戸崎の夢・石橋脩の夢~安田記念回顧~
です、です。
いろんなコトがありましたが、ようやく香港に到着…ホテルでのんびりしております。やはり通信速度が格段に違いますね~。繋がらないサイトも全くないし快適そのものでございます。香港は現時点では中国内の一つの省(特別行政区)の様になっていますが、普通に外国ですからね…たった船で2時間行っただけで、この環境ですから。ほんとに良く分からん国ですわ。
そんな感じで移動中に書き上げた安田記念回顧でも上げておくことにします。
2011年 6月 5日(日) 3回東京6日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第61回安田記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1600m 18頭
LAP 12.3-10.7-10.9-11.5-11.6-11.2-11.6-12.2=1:32.0
通過 33.9-45.4-57.0-68.2 上り 69.0-58.1-46.6-35.0
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
14 | リアルインパクト | 1.32.0 | 03-03 | 34.5 | ||
1 | × | ストロングリターン | 1.32.0 | クビ | 12-11 | 33.8 |
3 | ◎ | スマイルジャック | 1.32.1 | 1/2 | 14-15 | 33.7 |
4 | ▲ | クレバートウショウ | 1.32.1 | クビ | 03-03 | 34.6 |
16 | ジョーカプチーノ | 1.32.1 | ハナ | 02-02 | 34.9 | |
8 | ○ | アパパネ | 1.32.2 | 3/4 | 08-06 | 34.5 |
10 | × | リディル | 1.32.3 | 1/2 | 10-10 | 34.3 |
2 | シルポート | 1.32.4 | 3/4 | 01-01 | 35.4 | |
9 | △ | ビューティーフラッシュ | 1.32.5 | 1/2 | 06-06 | 34.8 |
13 | × | ダノンヨーヨー | 1.32.5 | 頭 | 17-15 | 34.0 |
6 | △ | サムザップ | 1.32.7 | 1 1/4 | 16-15 | 34.2 |
17 | エーシンフォワード | 1.33.0 | 1 3/4 | 18-18 | 34.3 | |
5 | サンカルロ | 1.33.1 | 1/2 | 14-11 | 34.9 | |
7 | △ | シルクアーネスト | 1.33.1 | ハナ | 12-11 | 35.0 |
15 | ビービーガルダン | 1.33.2 | クビ | 06-08 | 35.4 | |
11 | コスモセンサー | 1.33.4 | 1 1/4 | 09-09 | 35.5 | |
18 | リーチザクラウン | 1.33.4 | ハナ | 05-05 | 35.8 | |
12 | ライブコンサート | 1.33.9 | 3 | 10-11 | 35.7 |
単勝 14 \2930
複勝 14 \710 / 1 \420 / 3 \340
枠連 1-7 \1090 (4)
馬連 01-14 \12270 (36)
ワイド 01-14 \2980 (34)/ 03-14 \3750 (39)/ 01-03 \1580 (14)
馬単 14-01 \25810 (68)
3連複 01-03-14 \44090 (120/816)
3連単 14-01-03 \335600 (814/4896)
ビューティーフラッシュは行けなかったのか、行かなかったのか…とにかくシルポートに取っては願ったり叶ったりの展開になるかと思いきや、ハナは狙っていなかったものの外目から好位を取りたいリアルインパクトやジョーカプが前に。これはシルポートのダッシュ力が弱く、他の2頭がスピードの違いでハナに近い位置に行けてしまったと言うのが正しい表現だろう。とにかくそれに合わせてスピードを上げざるを得なかったシルポート…結果的に勝つ事になる馬のペースを守るためにスピードを上げたことになってしまった。ペースとしては例年通りのスピードの持続力比べと言っていいだろう。
勝った馬は好発からジョーカプチーノを行かせて直後で折り合い3番手…直線でも持ったままで残り2Fから一気に仕掛けて凌ぎ切った。まず外枠なから好発して上手く好位を取れた事がロスを大きく軽減出来たのが大きかった印象…それ以外ではNHKマイルでは少し出負けが有ったものの、勝ち馬対比では力負けと言った内容を見事に巻き返せたのはやはり古馬との斤量差…4キロというのはやはり大きかったのではないだろうか?血統的にこれ以上距離が伸びていいとは思えないが、今後もマイルでは安定した競馬が見られそう…恐らく6Fでも十分対応できそうだ。
2着ストロングリターンは内からじっくり脚を溜める競馬…この馬自身に速い脚はないだけに、京王杯より位置取りが悪くなってしまったのは仕方ないだろう…ただこの枠なら取るべき作戦はただ一つ…直線で各馬が外に張り出してスペースが開くと、勝ち馬の後ろに張り付き一完歩づつ迫ったが、わずかに足りなかった。勝ち馬には屈したもののここは勝ち馬を褒めるべきであり、初GⅠにしては上々の内容だったと思う。同じ持続力勝負でももう少し距離があったほうが良いタイプに思えるだけに、秋以降も楽しみになってきた。
半歩ながらも確実に出遅れたスタートはスマイルジャック…そこから巻き返しを図るが思ったよりポジションを上げられずに勝負どころに…4角こそ内を回ったが、そこから外に出して前を伺った所にコスモセンサーが大きく外に出して更に前が壁に…大外に出してからはよく伸びたが、3着をもぎ取るのが精一杯だった。やはり悔やまれるのはスタートだろう…負けて強しという内容は見せられたものの、次の好走が見込める舞台が少ないだけに、不満の残る内容だった。
4着クレバートウショウは勝ち馬のすぐ内で、抜け出しの機会を狙ったが、シルポート・ジョーカプチーノ・勝ち馬の壁に詰まってほとんど追い出せず…残り1Fで間を割りに入るが、切れる脚はないだけにどうしようもなかった。ただ持続力面では想像以上に力を付けている印象で、こちらも次以降も注目できる存在といえよう。
1番人気を裏切る結果になってしまったアパパネ…流れとしては申し分ないと思われたし、上手く勝ち馬の外にだして後は抜けるだけと言うところから伸び切れず…やはりブエナとの消耗戦からの反動もあったと思われるが、牡馬相手だとそう上手く行かないということも有ったのではないだろうか。今後も牡馬相手で人気するようなことになれば、まずは疑ってかかる方向でいいと思われる。
リディルは進路を探している中で、後ろから2着馬に先に入られてしまい、エンジン点火の時期を逸してしまったのが大きく、今回は不完全燃焼と言っていいだろう。そういう意味では巻き返せる余地は十分と言える。
個人的には武豊TVでどんな解説をしてくれるのか楽しみな安田記念となりました。◎が好走するのになかなか結果につながらないもどかしさがありますが、めげずに頑張っていこうと思います!