むむ…こやつは?~ファルコンS回顧~
です、です。
何とかかんとか、最後までこぎつけました。実は若葉Sとかも少し見ておきたかったりするのですが…後はG1展望とかも…全部無理っぽそうですが、無理やり金曜付けのエントリが空けましたので、どちらかは上げようと思います。
2011年 3月19日(土) 1回阪神7日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第25回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝・内 1200m 16頭
LAP 12.2-10.6-11.2-11.6-11.2-11.9=1:08.7
通過 34.0-45.6-56.8-68.7 上り 68.7-56.5-45.9-34.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
15 | ヘニーハウンド | 1.08.7 | 08-08 | 34.2 | ||
6 | ○ | スギノエンデバー | 1.08.8 | 1/2 | 06-05 | 34.4 |
11 | × | テイエムオオタカ | 1.08.8 | クビ | 02-02 | 34.6 |
3 | × | ロビンフット | 1.08.9 | 3/4 | 14-12 | 34.0 |
4 | ◎ | マジカルポケット | 1.09.0 | クビ | 08-09 | 34.4 |
5 | エーシンジェイワン | 1.09.1 | 3/4 | 04-05 | 34.7 | |
1 | △ | ジョーアカリン | 1.09.2 | クビ | 08-09 | 34.6 |
13 | オヤシオ | 1.09.4 | 1 1/4 | 11-11 | 34.8 | |
7 | ヴォトレメイヤー | 1.09.4 | ハナ | 12-14 | 34.5 | |
16 | △ | アフォード | 1.09.5 | 1/2 | 02-02 | 35.3 |
14 | ウッドシップ | 1.09.5 | ハナ | 04-04 | 35.2 | |
10 | ピュアオパール | 1.09.7 | 1 1/4 | 01-01 | 35.7 | |
9 | △ | シゲルソウサイ | 1.09.9 | 1 1/4 | 06-05 | 35.5 |
12 | ▲ | ファーマクリーム | 1.10.2 | 2 | 12-12 | 35.4 |
2 | × | アフリカンハンター | 除外 | |||
8 | エーシンヒットマン | 取消 |
単勝 15 \2510
複勝 15 \510 / 6 \220 / 11 \170
枠連 3-8 \750 (3)
馬連 06-15 \9910 (31)
ワイド 06-15 \3330 (34)/ 11-15 \1790 (23)/ 06-11 \630 (5)
馬単 15-06 \19250 (60)
3連複 06-11-15 \11600 (41/364)
3連単 15-06-11 \110250 (337/2184)
シゲルソウサイとエイシンジェイワンがハナを主張するところをピュアオパールがスッと交わして先行争いは決着。3F通過の34.0は比較対象こそ無いが、標準に近い流れと見ていいだろう。そして後半も34.7でまとめて前後半差+0.7。阪神にしてはこれでも前傾気味と言えるのだが、やはり前有利のながれには違いない。さらに今回は4F目で11.6とやや溜めを作って、直線(5F目)でコンマ4秒のペースアップというペースになっていることが前有利の流れにより一層拍車をかけたと言っていいだろう。これについては少しだけ後述しようと思う。
とにかく、その流れの中で出遅れながら中団につけて外目から捲るように抜けきった勝ち馬ヘニーハウンドの力は疑いようのないところ。個人的には7Fの切れ味勝負だった新馬を勝っての参戦、しかも休み明けと来れば、どう考えても拾い様がないだけに、ある意味納得。距離的にはもう少しあっても大丈夫そうで、NHKマイルもやれそうな感じは受ける。
2着スギノエンデバーは4角までは好位馬群でそつ無く運んで、直線を迎えたが、外に出そうとするところを勝ち馬が先に行ってしまい、その後ろでしか進路を確保できなかったのが痛い…それがなければもう少し際どい勝負にはなっていただろうが、それが叶わないのも勝ち味に遅い馬の宿命とも言えるのだが…
テイエムオオタカも距離・ペース問わずに走れる強みを活かしての指定席…ただスピードの持続力のみを問う流れではなく、もう少し距離があって苦し目の流れの方がいい結果が出そう…そんなイメージである。また4着ロビンフットはコースロス無く走れたこともあるが、後方から差を詰められたことは力の証明…コチラはもっと上がりを強調できるレースの方がいいかもしれない。マジカルポケットに関しては現状の力は出せているだろう。平坦Lapなら7Fでも対応可能…
1番人気惨敗のアフォードはこのペースで掛かりまくっていた事を考えると、現状ではぶっぱなして自ら前傾Lapを刻むのが一番性にあっていそうだ。とりあえずは参考外としたい。
さてさて…↑の方で書いた小回りコースのLap構成の話…
小回りコースでたまに見られるのですが、上がり3つ目(4角辺り)でLapが落ちて、2つ目でポンとLapが上がるような流れは、得てして先行馬に有利に働く…これは覚えておいて損はないです。比較的よく見られるのが、中山マイルや(旧)中京ダ1700mですね。そんな流れで後方から健闘した馬とかは、次以降もチェックしてみてはいかがでしょうか。