重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

想定外だらけ~関屋記念回顧~

マイドですまいどー!!

見事に4連敗の阪神様…甲子園でしか勝てない球団にロードはツライっすねぇ。と思ってたら、今年は中日もナゴヤドームでの勝率が結構良いようで。この結果もある意味必然なのかも…先発に難を抱えてるところも似ているし、こりゃかなり終盤までもつれそうな展開です。

さて、全くもつれる所もなかった今年の関屋記念…個人的には想定外だらけの結末でした。

海外から日本競馬制圧を目論むBERA-anという男のBlog-G3ロゴ 関屋記念
Lap:12.7-11.3-12.2-12.0-11.5-10.6-10.3-12.3=1:32.9
(前:36.2-48.2/44.7-33.2:後)


16

レッツゴーキリシマ 1.32.9

-- 1 1 1 最内 33.2
9 × セイクリッドバレー 1.33.0 1/2 -- 15 15 14 大外 32.1
17

リザーブカード 1.33.1 3/4 -- 13 11 12 大外 32.4
18

テイエムアタック 1.33.1 -- 16 16 16 32.0
13 × タマモナイスプレイ 1.33.1 ハナ -- 1 2 2 33.3
10 スピリタス 1.33.1 ハナ -- 7 8 8 大外 32.7
8 × ムラマサノヨートー 1.33.3 同着 -- 11 13 14 最内 32.4
2 マイネルクラリティ 1.33.3 1 1/4 -- 3 3 2 33.5
1 キャプテンベガ 1.33.3 クビ -- 7 6 4 最内 33.1
3

ダイシンプラン 1.33.3 ハナ -- 7 10 10 32.8
5 アロマンシェス 1.33.4 クビ -- 13 13 10 最内 32.9
4 マルカシェンク 1.33.5 1/2 -- 17 17 17 32.2
11 キタノリューオー 1.33.6 1/2 -- 11 11 12 32.8
6

エフティマイア 1.33.8 1 1/2 -- 3 6 4 33.6
15

フローライゼ 1.33.9 3/4 -- 7 3 4 33.7
7

マッハヴェロシティ 1.34.3 2 1/2 -- 3 8 8 33.9
14

ホッコーソレソレー 1.34.4 クビ -- 18 18 17 33.0
12

フサイチアウステル 1.34.6 1 1/2 -- 3 3 4 34.3

まず第一の想定外は、フサイチアウステルの影がどこにもなかったこと…まぁここまではまだ納得できる部分。そして第二の想定外…変わってハナにたったレッツゴーキリシマが道中のスピードを全く上げずに進めたこと、コレが大きかった。前後半の4Fの差が実に3.5。そして上がりの3つが33.2でコレが逃げた勝ち馬が刻んだLapとなれば、後続はほぼどうしようもないというのが実情だろう。ただラスト1Fで急激にLapが落ちている所から、レース内容としては上がりのみの勝負ではなく残り800mからのスパートという見立てにしておいた方が良いと思われる。

さて華麗に逃げ切ったレッツゴーキリシマ…行く馬がいれば控えても構わない位の出方からの先行策だったが、直線に入り一気に1.1もLapを上げる走りが出来るとは完全に想定外だった。恵まれた逃げとは言え、新たな引き出しを見せての逃亡劇は恐れ入りましたとしか言いようがない。この勝利で秋以降の選択肢がグッと広がったと言えるだろう。馬券的には3走前のカシオペアS(京都外回りの前半歩きからの上がり4つをまとめて悠々逃げ切り)を重きに見るべきだったと言う事。

大外強襲で2着死守のセイクリッドバレー。この馬はほぼ直線だけの競馬と見て良いだろうが、最後に前がガクッと止まったせいで最後の脚が際立つこととなった。上がりに特化したレースでも見せ場を作れたことはそれなりに意味があるだろうし、コチラも次走以降注目したい一頭。決して新潟専用馬というわけではない。

3着は忘れた頃のリザーブカード。2年前にも2着まで来ているのだが、思えば当時のLapと構成としては非常に似ていおり、そういう意味ではココで走っても何らおかしく無いということだったのだろう。ただこの馬は好走条件が多岐に渡っており、次以降も付き合い方が難しい馬であることは変りない。

きわどい4着まで差を詰めたテイエムアタックはレース内容としては2着馬とほぼ同じ…このクラスでも上がり最速を出せる能力はあるので、後は前がどう止まるか…ソコが好走の鍵になってくる。という訳で3着馬と同じく狙い時が絞り辛い一頭である。

さて…1番人気のスピリタス。今回のような流れだと、2着馬あたりと同じような位置で競馬をしていれば突き抜けていたかもしれない。過去の戦歴を見ても分かる通り、中団からの競馬だと直線で思ったように伸びないケースが多いだけに、勝ちを意識して中団で競馬した弊害がモロに出てしまったと言えるだろう。能力は十分に足りるのだが、その脚質ゆえの勝ち味に遅いタイプという表現はペース適正は違えど先週のスマートギアと全く同じ。

その他厚い印を打った馬たちは、瞬発力面での裏付けが薄い馬たちばかりであり、掲示板にも乗れなかったのはある意味仕方無しと言わざるをえない。然るべき舞台でもう一度狙ってみたい。

流れが読めないとこーなりますよという典型的な結末…ホントにコレばっかりはどうしようもありませんね。悔しくも何ともない結果ですので引きづらずに来週に向かいたいと思います。

※来週の更新は難しいと思われます。詳細は週中のエントリにて…

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