重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

隠された引き出し…~宝塚記念回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

いやはや…まさかこんな決着になるとは…取り急ぎ振り返りましょう。

2011年 6月26日(日) 4回阪神4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良

【11R】 第52回宝塚記念

3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・内 2200m 16頭

LAP 12.3-10.5-10.8-12.7-12.4-12.1-12.1-12.0-11.5-11.7-12.0=2:10.1

通過 33.6-46.3-58.7-70.8  上り 71.4-59.3-47.2-35.2

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
2 × アーネストリー 2.10.1

02-02-02-02 35.1
8 × ブエナビスタ 2.10.3 1 1/2 11-11-12-11 34.5
4 エイシンフラッシュ 2.10.3 ハナ 09-09-08-08 34.7
9

ローズキングダム 2.10.4 1/2 05-05-04-04 35.1
3 ルーラーシップ 2.11.0 3 1/2 14-13-10-08 35.3
7 ハートビートソング 2.11.1 3/4 03-03-03-03 36.0
11

ダノンヨーヨー 2.11.1 07-07-06-05 35.6
15

トレイルブレイザー 2.11.2 クビ 12-11-13-13 35.2
13 トーセンジョーダン 2.11.2 ハナ 13-13-14-13 35.2
10 ドリームジャーニー 2.11.5 1 3/4 14-15-16-15 35.4
16

ビートブラック 2.11.6 1/2 08-08-10-11 35.9
12

シンゲン 2.11.7 3/4 06-06-06-08 36.1
14 × トゥザグローリー 2.11.8 クビ 10-09-08-05 36.2
1 ナムラクレセント 2.12.7 5 01-01-01-01 37.8
5

フォゲッタブル 2.12.9 1 1/4 16-16-14-16 36.7
6

アサクサキングス 2.14.4 9 03-03-04-05 39.0

単勝  2 \1360

複勝  2 \240 / 8 \120 / 4 \160

枠連  1-4 \970 (5)

馬連  02-08 \1660 (6)

ワイド 02-08 \450 (4)/ 02-04 \690 (8)/ 04-08 \290 (2)

馬単  02-08 \4740 (18)

3連複 02-04-08 \2020 (4/560)

3連単 02-08-04 \17480 (50/3360)

想定通りにナムラクレセントがバカ付きながらハナへ…ただアーネストリーも持ったままでしばらく並走状態になったために3F目まで10秒台で33秒台…これは過去10年で2番目に速いタイム。そこから2角の出口まで一瞬緩むものの、向正面に入り徐々にペースアップしていくナムラ…ここで一旦隊列が離れかけるも、残り5Fから後続が追いつき縦長ながらも、切れ目のない状態で推移しており、どの馬にとっても持続力…しかも、高いレベルの持続力を求められる流れになったと思われる。馬場的には予想段階でも書いたが、内は悪くないものの外もきちんと伸びており、その辺り含めても、ガチンコの力勝負だったと言っていいだろう。

勝ったアーネストリーはザ正攻法で番手からの競馬…早々に逃げ馬が垂れて直線を待たずして先頭に立たされてしまったが、最後まで全く脚は衰えずに後続を完封した。決して高速馬場では言えない中で、明らかなハイペースの中で坂を上がっても止まらないというのは驚異的…間違いなく生涯最高のパフォーマンスだったし、少なくとも金鯱賞からここまでで大きな上積みがあるとは思っても見なかった。ただ、この舞台でいいパフォーマンスが出来る=秋のGⅠでは苦しい戦いを強いられることが多い…しかも、昨年の秋テンでそんな感じの結果が出ているだけに尚更である。

実に7度目のGⅠ2着のブエナビスタ…今回も後ろからの競馬となったが、ペースに惑わされず自身の力は出せたと思う。底力勝負になればより取りこぼす可能性が高いだけに、コチラは当然東京に変わってプラス…ただ、他馬と絶対的な力差がある状況ではないということは、常に頭に入れて、オイシイところを頂けるようにしておきたいところだ。

エイシンフラッシュは久々にアンカツのうまい立ち回りが光った。後方集団を引っ張るような位置から、内を上手くポジションアップしていき、直線も内でしっかりと伸びた。ただ1・2着馬に比べると恵まれた部分が多い中での結果だけに、やはり少し力差があるのかなぁというのが正直なところ…春天の結果と合わせるとやはり善戦マンの道に進みそうな気配大である。

かなり意外な結果だったのがローズキングダム…この流れを前付けしての粘りこみは、この馬のキャラからしても価値のあるものと言えるし、東京変わって断然いい馬だけにそういう意味でも秋が楽しみになる結果と言える。

意外なまでに人気だったルーラーシップはやはり内枠が苦しかった。ただ内容としては上手く外目に持ち出して、持ち味を生かすような競馬だったのだが、やはりそこまで力差があったわけではないという事。ただこの馬も走りからして、外回りのほうが確実にパフォーマンスが上がるだけにそういう意味では秋に楽しみを残したといえよう。

また、前付けからさほど止まってないハートビートソングや、いきなりの距離延長の苦しい流れを大きく止まらず走りきったダノンヨーヨーもそれなりの評価をしておいたほうがいいだろう。最後に◎を打ったナムラクレセント…この距離ではかなり無理していかねばならない…そういう意味においては、距離が伸びる、またはメンバー次第と言う事になってしまう…万が一次に狙うとしたら有馬記念あたりではないだろうか。

いや…春のGⅠ総決算らしい、ホントに素晴らしいレースだったですね~。結果的には4歳馬の下克上はならずということでしたが、これにヒルノダムールヴィクトワールピサを入れた秋は更に楽しみが広がりそう…そんな予感がプンプンする春のグランプリでした。

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