何でこの馬が…~福島記念回顧~
マイドです
はい…予約投稿ですね。月~火に日が変わる頃に作っておりますよ。なもんで、日本が暑いとか、寒いとかこの時点では全く分かりません…
2010年11月20日(土) 3回福島9日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第46回福島記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭
LAP 12.0-11.1-12.3-11.6-12.0-12.6-11.7-12.1-11.7-11.8=1:58.9
通過 35.4-47.0-59.0-71.6 上り 71.9-59.9-47.3-35.6
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
5 | △ | ダンスインザモア | 1.58.9 | 15-15-15-14 | 34.4 | |
11 | × | ディアアレトゥーサ | 1.59.0 | 1/2 | 06-06-06-04 | 35.3 |
2 | ○ | トウショウシロッコ | 1.59.0 | クビ | 13-13-13-09 | 34.9 |
4 | メイショウクオリア | 1.59.1 | クビ | 03-04-04-04 | 35.5 | |
13 | △ | ミステリアスライト | 1.59.2 | 1/2 | 03-04-02-02 | 35.8 |
12 | ▲ | サニーサンデー | 1.59.3 | 3/4 | 03-03-04-04 | 35.7 |
1 | × | ナムラクレセント | 1.59.3 | クビ | 12-10-12-12 | 35.3 |
8 | △ | アルコセニョーラ | 1.59.4 | 3/4 | 13-13-13-12 | 35.3 |
3 | マイネルチャールズ | 1.59.6 | 1 1/4 | 06-07-08-07 | 35.8 | |
9 | レッドアゲート | 1.59.8 | 1 1/2 | 06-09-10-09 | 35.9 | |
14 | ◎ | ニルヴァーナ | 1.59.9 | クビ | 01-01-01-01 | 36.6 |
6 | イケトップガン | 1.59.9 | クビ | 09-11-08-07 | 36.1 | |
7 | ベルモントルパン | 2.00.2 | 1 3/4 | 09-11-10-14 | 36.3 | |
10 | × | サクラオリオン | 2.00.2 | クビ | 09-07-06-09 | 36.5 |
15 | シルクネクサス | 2.00.6 | 2 1/2 | 02-02-02-02 | 37.2 | |
16 | ホワイトピルグリム | 取消 |
単勝 5 \6440
複勝 5 \950 / 11 \170 / 2 \190
枠連 3-6 \3520 (13)
馬連 05-11 \13100 (38)
ワイド 05-11 \2930 (37)/ 02-05 \3070 (40)/ 02-11 \440 (1)
馬単 05-11 \36870 (90)
3連複 02-05-11 \18490 (60/455)
3連単 05-11-02 \201790 (578/2730)
まがりなりにも△を打ってる馬が勝ったのに、どうしてこんなタイトルをつけたのか…それは、この馬が来れる流れだとは決して思えないから…簡単に紐解いてみよう。
まずニルヴァーナとシルクネクサスが競り合うような形でレースがスタート、ただ3F通過が35.4とさほど速くはなっていない。ところが2角に入りペースアップして、5F通過が59.0と平均やや速めと言えるペースに…さらに6F目ではこのコースでは異例と言っていい12.6までLapを落とした上で、上がり4つの勝負。とこんな感じのレースになった訳だが、外目優勢の馬場とは言え、決して前に厳しすぎる流れにはなっていないと思われる中での差し馬台頭…しかも3角で最後方にいた馬が差し切ってしまえたポイントは2つ…
1.緩急がかなり付いたLapであり、それに付き合わされた前目の馬には数字以上の負荷がかかった。
2.6F目の12.6で後方の馬が労せずして前との差を詰められた。
こんな所ではないだろうか。特に2.に関しては前に良く馬にとっては想像以上に負担になり、後ろから行く馬に取っては想像以上にプラスに働いたと言えるだろう。
勝ち馬をくさす訳ではないが、そんな伏線がいくつも絡んで成し得た5年8カ月ぶりの勝利であり、今さら馬の力をどうこう言うのもどうなのだろうか…今回に関してはイレギュラーであり、この馬の狙い目としては小回りコースで上がりがかかる苦しめの流れと思っておいていいだろう。
一方、ある意味正攻法で挑んだのがディアアレトゥーサ。このペースでもうまく流れに乗って追走出来ていた。本来ならばこの馬が勝っていたのだろうが、今回は運がなかったとしか言いようがない。力的には小回り牝馬限定重賞ならばあっさり勝てるだけのものは持っていると言っていい。
いつもの指定席に付いたのがトウショウシロッコ…上手く馬群を捌いたのだが、最後の最後で前の2頭に挟まれるような形になってしまった。この馬も後方待機が奏功したクチなのだが、それも含めて馬キャラと言う事なんだろう。ちょっとづつオッズの旨味が無くなってきたのは面白くないが…
4~6着はどちらかと言えば、位置取り面で割を喰った馬たちと言える。メイショウクオリアやサニーサンデーは底力面で評価が出来る馬だけに、然るべき舞台で再度狙いたいし、ミステリアスライトはキレを活かす舞台のほうが合っているイメージでコチラも舞台が変わっての巻き返しに期待しておこう。
簡単に終わらせるつもりが、結構長くなってしまいましたね…まぁいいや。そんな所で。