好内容でG1へ~東スポ杯2歳S回顧~
ここまでがチャイナからのUP…今週、これ以降は全て日本からの更新になります…って、いつもの予約投稿を駆使するんでしょ?
はい…その通りです
2010年11月20日(土) 5回東京5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第15回東京スポーツ杯2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) 芝 1800m 16頭
LAP 13.0-11.5-11.7-12.1-11.8-12.0-11.8-11.5-11.9=1:47.2
通過 36.2-48.3-60.1-72.1 上り 71.1-59.0-47.2-35.2
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | サダムパテック | 1.47.3 | 12-09-08 | 33.7 | ||
15 | リフトザウイングス | 1.47.9 | 3 1/2 | 14-16-14 | 33.7 | |
6 | フェイトフルウォー | 1.47.9 | クビ | 10-12-11 | 34.0 | |
1 | マイネルラクリマ | 1.47.9 | 頭 | 02-03-03 | 34.8 | |
12 | ダコール | 1.48.0 | 1/2 | 12-14-14 | 33.8 | |
11 | アッパーイースト | 1.48.0 | クビ | 02-03-03 | 34.9 | |
7 | トーセンケイトゥー | 1.48.1 | 1/2 | 14-14-11 | 34.2 | |
4 | カインバティック | 1.48.2 | 3/4 | 07-08-06 | 34.7 | |
8 | マイネルギブソン | 1.48.4 | 1 | 05-05-06 | 34.9 | |
3 | サトノペガサス | 1.48.4 | ハナ | 16-12-11 | 34.5 | |
14 | セイカプリコーン | 1.49.1 | 4 | 05-05-05 | 35.8 | |
16 | ビップセレブアイ | 1.49.1 | 頭 | 07-01-02 | 37.0 | |
5 | ショウナンカライス | 1.49.2 | 3/4 | 01-02-01 | 37.1 | |
9 | マイネルハイセンス | 1.49.7 | 3 | 07-09-08 | 36.1 | |
13 | セトノシャンクス | 2.04.5 | 大差 | 02-05-16 | 49.8 | |
10 | イイデタイガー | 中止 | 10-09-08 |
単勝 2 \460
複勝 2 \190 / 15 \240 / 6 \360
枠連 1-8 \610 (1)
馬連 02-15 \1730 (3)
ワイド 02-15 \700 (3)/ 02-06 \1300 (15)/ 06-15 \2040 (29)
馬単 02-15 \3310 (5)
3連複 02-06-15 \9860 (30/560)
3連単 02-15-06 \50030 (153/3360)
ショウナンカイラスが普通にハナを取って終了…と思いきや、外から押さえが利かなくなったビップセレブアイが合わせるような形に。結果的に通常いくらかペースダウンをする4F~6F目辺りが全く緩まない苦しい流れになってしまった。ただ前の2頭が5Fで1秒弱の差をつけて通過、残り4Fから差が詰まりだし残り2F待たずに完全吸収と言う形になっており、後続に関しては4F・5F目辺りは若干緩み、残り4Fの上がり勝負と見ていいだろう。どちらにせよ瞬発力より持続力を求められる流れになったのは間違いないところ。
そんな流れの中で魅せた勝ち馬サダムパテックのパフォーマンス。道中は内でジッとして脚を温存…直線で外目に進路を取るとあっという間に抜けだしセーフティリードを保ってのゴール。抜け出す時に数字に現れない極上の瞬発力を魅せつけた。フジキセキ産駒らしく瞬発力のみに頼ったレース内容ではなかっただけに、現時点では朝日杯の有力候補と言っていいだろう。
2着リフトザウイングスは最後方からの競馬、コチラも4角までは内に構えて、直線だけに徐々に外に進路を切り替える作戦だったが上手く嵌った。鞍上の好ジャッジが光った内容と言えよう。新馬戦では確実に切れ負けの内容だっただけに、この流れで結果を出したのは、クラシックに向けての一縷の望みは残っているのではないだろうか。2着馬にわずかに交わされてしまったフェイトフルウォーだが通った位置取りからすると実質2着評価でOK、こちらも新馬戦からの内容を一変させてのものだけに、今後も面白いところがあるはず。
また、3着馬と同等かそれ以上に評価して良いと思えるのが、マイネルラクリマ。新潟2歳Sでも数字以上に持続力を見せての2着だったが、ここも同じ内容と見ていいだろう。脚質から考えても朝日杯での狙い目は十分だと思われる。人気にならないキャラだけに、ヨダレを堪えながら本番を待ちたい。
その他、8着くらいまでは結果にかかわらず、この流れのレースを経験したことが次に繋がるはずである。次走以降…特に条件戦では注目しておきたい。