最期に花添える手綱捌き=中山牝馬S回顧=
マイドです…頭に加えて喉も痛いんですがorz。ここんところ、ずっと薬のお世話になりっぱなしです。頭痛の方はだいぶマシになってきた…痛みに慣れてきたと言った方が正しいかもしれませんね。日本に帰る予定は今の所ない(>あ…言っちゃったwww)ので、そのうちどこかでコチラの病院にかかろうかとも思ってますが、医者嫌い(全員だ)の上にこの国ですからねぇ…出来るなら日本でお世話になりたいところでございます。
さて…フィリーズレビューは放っといて今日は中山牝馬の回顧…このレースもトンチンカンな予想でございました。簡単に参りましょう。
Lap: 12.4-11.4-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.5=1:49.1
(前:35.9-48.1-60.5/61.0-48.6-36.1:後)
ハナを取りかけたヤマニンメルベイユだが内から押して押してハナを取りきったのは驚きのピンクカメオ…それに続くのがヤマニンメルベイユやブラボーデイジー。内からザレマなどが続く流れ…ほぼ緩めないペースで逃げるピンクカメオに後続各馬もほぼ等間隔で続く流れ…中山らしい持続力勝負になりました。稍重かつもともと時計の掛かる開催を考えれば、勝ちタイムはそこそこ優秀なんじゃないかなと思います。
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8 | △ | キストゥヘヴン | 1.49.1 | 5 | 5 | 5 | 4 | 最内 | 35.7 | |
7 | ピンクカメオ | 1.49.3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.3 | |
12 | ダンスオールナイト | 1.49.5 | 1 1/4 | 10 | 10 | 12 | 11 | 内 | 35.6 | |
1 | △ | ザレマ | 1.49.5 | 頭 | 3 | 3 | 4 | 4 | 内 | 36.3 |
2 | マイネカンナ | 1.49.5 | クビ | 12 | 10 | 9 | 9 | 最内 | 35.8 | |
5 | ブラボーデイジー | 1.49.5 | 頭 | 4 | 3 | 3 | 2 | 中 | 36.4 | |
3 | ▲ | キャッチータイトル | 1.49.5 | ハナ | 8 | 7 | 5 | 6 | 中 | 36.0 |
6 | △ | リビアーモ | 1.49.6 | クビ | 16 | 15 | 13 | 13 | 大外 | 35.5 |
14 | ヤマニンエマイユ | 1.49.8 | 1 1/2 | 15 | 15 | 16 | 15 | 大外 | 35.4 | |
16 | トールポピー | 1.49.8 | ハナ | 10 | 10 | 11 | 11 | 外 | 36.0 | |
15 | × | レッドアゲート | 1.49.9 | 1/2 | 13 | 13 | 13 | 15 | 中 | 35.8 |
10 | × | アルコセニョーラ | 1.49.9 | 同着 | 13 | 13 | 13 | 13 | 中 | 35.9 |
9 | × | カレイジャスミン | 1.49.9 | クビ | 7 | 7 | 9 | 9 | 中 | 36.2 |
4 | ◎ | ハチマンダイボサツ | 1.50.7 | 5 | 6 | 6 | 5 | 6 | 中 | 37.3 |
13 | テンイムホウ | 1.50.8 | クビ | 8 | 7 | 5 | 6 | 外 | 37.3 | |
11 | ○ | ヤマニンメルベイユ | 1.51.0 | 1 1/2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 中 | 38.0 |
↑を見ても分かるとおり、1~5着まで全てが4角内を回して来た馬…これが今の(今だけに限らないが)中山芝を象徴している…そんな中でも有終の美を飾ったキズトゥヘヴンはザレマをすぐ後ろに見る先行策。終始内にへばりつきポジションアップして直線も内から抜け切った。レース内容的には着差以上の快勝と言っていい。桜花賞での戴冠以後はどんなペースでもこなせる代わりに勝ち味に遅いキャラ全開でココまで来た(京成杯AHにしてもかなり展開の利があったわけで)この馬に最後のはなむけを飾らせたのは、やはり鞍上のなせる業という事だろう。どんなペースでもそれなりの結果を出せる馬だっただけに馬券的取捨が難しく、このレースも押さえという中途半端な印しか打てなかったのだが、まぁそれも仕方なし。ひとまずはお疲れ様という事で。あ…そういえば桜花賞はこの馬に◎を打ったような気がwww。
2着ピンクカメオはどうやら作戦だった模様。それならそうと早めに言っていただきたい物である。勝ちかドカ負けしかない馬だけに、好走パターンも非常に読みづらいのだが、他馬のマークという面では恵まれた…また4角で外からの押し上げて来る馬が少なかったのは事実であり、より瞬発力を求められるヴィクトリアマイルでは道悪にならない限り消しの方向で臨みたい。3着ダンスオールナイトも終始内をへばりついての馬券圏内突入。この馬も平坦・瞬発両用型なだけに、好走も不思議ではないのだが、脚質を考えてこの馬買うなら他に買いたい馬はたくさんいるという事で無印にしてしまった。ただココまでの結果を出せたのは、内を付いた鞍上の好判断があっての物なのは忘れないでおきたい(>この馬もラストランだったようですね)
ザレマは人気を裏切る形の4着。道中の追走も手応えよく、勝負所でも引っ張りきりの手応えだっただけに直線伸びあぐねたのは少し不思議に映る。鞍上曰く「跳びの大きい馬で内で脚を溜めるような競馬は向いてない」との事。次も恐らく人気するだけにこのコメントは次走以降の取捨に役立ちそうだ。また距離的にはこの辺りが限界の様な気も…5着マイネカンナはペース適性的には十分だっただけに休み明けでもこれくらいはやれそう。条件次第では次走も狙えるはず。
馬場バイアスがもろに出た中で一応の評価をしたいのがやはりリビアーモか…坂上までの脚は際立っていたし、もともと瞬発力のみで勝負する馬だけに、むしろココまで差を詰めたことが力の証と言ってよく、東京に変わっての出走ならば、依然として目が離せない存在と言えよう。◎ハチマンダイボサツは…ココまで負けるペースでもなかっただけに不可解…ただ道中もあまりスムーズな走りが出来ていなかったのは見て取れたので、状態面で本物でなかった可能性もある。
無印や押さえの馬で上位独占する事はさほど珍しくありませんが、上位の印をつけた馬が軒並み2桁着というのは、なかなかありませんよwww。ペース予想もさほど間違っていなかっただけに、この結果は正直、恥ずかしいですわ。これが今の予想のクオリティっちゅうことなのかも…
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