ダーレーからの一番星~函館2歳S回顧~
です、です。
いつもこの時期になると書くのですが、2歳重賞の回顧はホントに苦手です…特に世代最初の重賞ともなると…何書いていいかわからなくなる位です。とりあえず、簡単に済ませておきましょうか。
2011年 8月 7日(日) 2回函館8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第43回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 13頭
LAP 12.0-10.6-11.5-12.2-12.1-12.4=1:10.8
通過 34.1-46.3-58.4-70.8 上り 70.8-58.8-48.2-36.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
9 | ファインチョイス | 1.10.8 | 03-03 | 36.4 | ||
11 | アイムユアーズ | 1.11.0 | 1 1/2 | 09-06 | 36.2 | |
2 | ナイスヘイロー | 1.11.2 | 1 1/2 | 06-06 | 36.5 | |
7 | コスモメガトロン | 1.11.3 | 1/2 | 03-03 | 36.8 | |
1 | エクスクライム | 1.11.4 | クビ | 06-06 | 36.7 | |
8 | マスイデア | 1.11.6 | 1 | 01-01 | 37.5 | |
5 | ニシノカチヅクシ | 1.11.6 | クビ | 11-10 | 36.5 | |
4 | パチャママ | 1.11.7 | 1/2 | 03-03 | 37.3 | |
10 | プリサイスファイン | 1.11.8 | 1/2 | 09-10 | 36.9 | |
6 | ステルミナート | 1.11.8 | ハナ | 13-13 | 36.5 | |
12 | エクセルシオール | 1.12.5 | 4 | 02-02 | 38.3 | |
3 | ローレルボルケーノ | 1.12.7 | 1 1/4 | 11-10 | 37.6 | |
13 | ハマノヴィグラス | 1.12.9 | 1 | 06-09 | 38.3 |
単勝 9 \380
複勝 9 \160 / 11 \370 / 2 \300
枠連 6-7 \2150 (9)
馬連 09-11 \2610 (9)
ワイド 09-11 \900 (9)/ 02-09 \790 (8)/ 02-11 \1720 (18)
馬単 09-11 \4150 (15)
3連複 02-09-11 \7140 (23/286)
3連単 09-11-02 \30250 (87/1716)
マスイディアに外からエクセルシオールが並びかけてのペースメイク。3F通過34.1はこのレースにしては若干速めという表現でいいだろう。そこから12秒台を3つ並べる我慢比べ…タイム的にみても昨年のような低レベルレースではなかった事は確実である。
勝ったファインチョイスはスピード負けすること無く3番手を追走…後ろの動き出しを待ってからスパートすると、最後までキッチリ伸びてのV。新馬戦でも似たような走りだったが、スピード負けせずに緩急にも対応できた上で、最後まで脚をもたせているだけに、このメンバーでは一枚上のパフォーマンスだったと言う事。もちろん距離が伸びても十分対応可能と思われる。
後方待機組だった2頭が2・3着。共に4F目でLapが落ちた部分で、合わせるようにして上がっていき外目をしっかりと伸びた。このような流れになると、内で脚を溜めるよりも少々ロスがあっても外目を勢い良く回すほうが、結果が出やすいだけに、流れ的にも絶好だったと言っていいだろう。今後もしぶとさを生かすレースならと言ったところだろうか。
1番人気を裏切ったコスモメガトロンは先団からの競馬が叶わずに中団から…直線も上手く捌ききれずの不完全燃焼と言える内容だった。乗り方に問題があったのは明らかだが、走りから見ても分かるように跳びの大きい馬だけに、本質的にこんなコースは向いてない様な気がする。少なくとも外からゆったりと競馬がしたかったはずであり、今日のところは参考外としておきたい。
タイトル部の意味なんですが、ファインチョイスの父であるアドマイヤムーンはダーレーの持ち馬…別にダーレーを援護するわけではないですが、集まった肌馬の比較で考えると、社台系の馬より落ちるのは確実な訳で、そんな馬が新種牡馬重賞初勝ちってのは、何となく嬉しい話題だな…とりあえず、そんな感じで…付けてみました。