寒空に響く連覇の雄叫び~有馬記念回顧~
長い間休んでましたので要領を得ませんが、リハビリがてら日本一遅い有馬記念回顧でもやっておくことにします。
有馬記念
Lap:6.8-11.0-11.2-11.3-11.9-12.3-12.6-12.3-12.5-12.1-12.0
(前:29.0-40.3-52.2/60.6-48.1-36.0:後)
9 | ドリームジャーニー | 2.30.0 | 15 | 15 | 14 | 8 | 大外 | 35.2 | |
2 | ブエナビスタ | 2.30.1 | 1/2 | 5 | 6 | 4 | 3 | 中 | 35.8 |
6 | エアシェイディ | 2.30.8 | 4 | 16 | 16 | 15 | 12 | 大外 | 35.7 |
16 | フォゲッタブル | 2.30.8 | 頭 | 14 | 13 | 10 | 5 | 大外 | 36.1 |
4 | マイネルキッツ | 2.31.2 | 2 1/2 | 10 | 10 | 6 | 5 | 外 | 36.7 |
14 | セイウンワンダー | 2.31.6 | 2 1/2 | 13 | 13 | 10 | 5 | 内 | 36.9 |
7 | マツリダゴッホ | 2.31.9 | 1 3/4 | 11 | 10 | 4 | 1 | 内 | 37.6 |
11 | イコピコ | 2.32.6 | 4 | 11 | 8 | 6 | 8 | 内 | 38.2 |
13 | シャドウゲイト | 2.32.7 | 3/4 | 4 | 4 | 2 | 2 | 最内 | 38.6 |
5 | コスモバルク | 2.32.8 | クビ | 7 | 10 | 10 | 12 | 内 | 38.1 |
3 | ミヤビランベリ | 2.32.8 | 頭 | 2 | 2 | 2 | 3 | 最内 | 38.7 |
15 | ネヴァブション | 2.33.9 | 7 | 7 | 8 | 9 | 14 | 外 | 39.3 |
8 | リーチザクラウン | 2.34.6 | 4 | 1 | 1 | 1 | 8 | 最内 | 40.6 |
12 | テイエムプリキュア | 2.35.7 | 7 | 3 | 2 | 10 | 15 | 最内 | 41.0 |
1 | アンライバルド | 2.36.8 | 7 | 5 | 5 | 6 | 11 | 中 | 42.4 |
10 | スリーロールス | 中止 | 7 | 6 | 止 | -- |
リーチザクラウンがスピードに任せて作ったペースは4.5F通過で1秒以上上回るまさに暴ペース…その後も若干はペースが緩んだものの、最も遅いLapが12.6…その上、マツリダゴッホが早目のスパートでそれも長くは続かず、完全に前を行く馬には厳しい流れ…
そんな展開から見ても1・3着が後ろから運んだ馬というのは頷ける結果なのだが、やはり勝ち馬の強さは際立っていた様に思える。これまでのレースからも厳しい流れでも高い次元の瞬発力を使える馬というイメージだったが、今年は距離不向きな天皇賞でも3着に入るなど、さらなる成長の跡は確実に見て取れただけに、昨年の4着以上の結果を出せるのはある意味必然だったのかもしれない。その脚質から前が止まらないレースでは厳しいが、それなりに自分から動ける部分もあるだけに、来年も安定した走りを見せてくれそうだ。
先行勢壊滅の状況ながら、好位のインからいちはやく抜け出しを図ったブエナビスタ。負けて強しの内容だった札幌記念以降、降着や展開のアヤでの取りこぼしなど何かとミソのついている今秋だったが、最後の最後まで、アンカツの位置取りだったら…と感じてしまうのは流れを悪さを象徴しているか。ただ内容としては相当秀逸のは明らか。これまでの瞬発力に加えスピードの持続力を見せつけた今内容は少なくとも3才牝馬のパフォーマンスではない。ドバイは未知数と言わざるを得ないが、少なくとも国内では安定した走りができるはず…もう牝馬限定戦にはでなくていいだろう。レッドディザイアと共に来年を盛り上げて頂きたい。
2年連続の銅メダルはエアシェイディ。今年に限っては展開がバッチリ向いたという感が強いが、秋天~JCでもペース問わない中で、高いレベルの走りを見せていただけに、この結果も決してフロックというわけではない。好走条件が限られてくる馬だが、高いレベルでの争いの中では常に注意が必要な馬と言えよう。
来年に向けて視界が一気にひらけたのがフォゲッタブル…位置取りとしては勝ち馬とそう変りないものだったが、このレベルの底力勝負で外枠から差の無い4着に入ったことは大きい。レベルの低いといわれている3歳牡馬の中では最も来年に期待が出来る内容…春天が楽しみになったと言えるだろう。
マイネルキッツは流れといい位置取りといい、最高の競馬と言って良かった。その結果もうなずけるが逆に言えば、ここまでの馬と言う事…底力勝負になってどこまでというところか。最後に…引退レースを飾れなかったマツリダゴッホ。あの流れの中でも早目のスパートをかけるあたりは無謀と言わざるを得ないが、それが最高の勝ちパターンであり、らしさを出した内容と言ったところか…
昨年に続いての底力勝負…強い馬が素直に強いと言えるレースはやはり見ていて気持ちイイです。東京競馬場ではあまり見られない内容のレースでしょうし、やはり有馬記念は中山で…と言う事なんでしょうな。
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