レーヴが走ってれば…~桜花賞回顧~
です、です。
いくら保守的な有権者が多いとは言え、後4年もあのジーサンに都を委ねようと思うかね…ま、我欲を抑え、花見を自粛しながら、頑張ってください。それと、ゴッティー…選挙興味ないとかつぶやいちゃダメだよ。忘れな草賞は渋かったけど…
という訳で、早めに桜花賞回顧に参りましょう。
2011年 4月10日(日) 2回阪神6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第71回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.1-11.0-11.5-12.1-11.8-11.3-12.0-12.1=1:33.9
通過 34.6-46.7-58.5-69.8 上り 70.8-59.3-47.2-35.4
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
8 | ○ | マルセリーナ | 1.33.9 | 15-16 | 34.3 | |
16 | × | ホエールキャプチャ | 1.34.0 | 3/4 | 15-17 | 34.3 |
17 | △ | トレンドハンター | 1.34.1 | 3/4 | 17-18 | 34.2 |
14 | メデタシ | 1.34.3 | 1 1/4 | 17-12 | 34.8 | |
1 | フォーエバーマーク | 1.34.5 | 1 1/4 | 01-01 | 36.0 | |
6 | × | ハブルバブル | 1.34.6 | 3/4 | 07-11 | 35.2 |
4 | × | ダンスファンタジア | 1.34.6 | ハナ | 04-05 | 35.5 |
3 | カフェヒミコ | 1.34.7 | クビ | 04-05 | 35.5 | |
15 | △ | フレンチカクタス | 1.34.8 | 3/4 | 07-12 | 35.3 |
10 | △ | スピードリッパー | 1.35.0 | 1 1/2 | 07-05 | 35.9 |
2 | ◎ | デルマドゥルガー | 1.35.1 | クビ | 07-12 | 35.6 |
13 | ▲ | ライステラス | 1.35.3 | 1 | 13-08 | 36.0 |
12 | ウッドシップ | 1.35.3 | クビ | 04-02 | 36.7 | |
7 | エーシンハーバー | 1.35.4 | クビ | 07-08 | 36.1 | |
9 | ラテアート | 1.35.4 | クビ | 13-12 | 35.9 | |
11 | サクラベル | 1.35.5 | クビ | 03-03 | 36.5 | |
5 | マルモセーラ | 1.36.3 | 5 | 02-03 | 37.4 | |
18 | マイネショコラーデ | 1.36.6 | 1 3/4 | 07-08 | 37.3 |
単勝 8 \380
複勝 8 \140 / 16 \120 / 17 \230
枠連 4-8 \410 (1)
馬連 08-16 \620 (1)
ワイド 08-16 \260 (1)/ 08-17 \560 (6)/ 16-17 \470 (2)
馬単 08-16 \1230 (2)
3連複 08-16-17 \1480 (1/816)
3連単 08-16-17 \5880 (3/4896)
ダッシュ良く最内のフォーエバーマークがハナを取り切る展開…軽快に飛ばして3Fの34.6はBERA-an的ジャッジでは完全に後ろの馬のペース…そこから、12.0を挟むもののまたもや11秒台に突入、直線では11.3と一気のペースアップしての我慢比べとなった。テンが速めな割には中盤の緩みも少なく、前を良く馬に取っては数字以上苦しい流れだったと言えるだろう。
ただ、決してこの流れだけが上位3頭とも4角15番手以降の馬が独占という結果を生んだ訳ではない。4F分割では46.7-47.2であり、そして決して内の馬場が死んでいた訳ではない事を合わせて考えると、決して前が残れない状況だったというわけでもなく、この上位3頭は単純に力関係で優っていたと考えるべきであろう。
そんな中で買ったマルセリーナ…スタートで若干後手を踏んだものの、中団まで押し上げるときに前をカットされて、結果的に後方待機という形になってしまった。しかし、そこから冷静だった鞍上…インで脚をためながら隙を伺い直線に入り、外に出しながらラテアートにぶつかるようにして前への進路を確保しての一気伸び。紙一重とも思える騎乗だが勝てば官軍と言うことでいいだろう。一連のレースぶりからも瞬発力だけの馬ではないし、血統的に見ても距離延長にも対応可能と思えるだけにオークスも当然圏内と見るべき馬である。
1番人気を背負ったホエールキャプチャ…コチラも1歩目で若干の立ち遅れ…枠的に考えてもココで無理は出来ずに後方待機策となったが、腹をくくって大外をぶん回すと強烈な伸び脚…通った位置を考えれば、勝ち馬との差はないに等しいと見ていいだろう。ただ次を見た時に…デビューから使われたレースを見ると、この馬が最も12Fに適性がないような気がする。
3着トレンドハンターは更に2着馬の後ろ…大きく外に振って直線を向くと2着馬の後ろをしっかりと付いての3着…この馬も持続力と切れ味を合わせ持つ馬だけにオークスでも楽しみと言える馬…きついローテから開放される次走はさらなる上積みがあってもおかしくない。
メデタシは上の3頭と同じような位置取りからの競馬も、いち早くポジションを上げての追撃…3頭には交わされたものの自身もしぶとく伸びての4着。この走りを見ても持続力面で高い評価をしておきたい。というか、桜花賞4着馬へのオークス優先出走権って、まだもらえてるのだろうか?無ければトライアル回り…東京コースならば厳しい予感。
そして逃げて踏ん張り抜いたフォーエバーマーク…自ら厳しいLapを刻んでの掲示板確保は優秀と言っていいだろう。恐らく自身でペースを作るという制約があるものの、7Fまでならかなり強い競馬が期待できそう。NHKマイルは…同型次第と言ったところか。
その他ダンスファンタジア、ハブルバブル辺りは、情状酌量の余地は若干あるものの、やはり力負けと言っていいだろう。ハブルバブルは権利取り直しも、ローテ的にもう狙い目がなさそうな気配…ダンスファンタジアは…恐らく距離もたないはず。
もしの話はする必要はないかもしれませんが、この流れならば恐らくレーヴが勝っていたんじゃないかと思います。となると、やはりそのインパクトは相当なものになっていたでしょうね。ダービー行けよなんて声も出たんじゃないかなぁ。とは言え、勝ち馬始め代役を果たした馬も決して弱い競馬ではなかったことは付け加えておきましょう。