重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

ただの切れ味勝負じゃないですね~皐月賞回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

WIN5いかがだったでしょうか?ワタシは1レース目こそ当たったものの、次で撃沈…というか、当たったのは最初の1レースだけという無能っぷりでした(爆)81万という配当については…時間があれば考察をしてみようと思うのですが、ちょっと時間が取れるかどうか…そんな感じですね。

取り急ぎ4つの重賞の回顧から参りましょう。まずはやはり…GⅠからですね~。


2011年 4月24日(日) 2回東京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第71回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭

LAP 13.0-11.7-11.7-11.9-12.0-12.3-12.7-11.8-11.7-11.8=2:00.6
通過 36.4-48.3-60.3-72.6  上り 72.3-60.3-48.0-35.3

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
12 × オルフェーヴル 2.00.6

12-11-11 34.2
4 サダムパテック 2.01.1 3 08-08-08 34.9
2

ダノンバラード 2.01.3 1 1/4 05-05-05 35.3
15

デボネア 2.01.4 3/4 15-15-16 34.4
5 × ナカヤマナイト 2.01.5 1/2 08-08-08 35.3
7

ロッカヴェラーノ 2.01.5 15-13-14 34.6
16 トーセンラー 2.01.6 3/4 12-13-13 34.9
10

エイシンオスマン 2.01.7 クビ 01-01-01 36.4
17

プレイ 2.01.7 ハナ 03-04-03 36.0
1 × テラロッサ 2.01.8 1/2 03-03-03 36.0
11 ベルシャザール 2.01.9 1/2 02-02-02 36.3
14 フェイトフルウォー 2.02.0 3/4 08-11-11 35.6
6

ダノンミル 2.02.0 ハナ 08-08-08 35.8
9 カフナ 2.02.1 クビ 07-05-05 36.1
3

ノーザンリバー 2.02.2 1/2 18-18-17 35.0
18

オールアズワン 2.02.2 クビ 17-16-14 35.3
8

ビッグロマンス 2.04.1 大差 05-05-05 38.1
13 リベルタス 2.10.5 大差 12-16-17 43.2

単勝  12 \1080

複勝  12 \300 / 4 \130 / 2 \550

枠連  2-6 \570 (2)

馬連  04-12 \1260 (3)

ワイド 04-12 \630 (3)/ 02-12 \3840 (44)/ 02-04 \1330 (11)

馬単  12-04 \3740 (9)

3連複 02-04-12 \9220 (22/816)

3連単 12-04-02 \55450 (147/4896)

エイシンオスマンがすっと先手をとってのハナ。淡々とペースを作っての5F通過が60.3とやや遅めの印象…そのまま溜めを作って上がり3つの瞬発力勝負…と、そんなに事は簡単には運ばない。5F通過時点で2番手以降は1秒遅れて通過。それが6F通過時点でコンマ6秒差に縮まり→7F通過でほぼ前を吸収という形だったことを考えると、追いかける馬たちの上がり5つは…11.9-12.1-11.8-11.7-11.8こんなイメージだったに違いない。5F分割の前後半差で見ると明らかに後傾Lapながら、前半部分でも明確に息が入ったと思われる部分もなく、後続に関しては少なくとも5Fのロングスパート戦、かつ数字以上に前側の馬に負荷がかかっていたのでは無いかと想像できる。

となると、この舞台で際立ったのが勝ち馬の持続力適性とその中で見せた瞬発力と言う事になるだろう。上手くインにもぐりこんでの立ち回りも光ったが、馬群から抜け出すときの脚は抜きん出ており、距離伸びるダービーの舞台でも間違いなく通用する内容と見ていいだろう。兄が能力を発揮できない舞台で更にパフォーマンスを上げる弟…血統の不思議である。

2着サダムパテックは若干の出負け…も、枠を利してすぐにリカバーがきいて中団やや前のインを虎視眈々と追走。直線でも手応え十分で抜けるところを探っていたのだが、勝ち馬にすぐ外の進路に入られてしまい、結果としてその後を追いかける形になってしまった。ただしそれが原因の3馬身差と言うわけではなく、勝ち馬とは力の差ありと言うより他無い敗戦。ペース的にも東スポ杯の再現のようでベストと思われるだけに…尚更。世代上位評価は間違いないがダービーに向けては大きな大きな目の上の瘤が出来てしまった。

ダノンバラードは好発からすっと控えて前の馬を見る好位置での競馬…内枠ながら全くロス無く運んで、かつ瞬発力を求められない流れ…好走条件がすべて整っての3着という印象。共同通信杯で相当評価を落としたが、それを巻き返して、世代トップに迫れるだけの走りだったかといえば、個人的にはNOと判断したい。これで人気になるようならダービーでは軽視しておきたいところだ。

後方から差を詰めたのが4着・6着馬…共通する点は共に4角で外に出さなかった所、そして切れ味勝負では苦しいという面も同じ…ここでダービーへの切符をもぎ取ったのはデボネアの方だが、次も条件はつくものの、その辺りが整えば3着くらいはあっていい存在ではないだろうか。一方、ナカヤマナイトは…2着馬と同じような位置で進め、4角で外目を進んだ分の負けか…ただこの馬はやはり切れ味を必要とする流れのほうがベターと思われる。

ベルシャザールは、鞍上から切れる脚が無かった分の差…という主旨の談話があったが、個人的には決してこなせない流れではなかったと思うし、若干後手を踏んで押し上げていった前半…ここでかなり行きたがっていた部分が響いたのではないかと思う。後、懸念すべきは距離…どちらにせよダービーに向けては苦しくなってしまった印象である。

最後に書いておきたいのが、トーセンラー…中団後ろの外々を追走して直線でも大外を回さざるを得なかったが、コンマ6秒差、3着馬までならコンマ3秒差まで差を詰めており、少なくとも3着馬よりは価値ある内容と判断したい。この馬自身、宮城で被災、かつ福島県の馬主の馬のサクセスストーリーは何も皐月賞で達成しなくてもいい…ダービーと言う舞台こそ、それにふさわしいのではないか。そう思わせる内容だった。

ホープフルS組が高レベル…という事で、実際にそのレースに出走した馬たちが続々と出走権をGetして臨んだ皐月賞。それをアッサリと打ち破った勝ち馬…そして…後はダービーの予想エントリに回します。

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