重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

またも関東馬?~皐月賞予想に近いもの~

さてさて…どういうふうに結論まで持って行きましょうか。まずはペースからでしょうな。前走で逃げたのはアリゼオのみ…その他で逃げる可能性があるシャインも決して自ら行きたいタイプではないだけに、テンから大きくレースが動くわけではなさそう。ただ決してレベルの低いメンバーの争いではない、かつ番手辺りからプレッシャーを掛けて行く馬もそれなりにいて、後傾でも中は緩みの少ない流れ…ただ近年のトレンドでもある様に勝負どころである程度のペースアップに対応出来るだけの裏付けも必要になってくる…そんな感じで見ておくのが無難なところだろう。

その前提でステップレース別の評価をしていきましょう。そこまでの布石をご覧になっていない方はコチラから見れますので、よろしければ…

12スプリングS・若葉S

スプリングS

アリゼオ:この馬の作ったペースは瞬発力を必要とするものだったが、中盤も大きく緩めた訳ではなく、中山らしい瞬発力勝負と言った方がいい。それ以前の走りからも中山での瞬発力勝負でこそという内容、しかも前で競馬出来るメリットもあり、人気になったとしてもここは中心視せざるを得ないだろう。人気と対比して◎か○という感じで…と思ったら大外ですかあせる

ゲシュタルト:この馬も瞬発力優勢の馬なのだが、勝ち馬を捕らえられる位置から、追いつくことが出来なかった内容からもアリゼオより高い評価は絶対に出来ない…ただ枠を考えると好位で立ち回れる可能性と人気を考慮すると3着の押さえくらいなら小銭を置いてもいいかもしれない。

ローズキングダム:勝負どころでのもたつきもあり差し届かず…いかにもトライアルらしい内容で着順に関しては気にする必要はない。朝日杯での走りを見る限り、中山での瞬発力勝負でも対応出来るだけのものは持っており、力関係を見ても可能性は十分ある。あまりにきつい流れでは苦しいかもしれないがスプリングS程度の流れなら問題ないはずだ。陣営の出る出ない発言も厩舎を考えれば、深く考える必要はないのではないだろうか。

サンディエゴシチー:たぶん無理…札幌2歳の時はそれなりにやれそうな印象だったのに。

バーディバーディ:瞬発力面での裏付けなし。

若葉S

ヒルノダムール:5Fのロングスパート戦を4角から勝ち馬と馬体を合わせての一騎打ち。わずかに及ばなかったが、内容は互角と言っていい。出走馬中、底力面での裏付けはNo.1であり、ルーラーシップを相手にしなかった瞬発力面を見ても、ここでの好走条件は満たしていると言っていい。差しに回る馬では筆頭の評価としたいが、その分外枠はロスが多そうで…

3弥生賞

ヴィクトワールピサ:Lapとしては瞬発力勝負ではないが、この馬は内で脚を溜めて瞬発力で抜け出してきた。瞬発力と勝負根性はあるが、苦しい流れでの裏付けが皆無の状態…とはいえ未経験なだけで、あっさりこなしてしまう可能性も考えなければならないが、恐らく1番人気になるであろうここで、その未知の部分に賭けてみる気にはならない。来られて仕方無しの意味合いで評価を落とす。ただエイシンアポロンのすぐ外に入ったことで立ち回りやすそうな印象も…

エイシンアポロン:勝ち馬とは対照的に積極的に運んで半馬身差。瞬発力より持続力で評価される内容だった。最低限の瞬発力も持ち合わせている内容からも、弥生賞組では最もペース適性のある馬と判断したい。現状▲の有力候補…人気次第では◎に昇格もある。

ダイワファルコン:勝ち馬とコース取りは似通っていたが、更に後ろからの競馬。上手く勝ち馬の後ろのスペースをついて伸びてきた。立ち回りのうまさが光った印象が強いが、ペース関係なく相手なりに走っているだけに、1勝馬といってバカにしていては痛い目に合う可能性も…人気を見て押さえた方がいいかもしれない。

トーセンアレス:いらないでしょう。

とりあえずこの3つのレースから中心となる馬をチョイスするべきなんでしょうが、他も軽く見ておくことにします。

4共同通信杯

ハンソデバンド:このレースだけを見ると瞬発力に長けた馬だが、ジュニアCの内容と合わせて考えると、両方を併せ持った馬という考え方も出来る。そのジュニアCはメンバー見ると一枚落ちるのは確実だが、先行出来る脚を持っているだけに、立ち回り一つで面白い結果になる可能性も。いい枠を引いた分魅力は更に上昇する。

5毎日杯

リルダヴァル:このレースでの切れ負けは骨折明けだけに、酌量の余地ありだが、典型的な瞬発力勝負しか経験がない馬だけに、中山2000ではさすがに触手が動かない。このまま行くとダービーに出られるのかは分からないだけに、素直にトライアルに回っておいた方がいいのかも。

6きさらぎ賞

ネオヴァンドーム:後傾Lapながら前3つはソコソコ速く、坂の頂上で緩みを持たせて坂下りからの4F勝負だけに、位置取り面での優位性があった事は間違いない。Lap適性的はそれなりにありそうだが、メンバーを考えて太刀打ち出来るかどうかは微妙と言わざるをえない。

レーヴドリアン:前半からついて行けない感じでの追走だっただけに、そこからの2着は瞬発力で来た感じ。広い坂のあるコースでもたつくようでは中山では更に苦戦すること必至。

シャイン:番手から見せ場なく沈んでしまった。ここでは力不足。

7京成杯

エイシンフラッシュ:中山ながらほとんど歩き→上がり2Fの競馬しか出来ていない馬をここで狙うわけには行かない。トライアルを使えなかったのも誤算。

レッドスパークル:この馬はその後すみれSを勝っての参戦だが、そのすみれSも上がりのみの競馬…このレースに毛が生えたくらいの物であり、評価の対象には出来ない。

8シンザン記念

ガルボ:このレースの内容はそう悪いものではないし、朝日杯4着の内容も同様…脚質から考えても距離さえ保つのであれば買えなくはない存在なのだが、いかんせんココからの直行というのは大きな減点。印に余裕があればつけてもいいかな?と思ったが枠をみて恐らく無印に…

はい…こうやって書いてみると、何となく見えてきたかなという感じです。

中心視すべき:アリゼオローズキングダムヒルノダムールエイシンアポロン

来られてもおかしく無いが人気を考えて評価を落とす:ヴィクトワールピサ

人気薄で拾って面白い:ハンソデバンド

スケベ狙い:ゲシュタルトダイワファルコン

印が余れば…:ネオヴァンドームガルボ

肝心のアルゼオが大外…その他のヒルノを始めとしてちょっと外枠に集中しすぎ…。かなり迷いますなぁ…土曜日の結果を見て最終結論としますが、直前にUP出来るかどうか…そんな感じになりそうです。

えーと、今から土曜の予想です…ちょっと力出ないかも。

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