凄まじき底力勝負…~中山牝馬S回顧~
です、です。
ビールが入り、ちょっとほろ酔いですが、勢いに任せていくとしましょう。ラストは中山牝馬Sですね~。
2011年 4月 2日(土) 2回阪神3日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【12R】 第29回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)[指定] 芝・外 1800m 18頭
LAP 12.1-10.6-11.5-11.6-12.1-11.8-11.2-12.1-12.4
通過 34.2-45.8-57.9-69.7 上り 71.2-59.6-47.5-35.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
14 | ▲ | レディアルバローザ | 1.45.4 | 10-10 | 34.4 | |
12 | フミノイマージン | 1.45.8 | 2 1/2 | 17-16 | 34.2 | |
4 | コスモネモシン | 1.45.9 | 3/4 | 07-08 | 35.0 | |
6 | ◎ | ディアアレトゥーサ | 1.46.1 | 1 1/4 | 05-05 | 35.4 |
5 | バイタルスタイル | 1.46.1 | クビ | 01-01 | 36.4 | |
9 | モーニングフェイス | 1.46.2 | クビ | 10-13 | 34.9 | |
7 | アグネスワルツ | 1.46.5 | 1 3/4 | 18-18 | 34.6 | |
15 | ○ | ワイルドラズベリー | 1.46.6 | 3/4 | 15-13 | 35.3 |
3 | × | ヒカルアマランサス | 1.46.6 | 頭 | 15-15 | 35.1 |
13 | △ | プロヴィナージュ | 1.46.7 | クビ | 07-07 | 35.9 |
11 | × | ブロードストリート | 1.46.7 | クビ | 14-11 | 35.6 |
2 | ダイワジャンヌ | 1.46.9 | 1 1/4 | 13-16 | 35.3 | |
17 | △ | オウケンサクラ | 1.47.0 | 3/4 | 02-02 | 37.1 |
18 | カウアイレーン | 1.47.0 | ハナ | 10-08 | 36.1 | |
1 | △ | クーデグレイス | 1.47.1 | クビ | 09-11 | 35.9 |
16 | スイートマトルーフ | 1.47.1 | 頭 | 04-04 | 36.8 | |
8 | アドマイヤテンバ | 1.47.2 | 1/2 | 03-03 | 37.1 | |
10 | × | アプリコットフィズ | 1.47.4 | 1 1/2 | 05-05 | 36.8 |
単勝 14 \1950
複勝 14 \610 / 12 \1250 / 4 \1000
枠連 6-7 \1550 (6)
馬連 12-14 \40330 (91)
ワイド 12-14 \10750 (93)/ 04-14 \6240 (74)/ 04-12 \18270 (107)
馬単 14-12 \82970 (188)
3連複 04-12-14 \285120 (464/816)
3連単 14-12-04 \2446260 (3039/4896)
軽量バイタルスタイルが何が何でもの構え…それに続くのがアドマイヤテンバやスイートマトルーフ・オウケンサクラの8枠2頭…かなりのペースで飛ばすバイタルスタイル…縦長になったものの各馬の間隔はほとんど空いておらず、各馬それぞれの位置なりに苦しい流れを感じながらの追走になったと思われる。直線に入りペースアップするもののほとんどお釣りがなく、坂の手前にして一気にLapの落ちる消耗戦に近い流れになったと思われる。
まずはレディアルバローザ…好発からじっくり控えて中団からの競馬…直線では外を選択しようとしたが、空いてる内に切れこんでいき、馬の間を縫うように抜けだしての重賞制覇。前走は完全切れ負けの一戦であり…過去走から見ても緩まない流れに適性があったことは間違いないが、このパフォーマンスはほめられるべきものだろう。距離にもめどが立っただけに、今後も面白い存在になれそうな気がする。
2着フミノイマージンは、正直何を評価していいものやらさっぱり分からないというのが本音である。死んだふり、軽量がいい方に向いたとしか言えないだけに、次に人気になるのであれば嫌って妙味あるということになるだろう。恐らく、人気になることはないと思われるが…
コスモネモシン・ディアアレトゥーサの2頭は55キロを背負って、中団やや前に付けながらの好走…個人的には上位2頭よりコチラを評価しておきたい。ただ切れ味を求められる流れには全く適正がないだけに、その辺りの考慮は必要だが、小回りの牝馬限定戦なら十分やれるだけのパフォーマンスだったと思われる。
そして、56キロと背負った実績馬たちはこぞって惨敗…牡馬換算で58キロと言うが、55キロの馬が結果を出しているの中での敗戦だけに、やはり腑に落ちない面があると思わざるをえない。ワイルラズベリーやブロードストリート辺りはこの流れでももっとやれていいはずの馬だけに、今回のところは参考外としておきたい。