ワイン女優がブランデーを飲み干すの巻~ユニコーンS回顧~
です、です。
日曜の夜から香港にちょいと遊びに行ってました。月曜は中国・香港共に端午節(旧暦の端午の節句)で祝日でしたので…という訳で、先ほど帰宅して…とりあえず、移動中に書き溜めたこのエントリを上げておくことにします。
2011年 6月 4日(土) 3回東京5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第16回ユニコーンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭
LAP 12.3-10.7-11.3-12.1-12.6-12.3-12.1-12.8=1:36.2
通過 34.3-46.4-59.0-71.3 上り 73.2-61.9-49.8-37.2
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
11 | アイアムアクトレス | 1.36.2 | 03-03 | 37.0 | ||
9 | グレープブランデー | 1.36.4 | 1 | 12-11 | 36.4 | |
14 | ボレアス | 1.36.7 | 2 | 10-09 | 36.9 | |
10 | タイセイファントム | 1.37.0 | 2 | 07-06 | 37.5 | |
1 | オメガスカイツリー | 1.37.1 | 1/2 | 15-14 | 36.9 | |
6 | ゴールデンアタック | 1.37.3 | 1 1/2 | 04-04 | 37.9 | |
15 | コルポディヴェント | 1.37.3 | ハナ | 07-07 | 37.7 | |
5 | タマモブラウン | 1.37.5 | 1 1/4 | 13-11 | 37.5 | |
16 | エーシンブラン | 1.37.9 | 2 1/2 | 04-04 | 38.6 | |
2 | アドマイヤサガス | 1.38.2 | 1 3/4 | 01-01 | 39.2 | |
13 | ユウキマリアッチ | 1.38.2 | 頭 | 10-11 | 38.2 | |
3 | ホノカアボーイ | 1.38.4 | 1 1/4 | 04-07 | 38.8 | |
7 | ビッグロマンス | 1.38.4 | ハナ | 15-16 | 38.0 | |
4 | アストロロジー | 1.38.6 | 1 1/4 | 14-14 | 38.5 | |
8 | キョウエイバサラ | 1.38.8 | 1 | 02-02 | 39.7 | |
12 | ディアフォルティス | 1.38.9 | 1/2 | 09-09 | 39.2 |
単勝 11 \870
複勝 11 \210 / 9 \120 / 14 \160
枠連 5-6 \900 (3)
馬連 09-11 \950 (2)
ワイド 09-11 \390 (2)/ 11-14 \810 (8)/ 09-14 \240 (1)
馬単 11-09 \2770 (8)
3連複 09-11-14 \1500 (1/560)
3連単 11-09-14 \11330 (20/3360)
外目からエーシンブランかと思いきや、内からアドマイヤサガスが主張しての先行策…それでも34.3-46.4は例年のこのレースのLapから見ても速くもなく遅くもなくと言った所。その後わずかに緩めるもののすぐに直線でペースアップ。全体的にはスピードの持続力を測るレースであった。
3歳のこの時期で緩まない流れで推移している以上、苦しい流れという表現がやはりしっくり来るし、短距離組が太刀打ちするのは難しいと思われていた。実際に過去を見ても距離短縮で挑んだ馬のほうが圧倒的に好成績を収めているのだが、今年の勝ち馬は一味違った。アイアムアクトレスの前走はオープンとは言え7F戦。そこで一本調子のレースを勝負を押し切っての挑戦だったわけだが、全く毛色の違うこの舞台でまさに同じような競馬をして押し切ってしまった。そういう意味では今後が相当大きくひらけた勝利といえよう。個人的には交流重賞辺りでも十分太刀打ち出来ると思うのだが…
クレープブランデーは若干の出負けで中団後方から…人気なりというか、力でねじ伏せる様に4角大外から進出したものの、最後は勝ち馬と同じ脚色になってしまった。横綱相撲をして完勝できるほどの力差は無かったと言うことになるが、今回は買った馬を褒めるしか無いと思う。距離が伸びて問題ないことは確認済みだけに、今後もこの舞台の安定勢力になるのは間違いないだろう。
いぶき賞でクレープブランデーに届かなかったボレアスだが、今回は期せずして同馬より前に位置することになった。直線では一旦突き抜けるかと思わせる足だったが、最後の最後にクレープブランデーに交わされての3着はやはり上位とは若干力差があるような気も。また今後古馬との対戦になった時にどうしても安定感を欠いてしまう脚質なだけに、その辺りもネックになってきそう。
後は最後方に近い位置から掲示板まで来たオメガスカイツリー。レース振りが荒削りながら、見せ場は作れているだけに、今後の成長次第では面白いところがあると思わせる一頭だ。
なんだか上手く書けてないかもしれませんが、勝ち馬は相当強いんじゃないかなと思ったりしてます。東京ダ8Fって意外と内から脚を使って残しきるのが難しいコースですからね…そういう意味でも注目です。