私は神の孫だ、重賞を勝ってやった…~暇を持て余したBERA-anの阪神牝馬S回顧~
マイドです
どんな意図でこの名前になったのか分かりませんが、個人的にはどんなセンスやねんと突っ込みたいですね~。タイトルとは裏腹に本文はごくフツーに行きます。キャラ付けした文章では難しいんで…
阪神牝馬S
Lap:12.2-10.4-11.2-11.7-11.5-11.4-11.8=1:20.2
(前:33.8-45.5/46.4-34.7:後)
7 | × | アイアムカミノマゴ | 牝4 | 1.20.2 | -- | 7 | 7 | 7 | 中 | 34.2 | |
11 | △ | プロヴィナージュ | 牝5 | 1.20.5 | 2 | -- | 9 | 9 | 9 | 外 | 34.3 |
1 | △ | カノヤザクラ | 牝6 | 1.20.6 | 1/2 | -- | 10 | 9 | 9 | 内 | 34.4 |
15 | ブロードストリート | 牝4 | 1.20.6 | ハナ | -- | 7 | 8 | 7 | 外 | 34.6 | |
14 | ショウナンラノビア | 牝7 | 1.20.7 | クビ | -- | 2 | 1 | 1 | 最内 | 35.2 | |
17 | × | ラドラーダ | 牝4 | 1.20.7 | 頭 | -- | 14 | 11 | 11 | 大外 | 34.3 |
18 | ウエスタンビーナス | 牝7 | 1.20.7 | クビ | -- | 1 | 2 | 2 | 内 | 35.1 | |
4 | ベストロケーション | 牝5 | 1.20.8 | クビ | -- | 4 | 4 | 5 | 内 | 35.0 | |
9 | ○ | ワンカラット | 牝4 | 1.20.8 | クビ | -- | 17 | 17 | 17 | 大外 | 33.8 |
3 | ◎ | サンクスノート | 牝5 | 1.20.8 | ハナ | -- | 4 | 4 | 5 | 最内 | 35.0 |
8 | キルシュブリューテ | 牝6 | 1.21.0 | 1 1/4 | -- | 18 | 18 | 18 | 最内 | 33.9 | |
10 | ▲ | デリキットピース | 牝4 | 1.21.1 | クビ | -- | 2 | 3 | 3 | 中 | 35.4 |
12 | 消 | ヒカルアマランサス | 牝4 | 1.21.2 | 1/2 | -- | 11 | 12 | 15 | 中 | 34.4 |
2 | × | ストリートスタイル | 牝5 | 1.21.2 | ハナ | -- | 15 | 14 | 13 | 中 | 34.5 |
13 | サンレイジャスパー | 牝8 | 1.21.6 | 2 1/2 | -- | 15 | 14 | 15 | 外 | 34.7 | |
6 | コウユーキズナ | 牝6 | 1.21.6 | ハナ | -- | 13 | 12 | 12 | 内 | 35.1 | |
16 | トールポピー | 牝5 | 1.21.9 | 1 3/4 | -- | 11 | 14 | 13 | 外 | 35.3 | |
5 | △ | グランプリエンゼル | 牝4 | 1.22.2 | 2 | -- | 4 | 4 | 3 | 外 | 36.4 |
外からウエスタンビーナスが好発を決めるも、出がそれほど良くなかったショウナンラノビアが主張してハナへ。その結果3F通過が33.8と速目の流れになったが、後半もしっかりとLapをまとめて好時計の決着。当然、この流れでは前に行く馬には苦しく、差し優勢ということである。
勝ち馬は中団の内目からバテた前の馬たちを上手く交わしてイチ早く抜け出した。オープン以上ではフィリーズレビュー2着とオーロC勝利に続いての3連続連対、一方で同じ7Fでも瞬発力が必要となった紅梅Sでは取りこぼしており、ペース適性的にはバッチリと言った所。置かれずに流れに乗れたのは個人的に意外だった。ただこの手の馬は7F専用馬になる可能性も秘めており、マイルとかではペース関係なくあっさり負けてしまったりする可能性も…
ここ数戦で少しずつ距離短縮させてココに臨んだプロヴィナージュ…先行は出来なかったものの差しに回りジワジワと伸びて2着争いを制した。いろんな面で可能性が出てくる結果になったが、牡馬相手に健闘した六甲S時と同じく切れ味面での評価ではないだけに、今後の取捨にも注意が必要だ。
カノヤザクラはインで上手く脚を溜めての差し込み…6F戦でも前後半差が少ないレースで好結果を出してきただけに、ペース的には問題なかったし、距離不安は経済コースを通ることである程度カバーできたという事だろう。逆に言えば次に6F戦に出走してくる時にも好走条件はかなり限られてくると言う事である。
ブロードストリートは叩き2走目でようやく浮上してきた。ただ昨秋のレースを見る限りこの結果では決して満足出来るものではなく、更に状態が上がって来るのであれば、次走以降は注目しなければいけないだろう。当然距離面でもここは短すぎるだけに、距離伸びた次走以降の上積みは相当見ておいた方が良い。
一番人気のラドラーダは、やはり外々を回らされたことが響いた…最後まできっちりと伸びているだけに力負けではない。ペース適正はかなり幅広く、常に人気になるキャラだけに、穴党が上手く付き合うのは難しいが…次以降も注目し無くてはいけない存在である。一方、ヒカルアマランサスはさすがに人気過剰気味…ペースも合わなかった上に52→55への斤量増の影響もあっただろう。今後は瞬発力を生かす舞台で狙いたい。
最後に◎ワンカラット…半歩出遅れが響いた形。ただあそこから強引に上がっていってもいい結果にはならなかっただろうし、今日のところは仕方無しと言ったところ…これで人気を落とせばラッキー位に考えておこう。
この結果がビクトリアマイルに繋がるかどうかは微妙ですね~。しかもレッドディザイアやブエナが出てくるという噂も…この回顧が意味のない物にならない事を祈っておきます。