経験の差…~東海S回顧~
です、です。
2年連続京都1900で代替開催…どっちも不良馬場…中京が復活したらダ2300mはどうなるのでしょうか?
2011年 5月22日(日) 3回京都10日 天候 : 曇 馬場状態 : 不良
【11R】 第28回東海テレビ杯東海S
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) ダート 1900m 16頭
LAP 6.7-11.7-11.6-12.4-12.1-12.1-11.8-11.7-11.4-12.2=1:53.7(R)
通過 30.0-42.4-54.5-66.6 上り 71.3-59.2-47.1-35.3
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
8 | ワンダーアキュート | 1.53.7 | 03-03-07-02 | 35.1 | ||
15 | ランフォルセ | 1.53.8 | 3/4 | 01-01-01-01 | 35.4 | |
2 | シルクメビウス | 1.54.2 | 2 1/2 | 08-09-11-07 | 35.3 | |
9 | テスタマッタ | 1.54.3 | クビ | 06-07-02-02 | 35.8 | |
13 | ゴルトブリッツ | 1.54.4 | 1/2 | 05-05-02-05 | 35.8 | |
6 | バーディバーディ | 1.54.7 | 1 3/4 | 06-05-08-07 | 35.9 | |
4 | マストハブ | 1.54.8 | クビ | 11-11-12-11 | 35.8 | |
3 | キングスエンブレム | 1.54.8 | クビ | 08-07-08-09 | 36.0 | |
14 | ハギノリベラ | 1.54.9 | 1/2 | 08-10-02-04 | 36.3 | |
1 | シビルウォー | 1.55.0 | クビ | 14-13-14-14 | 35.5 | |
11 | ピイラニハイウェイ | 1.55.4 | 2 1/2 | 02-02-02-10 | 36.8 | |
12 | メダリアビート | 1.55.5 | 1/2 | 03-03-02-05 | 36.9 | |
5 | マイネルアワグラス | 1.55.6 | クビ | 13-13-08-11 | 36.7 | |
10 | クリーン | 1.55.8 | 1 1/4 | 11-11-13-13 | 36.6 | |
16 | クリールパッション | 除外 | ||||
7 | フィールドルージュ | 取消 |
単勝 8 \480
複勝 8 \160 / 15 \460 / 2 \320
枠連 4-8 \3590 (14)
馬連 08-15 \3280 (13)
ワイド 08-15 \1140 (12)/ 02-08 \780 (8)/ 02-15 \2330 (21)
馬単 08-15 \5710 (23)
3連複 02-08-15 \10650 (29/364)
3連単 08-15-02 \62720 (160/2184)
外からランフォルセがスッとハナに立ち、追いかけるピイラニハイウエイ、メダリアビート、ワンダーアキュートなど…見た目はそうでもなかったが、行き脚ついてからもペースを落とすこと無くしっかりとLapを刻む流れ…ダートらしからぬスピードの持続力が問われる流れになったと言っていいだろう。
そんな中で勝負の分かれ目となったのは、3角手前からハギノリベラ・マイネルアワグラス・テスタマッタ辺りが前に押しかけてきた所…1番人気のゴルトブリッツはもう少しじっくり前に圧を掛けたかったはずなのだが、自身が先にプレッシャーを掛けられる展開になってしまったのは誤算…また人馬ともに未熟な面が出てしまった、そんな印象である。
一方で、内でポジション取りが悪くなっても焦らず追走できていた勝ち馬ワンダーアキュート。この辺りはいかにも歴戦の雄と言ったところだろう。前走こそ出負け気味で思うようなレースが出来ずにゴルトブリッツに水を開けられる形になったが、本来ならばそこまで力差があると言うわけではないということだ。番手から前を捕まえに行く安定感抜群の競馬が持ち味だけに、今後も必ず馬券には組み入れないといけない馬…ただ更に上のレベルで自分の競馬をさせてもらえるかはやはり微妙…井の中の蛙から抜け出すにはもうワンパンチ欲しい。
3角のプレッシャーもあまり関係なかったのがランフォルセ…思い切ってハナに立って新たな一面を見せることが出来たのだが、やはり自身でペースを作るような競馬のほうが合っているということだろう。また今年に入っての2戦は力を付けているのが分かる内容なだけに、次以降も注目しておきたい。
シルクメビウスは昨年の勝ち馬…湿った馬場にめっぽう強いところを見せたが、展開的にもマクリを打った馬たちの直後を上手く追走できるという幸運にも恵まれており、これだけで復調と判断するのはまだ早い。テスタマッタは前走のような競馬をしたかった様に見えたが、いかんせん前走とはペースが違った…また距離的にはやはりギリギリなのではないだろうか。バーディバーディは馬場的にも苦しめの流れも悪く無いと思われたが案外な結果…やはり差しに回ると味が出ないという事か。
ダートのこのレベルの馬たちは結構底上げが激しいですし、今後も面白いレースが続くような気がしますね。ただ世代交代という意味ではまだ時間がかかるかもしれませんね。