フラワーC・若葉S回顧

マイドです…とりあえず良かったですね～。つうかあの試合は確実に結果を知らない状態で見たかったですよね～。さてそんなこんなで時間も有りませんが、予告どおり両トライアルの回顧に参りましょう。

フラワーC

Lap：12.3-11.4-12.0-12.4-12.5-12.5-12.0-11.5-12.7=1:49.3

（前：35.7-48.1-60.6/61.2-48.7-36.2：後）

内からヴィーヴァヴォドカとナリタシリカが追っ付けながらの先行争い。その外から断然人気のディアジーナが馬なりで好位を確保…テンの35.7はそこそこの流れとなりました。2角過ぎから緩むかと思いきや、12.4-12.5-12.5と若干の緩みを見せただけで推移し、勝負所でコンマ５秒ずつペースの上がる瞬発力勝負…とはいえそこには瞬発力だけではなく持続力的な要素も含まれている、ある意味中山らしいLap構成と言えるのではないでしょうか？少なくとも前を行く馬がかなり楽を出来た流れとは考えない方が良さそうです。

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4	×	ヴィーヴァヴォドカ	1.49.3		1	1	1	1	最内	36.2
16	◎	ディアジーナ	1.49.4	クビ	4	4	2	3	中	36.1
3	△	マジックシアター	1.49.8	2 1/2	8	8	9	10	内	36.0
10	×	ナリタシリカ	1.50.1	1 3/4	2	2	2	2	内	36.9
1	▲	ダイアナバローズ	1.50.1	ハナ	4	4	5	7	最内	36.6
11		ピエナリリー	1.50.1	クビ	13	13	14	14	最内	35.8
6		ロイヤルネックレス	1.50.2	クビ	10	12	12	10	大外	36.2
15	△	ナンヨークイーン	1.50.3	3/4	7	7	5	5	外	36.7
2		クリアソウル	1.50.3	ハナ	12	11	13	13	中	36.2
7	○	シゲルキリガミネ	1.50.3	頭	4	6	5	5	内	36.8
8		ドゥミポワント	1.50.5	1 1/4	14	15	14	14	外	36.2
5		アイアムマリリン	1.50.5	頭	14	15	16	16	外	35.5
13	△	パドブレ	1.50.6	1/2	14	13	8	7	大外	36.9
12		キミニムチュウ	1.50.7	クビ	8	9	9	7	外	36.9
9	×	ダイワバーガンディ	1.50.7	クビ	10	10	9	10	大外	36.8
14		ショウサンウルル	1.51.1	2 1/2	2	3	2	3	中	37.9

メンバー的に500万下に属する馬が大半のレース故に生じた余裕が勝ち馬の逃げ切りと自身の２着を演出してしまった…この言葉に尽きるだろう。勝ったヴィーヴァヴォドカは新馬でもかなり厳しいレースを逃げ切っていただけにこの位の微妙なペースを演出出来た事も大きかっただろうが、前述の通り４角でも他馬に並びかけられる事すらなかった展開面でもかなり有利に事を運べたという事。当然、瞬発力がもっと必要になる阪神での適正は現状では無いといわざるを得ない。

２着ディアジーナは、余裕を見せた分届かなかった訳だが、ペース的にも位置取り的にも決して合わなかった訳ではないので、正直このメンバーなら差し切ってほしかった…桜花賞はパスするようなので、フローラSでどんな走りを見せるのか？それによってオークスの取捨が決まる。個人的には今日の敗戦は実は距離？説も持っているので、確実に人気になるであろう次も積極的には買おうとは思わないが…

３着マジックシアターは３～４角の手応え的にはかなり悪かったが、坂下からの伸びはかなり目立っていた。ネオユニヴァース産駒らしく本質的には瞬発力勝負になった方がいい馬だけに、東京のオークストライアルに出てこれるのであれば、十分狙えるはず。４着ナリタシリカは逆に緩まないペースの方が合う馬。小倉の未勝利勝ちの内容を見てもそれが窺え、今日の結果も決してフロックではないという事。ただしコチラは切れ味にかけるだけに府中でのパフォーマンスは確実に一枚落ちるはず。道悪にでもなれば話は別だが…

それ以下については特に書かなくてもいいですね…５００万以下ですからwww。

若葉Ｓ

Lap：12.6-11.3-12.5-12.8-12.3-12.4-12.3-11.7-12.2-12.0=2:02.1

（前：36.4-49.2-61.5/：60.6-48.2-35.9後）

16	×	ベストメンバー	2.02.1		11	11	9	6	中	35.4
6	△	トライアンフマーチ	2.02.1	クビ	5	5	4	3	最内	35.6
8	△	トップカミング	2.02.5	2 1/2	13	14	13	9	大外	35.6
5	○	ヤマニンウイスカー	2.02.5	頭	8	7	6	6	内	36.0
1	×	カノンコード	2.02.7	1 1/4	1	1	1	1	最内	36.5
3		バックハウス	2.02.8	3/4	10	9	7	9	内	36.0
13	◎	マナクーラ	2.03.2	2 1/2	13	14	15	14	大外	35.9
12		ニシノホウギョク	2.03.4	1 1/4	3	3	2	3	中	37.0
2		セブンサミッツ	2.03.4	クビ	2	2	2	2	内	37.1
9		ホッコーセルベッサ	2.04.1	4	12	12	11	11	内	37.1
14		マイネルプリマス	2.04.3	1 1/4	3	3	4	3	外	37.9
7	△	アドマイヤアゲイン	2.04.3	クビ	13	12	11	11	最内	37.3
10		デイブレイクスベル	2.04.4	3/4	6	6	7	6	外	37.7
15	▲	テツキセキ	2.04.6	3/4	8	10	13	14	中	37.4
11		ウィニングトリック	2.06.1	9	6	8	9	11	外	39.2
4		グロリアスノア	2.06.2	3/4	16	16	16	16	内	37.3

テンはどの馬も様子見…結局は最内のカノンコードがハナに立ちレースを引っ張ります。当然テンの入りはかなり緩くなりましたが、5F目からペースを若干上げて、後はほぼ同じペース…かつ勝負所ではコンマ6秒ペースが上がっておりそれなりの瞬発力も必要な流れ…時計の掛かる馬場で勝ち時計は大した事ありませんが、レースとしては決して低レベルではありませんでした。

勝ったベストメンバーは中団やや後から上手く内から４頭目辺りのポジションを取る事に成功…４角でも上手く立ち回って外に振り、直線は馬場の良い所をしっかりと伸びて前を行くトライアンフマーチを捕らえきった。コースロスはそれほど無かったが、それでも各馬よりは外を回っており、着差以上のパフォーマンスに思える。瞬発力のみを必要とするレースではしっかりと負けて、このような流れではきっちりと結果を出しており、皐月賞という舞台だけを見るならば適正としては上々。ペース次第では大駆けの可能性も十分あるとみる。

２着トライアンフマーチはそつの無い競馬…直線で一瞬出にくい面があったものの前が空いてからはスムーズに伸びて権利確保。上がりのみの競馬だった未勝利を勝ちあがってきての挑戦で、新しい一面を見せる事が出来たのはかなり大きい。まだ上積みはありそうなだけに、大穴の大穴で皐月賞も狙ってみようかなという気にさせる内容だった。

トップカミングはこれで４連続の３着…その内容も多岐に渡っておりペースは問わないが、詰めが甘いを地で行く馬になってしまった。当然自己条件でも人気にはなるだろうが、この手の馬はどんな馬にも取りこぼす可能性があり、その辺りは注意が必要…人気になれば嫌って、人気が無ければ買う…こういう付き合い方がベストという事。そして惜しかったのがヤマニンウイスカー。あすなろ賞の内容を見てもこのペースならば当然圏内と思っていたし、実際に突き抜けんばかりの手応えだっただけに前が空かなかったのは痛すぎ…空いた時には連対馬ははるか前ではどうしようもない。瞬発力勝負でもそれなりに結果を出しているが、現状の２番手以降の馬たちに負けているわけで、流れとしては底力に寄った方が競馬はしやすそう。そういう意味でも皐月賞は出ておいてほしかった…ダービーに向けては京都新聞杯を使わないと権利取りは難しそうな予感…

個人的には意外に高評価をしてみた若葉Sでした。特に勝ち馬はロジユニが来れるようなレースになれば、かなり面白い存在になると思うのですが…

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