重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

想定は当たったのか否か?~京都牝馬S回顧~

まいどー!!です…bera-an2でございます。

いつの間にやら2011年も一月が過ぎていきました…決して生き急いでいる訳ではないのですが、早いです…マジで。明日の便で日本に一時帰国となります。例によって日本では更新の頻度が極端に落ちると思われますので、回顧は今日のうちに済ませておくことにします。

3重賞…特に理由はありませんが、京都牝馬から逝ってみましょうか。

2011年 1月30日(日) 2回京都2日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第46回京都牝馬
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際) 芝・外 1600m 16頭

LAP 12.7-11.0-11.7-12.4-11.9-11.5-11.2-11.3=1:33.7
通過 35.4-47.8-59.7-71.2  上り 70.0-58.3-45.9-34.0

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
5 × ショウリュウムーン 1.33.7

10-10 33.3
8 × ヒカルアマランサス 1.34.0 1 3/4 13-12 33.3
6

サングレアズール 1.34.1 1/2 05-05 34.0
3 レディアルバローザ 1.34.2 3/4 09-09 33.9
11 リビアーモ 1.34.3 1/2 15-15 33.5
1

ストリートスタイル 1.34.3 ハナ 16-16 33.2
13 × ブロードストリート 1.34.3 クビ 10-10 33.9
2

アグネスミヌエット 1.34.4 3/4 13-12 33.7
9

コスモネモシン 1.34.4 ハナ 05-05 34.3
7 アグネスワルツ 1.34.5 クビ 02-02 34.7
4

ジュエルオブナイル 1.34.5 クビ 01-01 34.8
15

ケイアイデイジー 1.34.5 ハナ 07-07 34.3
10 ベストロケーション 1.34.8 1 3/4 07-07 34.6
12 アプリコットフィズ 1.35.2 2 1/2 02-03 35.4
16

プリンセスメモリー 1.35.5 1 3/4 10-12 35.0
14

ヤマカツマリリン 1.35.6 3/4 02-04 35.7

単勝  5 \1070

複勝  5 \330 / 8 \150 / 6 \820

枠連  3-4 \1020 (5)

馬連  05-08 \2120 (7)

ワイド 05-08 \780 (7)/ 05-06 \4740 (44)/ 06-08 \1980 (23)

馬単  05-08 \4810 (16)

3連複 05-06-08 \21460 (64/560)

3連単 05-08-06 \125740 (350/3360)

ハナを切るともくされていたアグネスワルツは我関せずと言わんばかりに番手に収まり、ペースを作ったのは内枠の6Fからの転戦組だったジュエルオブナイル…3F通過はほぼ一団で35.4、そして坂の上りで12.4と緩めて4Fは47.8での通過となったのだが、ここでちと予想エントリを振り返ってみたい。

「後方からの馬が届くかどうかの分水嶺は前半3F:35.5」

テン3Fが35.4であった今年は4角10番手以降の2頭がワンツーと、一見想定通りとなったように見えるが、決してそうではない。今回のレースの前後半差47.8-45.9と実に1.9秒…完全に前有利の流れである。そのペースを覆したのはやはり馬場…Bコース替わりの今週から急遽始まった外差し祭り…コレが超強力だったと言うことである。その辺りを踏まえての各馬回顧ということは頭に入れておいていただきたい。

勝ったショウリュウムーンは4角までは中団のイン。直線に入り進路を求めて外へ振りながら、前が開くと一瞬にして他馬を置き去りにする完勝劇。懸念された内枠だが、京都外回りは直線に入り内回りと外回りの合流部分で内ラチが無くなって、インでも詰まりにくいコース形態であり、今回はそれがピタリと嵌ったと言えよう。とにかく、キレだけを全面に押しだすキャラではないだけに、もう少し厳しめに流れても対応は可能…ヴィクトリアマイル辺りも視野に入ってくる勝ちっぷりだったと思う。ただ、引き続き窮屈なレースを強いられるであろう場合は軽視してみたいし、ケースによって大きく出し入れが必要な馬と言えよう。

昨年同様、後方から外目を突いて脚を伸ばしてきたヒカルアマランサス…昨年の勝利以後は先行策なども試されてきたが、やはり末脚を生かす競馬のほうがあっている印象。ただ上がりのみのレースで瞬発力を生かす馬ではないし、脚質的にも安定感はないだけに、今後も狙えそうなレースは限られてくるのではないだろうか。

個人的には意外な健闘と言いたいのがサングレアズール。前走も人気薄ながら完勝といえる内容だったが、今回も好位のインで脚を溜めて、直線も伸びない内をついてキッチリと伸びた。昇級即重賞の舞台でも多くのものを克服できているだけに、今後に大きく繋がる結果になったと言えよう。とりあえずは阪神牝馬Sが試金石になるか…同じような位置を通ったレディアルバローザもマイルまでならそれなりにやれそうな気配で、この2頭は今後も注目しておきたい。

後方から進めたリビアーモは流れ的には苦しかったが、馬場の恩恵はあった分、最後までしっかり伸びた印象。府中牝馬でもすごい脚でわずかに届かなかったことを考えると、この舞台でいい勝負をするにはには、やはり流れのアシストが欲しいと言う事か…ちょっと狙いすぎたかも。6着ストリートスタイルは出負けしながらの結果…その内どこかで穴をあけそうな気配だ。

最後に人気を裏切った馬たちを簡単に…ブロードストリートは流れ以前にプラス馬体重が響いた印象、また内でロス無く運びタイプだけに、枠も微妙に影響したかもしれない。アグネスワルツは、位置取り的に苦しかった以上に、今回のようなペースはやはり合わない印象…常時人気になるキャラだけに、これからも嫌って妙味ある馬になって頂ければありがたい。アプリコットフィズは位置取り的には苦しかったが、外目を回っていたし、少し突っ張って走っていた感じも見受けられたが、さすがに負けすぎ…ひとまずは様子見と言う事でいいだろう。

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