重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

レコード決着の立役者は?=ダイヤモンドS回顧=

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マイドです。こちらもなかなか面白い重賞でしたね…ダイヤモンドS回顧でございます。

g3_pict.gifダイヤモンドS

Lap:12.9-11.4-11.9-12.8-11.5-11.8-12.1-13.0-12.3-11.9-

13.0-13.5-12.2-12.0-11.9-11.9-13.3=3:29.4(R)

(前:36.2-49.0-60.5/61.3-49.1-37.1:後)

サケダイスキがハナ。追うようにドリームフライトとフローテーション。1週目の直線に入りペースを落とそうとした所に、ドリームとフローが交わしていってハナ交代…そのままペースを落とすことなく大逃げ状態にもって行きますが、残り7Fから突如ペースダウン。その間に後続が迫ってきてペースアップする異常なまでのレース展開。逃げた3頭は置いといて後続に関しては残り7Fの時点から推定12秒前半の脚は使っていると思われ、都合7Fのロングスパート戦…前半は馬群がさほど離れていなかった事を考えると、その負荷が掛かった分、消耗戦に近い流れと言っていいでしょうか?

9 モンテクリスエス 3.29.4   10 9 13 9 36.4
14   ブレーヴハート 3.29.6 1 1/4 14 14 9 9 36.7
11   スノークラッシャー 3.29.8 1 1/4 11 11 9 8 37.0
8 ベンチャーナイン 3.29.9 1/2 12 11 14 12 36.8
1   ゴーウィズウィンド 3.30.3 2 1/2 7 7 9 9 最内 37.4
4 × エーシンダードマン 3.30.9 3 1/2 9 9 2 2 38.5
7 ドラゴンファイヤー 3.31.0 3/4 6 6 5 5 38.3
5   ウォーゲーム 3.31.1 クビ 5 5 5 5 最内 38.5
10   トウカイエリート 3.31.1 クビ 13 11 5 5 38.4
13   ブラックアルタイル 3.31.5 2 1/2 14 14 15 12 大外 38.4
12 × ハギノジョイフル 3.31.6 3/4 8 7 2 2 39.2
6 フローテーション 3.32.0 2 1/2 2 1 2 1 最内 39.7
16 ビービーファルコン 3.32.2 1 1/4 4 4 1 2 39.9
15   ウインカーディナル 3.32.4 1 16 16 16 14 39.0
3   ドリームフライト 3.35.6 大差 1 2 5 15 最内 42.1
2   サケダイスキ 3.36.9 8 2 3 9 16 最内 43.0

各馬の位置取りを見ても分かるが、スタミナやペース適性、馬場バイアスはほぼ関係ない流れ…道中の位置取りだけがレースの結果を決める事となってしまったのは、こんな流れになってしまった以上仕方の無いことだろう。そんな中勝ったモンテクリスエスは2角9番手⇒3角14番手が如実に物語っている様に、他馬が積極的に追い上げを開始した3角手前でもじっくり我慢、それらを見る様にスパートを開始した。そんな冷静な騎乗が導いた結果と言える。好発ならこんな競馬にならなかった可能性もあり、出遅れたのも逆に良かったのかもしれない…

2着ブレーヴハートは一旦は完全に先頭も、直線で一旦進路を塞いだ勝ち馬に脚元をすくわれた。底力適正という意味では、十分な物を持っていただけに、万葉Sで僅差の4着だった事にステイヤーの資質をもっと見出すべきだったという事だろうか…3着スノークラッシャーはこれまでの臨戦過程から判断してもここでの好走要因は皆無に等しいと思っていただけに、驚きの好走と言うより他ないのだが、前述の通り位置取りの妙のみのレースだっただけに、ペース適性面での判断はここだけでは出来そうに無い。準オープンでの走りもチェックの必要があるだろう。4着ベンチャーナインもこの流れならもっと伸びてもいいはず。重賞ではこの位の馬という事になるか…

後方に特にコメントしておきたい馬はいないのだが、強いてあげれば3角から強引な捲りで先団に取り付き、相当苦しいかつロスの多い競馬をしながらもさほど止まらなかったエーシンダードマンの長距離適正くらいか…どちらにせよ17Fという春天を想定した舞台ながら、本番にはほとんど直結しないレースらしく、レコード決着とは言え、そう評価できる馬はあまりいないというのが正直な所ですね…

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