2・3着馬の評価は?~富士S回顧~
マイドです
ここに来て広州も少しづつ涼しくなってきました。とは言え、ようやくエアコンがいらなくなった位のもんなんですがね~。長袖に切り替わるのはもう少し先の話になりそうです。
さて…今日は富士Sの回顧。時計的にもそれなりに優秀だったんじゃないかと思います。
2010年10月23日(土) 4回東京5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第13回サウジアラビアロイヤルカップ富士S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1600m 17頭
LAP 12.1-11.2-11.7-11.8-11.5-11.1-11.2-12.2=1:32.8
通過 35.0-46.8-58.3-69.4 上り 69.5-57.8-46.0-34.5
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
9 | △ | ダノンヨーヨー | 1.32.8 | 13-12 | 33.5 | |
3 | ライブコンサート | 1.33.0 | 1 1/4 | 03-04 | 34.3 | |
14 | ガルボ | 1.33.0 | クビ | 02-02 | 34.6 | |
5 | ○ | リルダヴァル | 1.33.1 | クビ | 06-06 | 34.3 |
8 | ブレイクランアウト | 1.33.1 | 頭 | 10-09 | 34.0 | |
12 | ◎ | スピリタス | 1.33.1 | クビ | 17-17 | 33.3 |
2 | △ | セイクリッドバレー | 1.33.2 | 1/2 | 09-08 | 34.2 |
16 | △ | サンカルロ | 1.33.2 | ハナ | 03-04 | 34.5 |
13 | キョウエイストーム | 1.33.4 | 1 1/4 | 06-06 | 34.5 | |
6 | マルカシェンク | 1.33.5 | 3/4 | 14-12 | 34.2 | |
10 | ▲ | テイエムアタック | 1.33.5 | 頭 | 10-09 | 34.4 |
17 | × | マイネルファルケ | 1.33.5 | ハナ | 01-01 | 35.2 |
11 | ダンスインザモア | 1.33.6 | クビ | 14-12 | 34.3 | |
7 | × | ショウワモダン | 1.33.6 | ハナ | 03-03 | 35.1 |
1 | × | リザーブカード | 1.33.8 | 1 | 10-12 | 34.5 |
4 | マルタカエンペラー | 1.34.1 | 1 3/4 | 06-09 | 35.0 | |
15 | コスモヴァシュラン | 1.34.8 | 4 | 14-16 | 35.4 |
単勝 9 \510
複勝 9 \210 / 3 \1920 / 14 \1590
枠連 2-5 \11120 (26)
馬連 03-09 \22000 (52)
ワイド 03-09 \5150 (51)/ 09-14 \6030 (60)/ 03-14 \28240 (98)
馬単 09-03 \38130 (86)
3連複 03-09-14 \309520 (349/680)
3連単 09-03-14 \1718480 (1838/4080)
外からマイネルファルケがハナを取ってのマイペース。道中もほぼ緩まないスピードの持続力が問われる流れになった。外々を回らされた馬以外は押しなべて力を出せる流れだったのではないだろうか?
でもって、力勝負を後方からねじ伏せたのが上がり馬ダノンヨーヨー。4連勝で重賞に手が届いたわけだが、これまでは徐々にペースの上がっていく流れの経験はあっても、最初からキッチリと流れるレースの経験は無かった訳だが、いとも簡単にクリアしてきた。4角手前で激しく手が動いてもキッチリと伸びている所からも、苦しいレースでより力が出せるタイプと思われ、このまま上のクラスでも対応できる可能性は大きい。
2・3着馬はインを先行した人気薄が粘る結果になった。ここで当日の芝レースを紐解いてみると、このレース以外はほぼ瞬発力勝負で基本前残り。ただ位置取り面での優位性はあったものの、内だけが頑張れる馬場では無かっただけに、この2頭も相当恵まれたという訳ではなさそうだ。2着のライブコンサートは混戦模様の緩まないレースでは狙いが立つのだが、基本ムラ駆けだけに次がいつになるかは誰も分からず…3着ガルボは、外目からキッチリと先行策を主張して一杯に粘り込んだ。春も前付けできたシンザン記念ではそれなりに強い勝ち方をしているだけに、スムーズに先行できるかどうかが好走の鍵になりそうだ。
リルダヴァルは万全の態勢で追い出されたが、イマイチ伸びを欠く結果になってしまった。不利らしい不利も無かっただけに、今日のところは力負けという事になるだろうが、ドカ負けしているわけでもなく、巻き返せる要素はあると見ていいだろう。
急遽の乗り替わりになってしまったスピリタス…相談役ならばもう少し前で競馬していただろうし、位置取りを考えれば健闘と言っていいだろう。緩まないペースならば更なる前進は可能と見る。サンカルロは枠的に後ろからでは厳しいと見ての先行策だったと思われるが、やはり餅は餅屋と言う事。これで評価を落とす必要はない。最後にショウワモダンは一体どうしたのだろうか?
2・3着馬はあまり人気になるキャラではないだけに、今後も狙えるチャンスは必ずあるはずです。見逃さないように注目しておきましょう。