こんな阪神マイルは…~ダービー卿CT回顧~
です、です。
本来ならば昨日中にしあげておくべき回顧だったのですが、またも積み残して日本出国…という訳で、香港行きの機内でパチパチしております。機中でもレース映像を再生できるようにしておいたので、狭い以外は地上と同じなんですね…
まずは食事前にビールはやめて、お茶を飲みながらのダービー卿回顧と参りましょう。
2011年 4月 3日(日) 2回阪神4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【12R】 第43回ダービー卿チャレンジT
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.7-11.4-11.5-12.0-11.8-11.0-11.0-11.9
通過 35.6-47.6-59.4-70.4 上り 69.2-57.7-45.7-33.9
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
3 | ブリッツェン | 1.33.3 | 01-01 | 33.9 | ||
5 | × | ライブコンサート | 1.33.3 | ハナ | 04-04 | 33.6 |
4 | キョウエイストーム | 1.33.4 | クビ | 10-07 | 33.4 | |
10 | ◎ | スマートステージ | 1.33.4 | ハナ | 12-12 | 33.2 |
6 | △ | ダイシングロウ | 1.33.5 | 3/4 | 02-02 | 34.0 |
2 | ○ | ダンツホウテイ | 1.33.6 | クビ | 09-07 | 33.7 |
9 | ショウワモダン | 1.33.6 | ハナ | 06-04 | 33.8 | |
1 | △ | スピリタス | 1.33.6 | ハナ | 12-12 | 33.4 |
14 | △ | コスモセンサー | 1.33.6 | クビ | 03-02 | 34.0 |
13 | × | スズジュピター | 1.33.7 | クビ | 04-04 | 33.9 |
7 | ラインプレアー | 1.33.9 | 1 1/2 | 06-07 | 33.9 | |
15 | ダンスインザモア | 1.33.9 | 頭 | 15-16 | 33.3 | |
11 | × | キングストリート | 1.34.3 | 2 1/2 | 10-11 | 34.2 |
12 | ▲ | アーバンストリート | 1.34.3 | 頭 | 06-07 | 34.4 |
8 | スズカサンバ | 1.34.4 | クビ | 15-14 | 34.1 | |
18 | コパノオーシャンズ | 1.34.5 | 3/4 | 15-17 | 33.7 | |
17 | ブライティアパルス | 1.35.2 | 4 | 12-14 | 34.9 | |
16 | ショウナンカザン | 1.37.0 | 大差 | 18-18 | 35.5 |
単勝 3 \2080
複勝 3 \560 / 5 \220 / 4 \430
枠連 2-3 \1880 (9)
馬連 03-05 \6060 (23)
ワイド 03-05 \1960 (23)/ 03-04 \2850 (35)/ 04-05 \1290 (14)
馬単 03-05 \14750 (51)
3連複 03-04-05 \17820 (58/816)
3連単 03-05-04 \135230 (404/4896)
ブリッツェンがポンと好発からハナに…外から何頭か来るものの、どうしてもハナを取りたいと言うわけでもなく、1F目の12.7は異例の遅さ…そのまま11.4-11.5とさしてペースは上がらず流れていく、そして4F目にはトドメの12.0…ラストこそ3つ目から11.0を2つ重ねていくものの、ラスト1つはまた11.9に落としてのフィニッシュ。上がり勝負でもラストがガクッとLapを落としてしまっているだけに、レースレベル的には少々疑問符を投げかけておきたいが、それ以前に前後半差1.9では、後ろの馬にはいかんともしがたかったと言わざるをえない。また時計的には優秀なものの、どのレースも速かっただけにそこは評価しないほうがいいだろう。
まず勝ったブリッツェン…前走の準オープンでも恵まれたLapを瞬発力を使って逃げ切ったのだが、今回も流れに恵まれた感は否めない。ただ過去は中山や札幌でのワンペースのような流れでも好走は出来ているだけに、適性の高いペースがどこなのかは判断保留としておきたい。
2着ライブコンサートは4連続重賞連対の鞍上が上手く導いた。位置取り的な恩恵があったのも事実だが、芝マイルでは安定した結果が残せるようになってきたし、今後もそれでいいだろう。もう少し厳しい流れでも踏ん張れるだけにG1でもそこそこの結果を出せているが、力差を埋めるまでには至らないというのが、実際のところであり、今後もそういう扱いでいいと思われる。
3・4着は中団よりコマを進めた馬たち。位置取りの逆流があったことは間違いないが、頭に入れておきたいのは共に瞬発力面では今ひとつの馬という事…その面からは、評価していい内容だったと思われるし、今後も注目しておきたい馬である。
その他の馬にとりたてて、特筆すべき点はありませんでしたが、このLapで後ろからの馬がイマイチ来れていないというのは、いわゆる「瞬発力特化型」ほとんどいなかったという面もあったんじゃないかと思います。