馬場読みの難しさ…=東京新聞杯&京都牝馬S回顧=
↑気が向いたら押してやって下さい。励みになります( ´∀`)つ
マイドです。やっぱり道悪競馬は難しいですわ。国外にいるとただでさえ馬場読みに対しては情報不足の状態なんですが、雨が降っていないと頭に入っている数少ない情報まで本当かどうか分からなくなってしまいますんでね…まぁ見事に印の付いていない馬が上位独占したもんです。言い訳にもなりゃしませんが、早速回顧の方に参りましょう。
東京新聞杯(馬場状態:不良)
Lap:12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9=1:36.9
(前:35.0-47.2/49.7-37.5:後)
ローレルゲレイロがポンとハナに立って外からファストロックとサイレントプライドが追いかける展開…前が競り合ったわけではありませんが、不良馬場ながら良馬場並みのテンの速さでレースが進んで行きます。4F目から一気にLapが落ちますが、それもあくまで不良馬場での標準に戻った程度で、決して息が入る流れにはなっていません。そのまま直線になだれ込む持続力勝負というより、消耗戦の様な形になってしまいました。当然、前に行く馬はかなり厳しい流れになったと言わざるを得ません。また、この日の東京は外側の伸びが目立ちました。そういう馬場だったという事も頭に入れておいた方がいいですね。
6 | アブソリュート | 1.36.9 | -- | 7 | 11 | 10 | 中 | 36.7 | ||
14 | キャプテンベガ | 1.37.1 | 1 | -- | 12 | 12 | 12 | 外 | 36.7 | |
2 | × | スマイルジャック | 1.37.4 | 2 | -- | 7 | 10 | 10 | 最内 | 37.2 |
4 | リザーブカード | 1.37.6 | 1 1/4 | -- | 12 | 12 | 12 | 内 | 37.2 | |
7 | ゲイルスパーキー | 1.37.6 | クビ | -- | 7 | 9 | 7 | 大外 | 37.6 | |
12 | ○ | タマモサポート | 1.37.7 | クビ | -- | 2 | 5 | 4 | 中 | 38.0 |
10 | リキッドノーツ | 1.37.9 | 1 1/2 | -- | 15 | 15 | 14 | 大外 | 37.2 | |
15 | タケミカヅチ | 1.38.0 | 3/4 | -- | 7 | 7 | 7 | 内 | 38.0 | |
3 | △ | ショウワモダン | 1.38.1 | 1/2 | -- | 5 | 7 | 7 | 最内 | 38.2 |
16 | △ | キストゥヘヴン | 1.38.2 | クビ | -- | 7 | 6 | 6 | 外 | 38.4 |
9 | △ | マルカシェンク | 1.38.6 | 2 1/2 | -- | 15 | 15 | 14 | 内 | 38.0 |
8 | トップガンジョー | 1.38.7 | 1/2 | -- | 12 | 14 | 14 | 中 | 38.1 | |
5 | ◎ | ローレルゲレイロ | 1.38.7 | 頭 | -- | 1 | 1 | 1 | 最内 | 39.3 |
13 | ▲ | ファストロック | 1.38.8 | 1/2 | -- | 2 | 2 | 2 | 外 | 39.2 |
11 | × | サイレントプライド | 1.40.1 | 8 | -- | 2 | 2 | 2 | 内 | 40.5 |
1 | ショウナンアルバ | 1.40.2 | 1/2 | -- | 5 | 4 | 4 | 最内 | 40.5 |
正直言って今日のこの結果は全く鵜呑みにすることは出来ない。上位入線馬の位置取りを見ても一目瞭然で中団で競馬していた馬たちが上位を独占し、4角で前につけていた4頭が後から4つの席を占める結果になったことからも、ペース適性云々より位置取りの利が有ったという事である。そんな中でも持ったままで直線に向いて来た2頭の末脚が一際目立ったわけだが、
アブソリュートは元々瞬発力特化型という訳ではなく、持続力勝負になった東京のテレビ静岡賞でも末脚は見せており、全く対応できなかった流れではないという事であろう。もちろん今日の結果から底力勝負万歳という訳ではないし、依然として瞬発力勝負の方がいい馬という評価は変わらない。中山記念辺りに出てくるのであれば、評価は微妙になりそうだ。2着キャプテンベガは1着馬とは違い、瞬発力勝負で実績の薄い馬…そういう意味ではペースに加え、位置取り面、馬場の追い風を受けての好走と言える。こちらも次に人気してくるのであれば、疑って掛かる方向で考えたい。
3着スマイルジャックは内を縫うようにして伸びてきた。渋った馬場も苦にしないようだし、掛かる心配の少ないこのくらいの距離がやはり合っていると見る。こちらはもっと前で競馬出来そうなので、中山でも切れを必要としない流れならば、やれそうな印象は受けた。4着リザーブカードだが、正直全く好走の印象が浮かばない馬だった…関屋記念の印象が強く瞬発力勝負の方が力を出せる馬だったと思いきや、京王杯AHや阪神Cでも好走しているだけに、その部分は考えを改めないといけない。
さて、人気どころだが前に行って撃沈したローレルゲレイロ・サイレントプライド辺りとは対照的にタマモサポートは3着はあるんじゃないかという走り。結果6着だったが、この流れを前付けしての物だけにそれなりの評価はしていいと思う。この走りだけで次走、人気落ちはないだろうが、出てくるのであれば引き続き注目しておきたい。またローレル・サイレントの2頭に関しても今日のところは参考外としておきたい。出遅れたマルカシェンクについては、出遅れた事で位置取り面での利があったにもかかわらず、この結果というのは道悪適正に加え、東京が向いていないという事も如実に表したと思う。
不良馬場なのはもちろん分かっていましたが、これだけ降ればどこを通っても一緒=内有利と見て予想しただけに、この結果にはビックリしました。流れが影響したのはいうまでもありませんが、直線中ほどを通った馬があっさりと差しきるシーンは東京競馬場ではなかなか見られないですからね。
Lap:12.2-11.4-11.8-12.2-11.6-11.8-11.5-12.6=1:35.1
(前:35.4-47.6/47.5-35.9:後)
外からカレイジャスミンが先手を主張。それに続くザレマ、その後にハートオブクイーン・ハチマンダイボサツ・テンイムホウなど。前は速い訳ではないですが、後もしっかりと付いていった為に大きく緩むわけでもなく、下り坂に突入してペースアップ。やはり持続力を求められる流れになりました。
6 | チェレブリタ | 1.35.1 | -- | 13 | 13 | 11 | 最内 | 34.8 | ||
11 | △ | レインダンス | 1.35.3 | 1 1/4 | -- | 10 | 10 | 10 | 外 | 35.2 |
5 | ◎ | ザレマ | 1.35.3 | 頭 | -- | 2 | 2 | 2 | 内 | 36.0 |
3 | テンイムホウ | 1.35.4 | 1/2 | -- | 4 | 3 | 3 | 最内 | 36.0 | |
1 | オディール | 1.35.4 | クビ | -- | 10 | 11 | 11 | 内 | 35.2 | |
2 | ○ | スペルバインド | 1.35.5 | クビ | -- | 13 | 11 | 11 | 大外 | 35.3 |
7 | クラウンプリンセス | 1.35.6 | 1/2 | -- | 6 | 6 | 4 | 内 | 36.0 | |
13 | トウカイルナ | 1.35.7 | クビ | -- | 7 | 7 | 8 | 中 | 35.9 | |
10 | タイキマドレーヌ | 1.35.7 | クビ | -- | 12 | 13 | 14 | 最内 | 35.2 | |
14 | △ | ハチマンダイボサツ | 1.35.8 | 3/4 | -- | 4 | 3 | 4 | 中 | 36.3 |
12 | ▲ | カレイジャスミン | 1.36.1 | 1 3/4 | -- | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.9 |
4 | △ | プリンセストロイ | 1.36.2 | 1/2 | -- | 7 | 7 | 6 | 最内 | 36.4 |
8 | △ | ハートオブクィーン | 1.36.6 | 2 1/2 | -- | 3 | 3 | 6 | 中 | 37.1 |
9 | × | ニシノマナムスメ | 1.36.7 | クビ | -- | 9 | 7 | 8 | 内 | 36.8 |
事前の想定ペースとは打って変わっての持続力勝負にその適性を持った馬が上位を占める結果にある意味納得…ただ、後方からレースを進めた馬がワンツーを果たしはのは、ラスト1Fで1.1秒もLapが落ちた事が最大の要因であり、そういう意味ではレースのレベル的にそう高くなかったのではないかと思われる。勝ち馬に関しては道中後方から2番手。最内を回して馬なりでポジションアップし、直線一気に内を抜け切った。メンバー中最も底力適性のある馬と言ってもいいくらいの適正をフルに生かした勝利と言えるが、愛知杯の結果を見ても力をつけているのは事実であり、今後も要注目。直線の長い短いは関係無さそうなので、ペースさえ合えばそれなりの結果は出せそうな感じは受ける。
2着レインダンス、3着ザレマも決して瞬発力だけの馬ではないので特にこの結果も驚くべき物ではないが、前者に関しては回った位置と、不得手な馬場を考えればパフォーマンスとしては勝ち馬を上回る物があったと言ってもいいのではないだろうか。完全復調と捉えて次走以降も注目の存在と言えよう。逆に3着馬は一番いい位置にいたにも関わらず、最後に止まってしまったのは評価に苦しむ所…ただ、勝ち味に思い切り遅い馬だけにこれが宿命だったのかもしれない…次走も無視は出来ないが、重くも扱いづらい…そんな評価が妥当な所か。
4着テンイムホウはこの流れ、この程度のメンバーならマイルでもそこそこやれるという事は証明できたが、同じような舞台がそうそうあるとは思えず、もし遠い先にあったとしてもその事は忘れているかもしれない…5着オディールはペース的に向かなかった可能性大だが、昨年より成長したかと言われれば、大きく疑問なだけに次走も大きくは狙い辛いところ。6着スペルバインドは最後も伸びているだけに出遅れがやはり大きかったか…この結果だけでは見限れないと思う。
京都の馬場も日曜日は難しかったですね~。前残りあり、後方からのワンツーあり…ある意味公平な馬場と言ってもいいのですが、それを見極めるのに時間が足りない…かつ、土曜日はそんな馬場ではなかったので、仕事で事前投票している以上、どうしようもないかなという感じです。この辺が予想段階で見極められない以上、買わないほうのが正解…少なくとも、勝負は出来ないということです。えーと…事前の想定ペースも大きく外しておきながら、何を悟ったかのような言いっぷりをしているんでしょうか?ワタクシは…
↑気が向いたら押してやって下さい。励みになります( ´∀`)つ