ちょっとイメージが…~根岸S回顧~
です…です。
出発前にサクサク上げておきましょうね~。根岸Sです。
2011年 1月30日(日) 1回東京2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第25回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭
LAP 12.4-11.2-11.6-12.1-12.0-11.8-11.9=1:23.0
通過 35.2-47.3-59.3-71.1 上り 70.6-59.4-47.8-35.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
1 | セイクリムズン | 1.23.0 | 07-07 | 35.0 | ||
5 | ダノンカモン | 1.23.2 | 1 1/4 | 05-05 | 35.4 | |
11 | ダイショウジェット | 1.23.7 | 3 | 09-09 | 35.4 | |
9 | エーシンクールディ | 1.24.0 | 1 3/4 | 03-03 | 36.4 | |
3 | ティアップワイルド | 1.24.3 | 1 3/4 | 03-03 | 36.7 | |
14 | ワンダーポデリオ | 1.24.4 | 3/4 | 13-13 | 35.7 | |
15 | 注 | ワールドワイド | 1.24.5 | 3/4 | 09-11 | 36.1 |
6 | ケイアイガーベラ | 1.24.6 | 1/2 | 01-01 | 37.3 | |
7 | ビクトリーテツニー | 1.24.7 | 3/4 | 15-14 | 35.8 | |
13 | タマモホットプレイ | 1.24.9 | 1 | 12-12 | 36.3 | |
10 | スターボード | 1.24.9 | クビ | 09-09 | 36.6 | |
2 | ダイワディライト | 1.25.0 | クビ | 05-05 | 37.1 | |
12 | サクセスブロッケン | 1.25.1 | 1/2 | 07-08 | 37.0 | |
4 | ガブリン | 1.25.6 | 3 | 14-14 | 36.8 | |
8 | アグネスジェダイ | 1.25.7 | 1/2 | 02-02 | 38.3 | |
16 | スリーアベニュー | 1.25.9 | 1 | 16-16 | 36.6 |
単勝 1 \360
複勝 1 \150 / 5 \160 / 11 \940
枠連 1-3 \320 (1)
馬連 01-05 \640 (1)
ワイド 01-05 \270 (1)/ 01-11 \2830 (29)/ 05-11 \2930 (30)
馬単 01-05 \1290 (3)
3連複 01-05-11 \12110 (39/560)
3連単 01-05-11 \45080 (135/3360)
どの馬も様子を見ながらの追走…結果的に人気を背負ったケイアイガーベラがハナにたってのペースメイクとなったが、35.2-47.3の通過Lapは過去10年で2番目の遅さ…この時点でいくら後ろが届く府中とは言え、前有利の流れになったことは言うまでもない。ただラストまで11秒台でキッチリとまとめてのフィニッシュで内容としては決して悪いものではないと言える。
勝ったセイクリムズンは最内から先団を見る形でレースを進め、直線に入り前を行くダノンカモンに目標を定めると、余裕たっぷりに抜け出して重賞連勝。前走は明らかに距離不足の中を苦しい競馬だったが、距離が伸びた今回はただただ楽な競馬に映った。さてここから1Fの距離延長は…これまで7Fまでの競馬が大半だった事は事実であり、それを不安視するのもひとつの方法だろうが、今回のレース内容を見るかぎりは余程の激流で消耗戦テイストにならない限りこなしてしまうような気もする。
ダノンカモンは勝ち馬に終始後ろから見られるような位置取りの競馬…それでいて、ケイアイガーベラを捕まえに行く仕事も担っており、立ち回りとしては苦しかったと思われる。今回だけで勝ち馬と勝負付けが済んでしまったと考えるのは早計というもの。むしろマイルになってプラスになるのはこの馬のほうであり、本番で巻き返すはまだ残っていると見ていいだろう。
忘れた頃に突っ込んでくるのがダイショウジェット…左回りの東京に好走が集中しているだけに、ここは絶好の狙い目だったと言う事。たださすがにG1では荷が重いだろうし、次も…という事にはならないかも。4着エーシンクールディはペースに助けられた感が強いもののオープンでの目処はたったか…OP特別辺りなら主役は張れそうな感じはする。ティアップワイルドもペース的な恩恵はあったが、一連のパフォーマンスを見ていると、オープンで走るならば6Fの苦しい流れの方があっている感じは受ける。
外枠から差しに回った2頭が6・7着だったが、流れ的に見ても仕方ないと言わざるをえない…然るべき条件で再度狙い直しと言ったところ…なのだが、言い訳のしようがない敗戦になってしまったのがケイアイガーベラ。あのペースで走りながら、直線に入り突き放すこともなく馬群に沈んでいく様は関西圏のレースでは有り得ない姿…単純に東京が合わないとくことであれば、フェブラリーSは出るだけ無駄ということになってしまうのだが…
上位2頭はフェブラリーSが見えてくるような走りでしたね~。ただ「基本1400mがベストレンジでマイルもこなせるよ」的な馬がフェブラリーを取ってしまっていいものやら…そういう意味では、ここでエスポ・トランセンド・スマートファルコン辺りと勝負してもらいたいのですが、その辺の馬の動向が全く入ってきませんね~。どうなってるんでしょうか?