 | 34.9 |
9 | × | ネオヴァンドーム | 2.00.9 | 1 | 08-07-07-06 | 34.5 |
7 | ▲ | マイネルスターリー | 2.01.1 | 1 1/2 | 05-05-05-04 | 34.9 |
5 | アルトップラン | 2.01.3 | 1 1/2 | 12-12-12-11 | 34.6 | |
11 | ダンスインザモア | 2.01.3 | ハナ | 13-13-12-11 | 34.6 | |
3 | × | ヤングアットハート | 2.01.4 | 1/2 | 06-05-05-06 | 35.3 |
12 | マカニビスティー | 2.02.0 | 3 1/2 | 06-07-07-06 | 35.7 | |
6 | × | キングトップガン | 2.02.0 | クビ | 01-01-01-01 | 36.3 |
1 | モエレエターナル | 2.02.6 | 3 1/2 | 08-09-09-11 | 36.1 |
単勝 13 \300
複勝 13 \150 / 2 \200 / 8 \220
枠連 2-8 \1490 (7)
馬連 02-13 \1580 (4)
ワイド 02-13 \540 (4)/ 08-13 \450 (2)/ 02-08 \1060 (15)
馬単 13-02 \2560 (5)
3連複 02-08-13 \3590 (11/286)
3連単 13-02-08 \18510 (53/1716)
アクシオンが押しながら主張する中で、キングトップガンがハナに立ってのペースメイク。とは言え最初から行く馬がいない中でのもので、ペースが上がるわけでもなし…3F通過も平均やや遅め、向こう正面でもペースは上がらず…更に6F・7F目で12秒台後半を連ねて後続を引きつけての上がり3つ勝負。小回りデフォルトとは正反対だが、札幌記念と考えればなきにしもあらず…というペースだったと思う。このようなペースで推移すると、ペース適性以前に働くのが位置取り…前有利は明白であり、今回の結果はそれを考えた上で判断したほうが良さそうだ。
勝ったトーセンジョーダンは正攻法の3番手から…ペースが上がった時には追っつけて何とか対応し、外からレッドディザイアが来てからもう一伸びして重賞3勝目。その挙動からみても分かるように、急激にペースの上がるペースは不向き…そういう意味では今回のコンマ7秒→コンマ6秒という程度のペースアップはギリギリの域と言えるのではないだろうか。位置取りの利はあったものの不向きな中での勝利をどう取るかだが、少なくともメンバーを考えればGⅠでも…と評価できる内容ではなかった事も事実。次以降もいろんな意味で注目しておきたい。
様々な意味で恵まれたのがアクシオン。何ならハナでも…という序盤から上手くポケットに入っての追走…勝負どころでも持ったままで追走して直線内をついてよく伸びたが…2着が精一杯。位置取りの恩恵、洋芝適性、立ち回り…全てがプラスに働いての結果であり、これ以上を求めるというのは酷というモノ。
GⅠホースの貫禄を見せたのがレッドディザイア。当日エントリでも書いたのだが、パドックの気配は抜群。レースは後方からの競馬になったが、3角すぎから捲くるように押し上げてき、4角は大外…あれだけロスが多い競馬では止まってしまうのも仕方なしだろう。少なくとも持続力と瞬発力の両方を見せた内容であり、復帰緒戦の内容としては上々。もう一度上のステージで戦える下地が整ったと言えるだろう。
その影に隠れてしまったが、連闘で出てきたコスモネモシンも流れを考えれば優秀な走り…コースが広くなっても対応できるだけに、この秋は上手く付き合っていきたい一頭といえる。カリバーンは流れとしてはこの中で最も合っていると思われるだけに、ここは少し力負けの印象。洋芝特性もイマイチなのかもしれない。
例年よりメンバーが落ちたレースですが、内容的もそれなり…アーネストリーが出てたら普通に勝っていたことでしょう。その辺りは頭に入れておおいたほうがイイですね。