それは聞いてないな…~阪急杯回顧~
です。です。
土曜日に話題騒然となった黛くんの騎乗…今さらですが、少しだけ。
まずあそこまで分かりやすい八百長はないでしょうし、手綱を緩めるほどのセーフティリードがあった訳ではなかったのも間違いないところ…それなら勝った同日1Rの方がもっと余裕あったでしょ?
ですので、本人が言っている「内にもたれたのを立て直す時に、あのような姿勢になった」と言うのが本当のところじゃないかと思います。ただ他のジョッキーならばもっと上手く出来ていたのか…まぁそこですよね。騎乗停止に関しては穿った見方をされてもおかしくない状況だっただけに、不運だったのかもしれませんが、仕方ないというのが正直なところ…半端じゃない金が掛かっている世界ですから、厳しく接して当然だと個人的には思います。
しっかし、油断騎乗やら無気力相撲やら、上手いコト名付けますねww。
さて、今日は阪急杯の回顧…自信アリとかヌカして赤っ恥のレースでございます。
2011年 2月27日(日) 1回阪神2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第55回阪急杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝・内 1400m 16頭
LAP 12.0-10.2-11.0-11.6-11.7-11.5-12.1=1:20.1
通過 33.2-44.8-56.5-68.0 上り 68.1-57.9-46.9-35.3
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
15 | △ | サンカルロ | 1.20.1 | 08-07 | 34.7 | |
2 | ○ | ガルボ | 1.20.3 | 1 1/4 | 06-04 | 35.1 |
4 | フラガラッハ | 1.20.4 | 3/4 | 14-11 | 34.7 | |
12 | × | スプリングソング | 1.20.6 | 1 | 03-03 | 35.6 |
7 | × | ワンカラット | 1.20.6 | クビ | 06-07 | 35.3 |
5 | △ | サワヤカラスカル | 1.20.8 | 1 1/2 | 03-04 | 35.7 |
1 | △ | ショウナンカザン | 1.20.8 | 頭 | 02-02 | 35.9 |
6 | ▲ | ビービーガルダン | 1.20.9 | クビ | 09-09 | 35.4 |
16 | × | ケイアイデイジー | 1.21.0 | 1/2 | 09-09 | 35.5 |
10 | サワノパンサー | 1.21.0 | クビ | 05-04 | 35.9 | |
9 | ◎ | コスモセンサー | 1.21.0 | 頭 | 01-01 | 36.2 |
11 | ゼットフラッシュ | 1.21.0 | 頭 | 11-11 | 35.3 | |
13 | テイエムカゲムシャ | 1.21.0 | 同着 | 15-15 | 35.0 | |
14 | コパノオーシャンズ | 1.21.2 | 1 1/4 | 11-13 | 35.4 | |
3 | トシギャングスター | 1.21.3 | 1/2 | 16-16 | 35.2 | |
8 | マイネルレーニア | 1.21.5 | 1 1/4 | 11-13 | 35.7 |
単勝 15 \840
複勝 15 \220 / 2 \130 / 4 \250
枠連 1-8 \1070 (4)
馬連 02-15 \1270 (4)
ワイド 02-15 \460 (3)/ 04-15 \1320 (21)/ 02-04 \460 (2)
馬単 15-02 \3300 (12)
3連複 02-04-15 \3500 (12/560)
3連単 15-02-04 \22840 (77/3360)
楽に先手を取ろうとしたのは何と差し馬のサワヤカラスカル!それに続くのがガルボ…そこにスタートは悪くなかったもののペースに戸惑ったコスモセンサーがかぶせて、更に内からショウナンカザン…最終的にはコスモセンサーがハナに立ったが、ショウナンカザンも簡単には引かず。結局は33.2-44.8と6F戦並の入りになっての我慢比べ…前に行く馬には苦しい流れになってしまったのは言うまでもないだろう。
サンカルロが3歳のNZT以来の勝ち星で大きな賞金加算となった。激流歓迎、さらに位置取りの恩恵があったことは間違いないのだが、そんな時でも位置取りが後ろ過ぎて届かないケースが多く、勝ちから見放されていた馬。今回はスタート直後こそ後方だったものの、早々とポジションを上げにかかって直線半ばで勝負を決めてしまった。生粋のスプリンターと言う訳ではないが、少しずつそれに近付いているイメージ…小回りの方が良いタイプだけに、本番でも期待は出来そうだが、あくまで流れの恩恵があってこそという条件は付いて回るし、意外に前が止まらない阪神6Fというのは、立ち回りにくそうなイメージも。
好位から狭いところを抜けてきたガルボ…スタート直後はハナもあるかという位置を普通に走れていた当たり、スプリント戦にも対応は可能だろう。狭いところを抜けだすのに仕掛けが遅れた事が逆に奏功したという見方も出来るが、苦しい流れを前付けして抜けだしてきた事も事実であり、個人的には次も買ってみたいと思わせた一頭。
意外な健闘…と、個人的には思っているフラガラッハ。条件戦は切れ味に任せる競馬で勝ち上がり、前走の東京新聞杯で苦しい競馬になり結果を出せなかっただけに、ここは苦しい戦いを強いられると思っていたのだが…この一戦で少し評価を変える必要があるだろうが、流れに恵まれた背景もあり判断に迷うところ。
距離的にも流れ的にも決してベストと言えない中でよく踏ん張ったのがスプリングソング…4角の挙動ではもっと後ろになるかと思っていたのだが…次は確実に条件好転するだけに、個人的にはアリとしておきたい。また明らかに太かったワンカラットも一応の格好は付けており、上積みは大きそうだ。
ちなみにビービーガルダンは全くついていけず…もう終わったクサイ…
なんだか今年の高松宮記念もあまり代わり映えしないメンツになりそうですね…あれ?キンシャサは…今週か…ま、それ次第ですな。