これはマジックじゃないですよ=ジャパンカップ回顧=
マイドです。いやぁ…いろんな意味でやられました。それしかいう事ないですね。
ジャパンカップ
Lap:12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3
(前:36.6-49.2-61.8/58.3-46.3-34.4:後)
トーセンキャプテンは行き脚付かず、コスモバルクも行く気は見せない中、ウオッカが行きかける所をなんとネヴァブションがハナを取って、序盤から全くペースの上がらない流れ…隊列もほぼ一団のままで、3角過ぎからペースが上がり、直線に入りもう一伸び…一応上がり5Fの勝負ですが、このクラスにしては遅すぎるといっていい流れですから、前に行って瞬発力を使える馬が完全に有利な展開になった…それだけの話です。
16 スクリーンヒーロー デムーロ 2.25.5 2 5 5 5 外 34.0 9 ◎ ディープスカイ 四位 2.25.6 1/2 11 12 11 9 大外 33.8 4 × ウオッカ 岩田 2.25.7 3/4 2 3 3 3 内 34.3 13 マツリダゴッホ 蛯名 2.25.7 頭 2 4 3 3 外 34.4 1 オウケンブルースリ 内田博 2.25.8 クビ 9 7 6 6 中 34.2 2 ○ メイショウサムソン 石橋守 2.26.0 1 1/4 5 5 6 6 最内 34.4 7 ネヴァブション 横山典 2.26.0 クビ 1 1 1 1 最内 34.9 15 ▲ アサクサキングス ルメール 2.26.1 3/4 9 9 8 8 大外 34.4 6 パープルムーン スペンサー 2.26.1 ハナ 12 11 9 9 外 34.3 8 トーホウアラン 藤田 2.26.2 1/2 5 9 13 12 内 34.2 10 オースミグラスワン 川田 2.26.3 クビ 17 16 16 15 中 34.0 17 △ アドマイヤモナーク 安藤勝 2.26.3 クビ 16 16 16 15 外 34.0 11 シックスティーズアイコン ムルタ 2.26.5 1 1/4 12 13 13 14 大外 34.4 14 △ ペイパルブル ムーア 2.26.7 1 1/2 14 13 11 9 最内 34.9 3 トーセンキャプテン ペリエ 2.26.8 クビ 15 13 13 17 大外 34.4 5 ダイワワイルドボア 北村宏 2.26.9 1/2 5 8 9 12 外 34.9 18 コスモバルク 松岡 2.27.4 3 5 2 2 2 中 36.2 12 マーシュサイド カステ .取消 . -- -- -- --
いやはや…前走ハンデ53キロで初重賞を飾った馬が、国際G1を勝つんですか。状態が良かった事も有るのだろうが、この馬にとってドンピシャの流れになったのが最大の好走要因であることは疑いようもない。有馬記念は100%そんな流れにはならないだろうし、人気になって飛んでいただくしかリベンジの方法が無い…って、そんなに人気にもならないだろうwww。負け惜しみでもなんでもなくそれ以外に表現の使用が無いのだから仕方が無い。
逆に力を見せたのがそれ以降の掲示板に乗った馬達だ。特に位置取り面での逆流を唯一跳ね返したと言っていいディープスカイは一番強い競馬をした。ダービーのように外から力の違いでぶち抜く作戦だったのか…当然ながら勝ち馬さえいなかったら1着だった、逆に言えば他の有力所はきっちりと交わしているだけに、勝ち馬に上手く出し抜かれたという事。ただ距離面ではもう少し短い方がベター…ここがギリギリの線ではないかと思う。それだけに有馬回避は賢明かもしれない。
3着のウオッカはノリさんの後ろに入るまでは口を割りながらの走りっぷりだった。鞍上としてはそれなりに行く馬の後に付けられると思っていただろうし、この時点で大誤算という事だ。いくら得意の瞬発力勝負とは言え、前半でのロスは大きかったし、それでいて3着争いをギリギリ凌ぐ所まで持ってきているのだから、こちらも負けて強しの内容と言えるのではないか?距離面ではやはり長いと言わざるを得ないのは決定的になってしまったが…
マツリダゴッホは個人的には大健闘と言える4着。左回りと言うより不向きなペースに負けたという事だろう。勝負が決した後でもジリジリと伸びているだけにやはり瞬発力勝負はこの馬にとって厳しい…裏を返せばこの流れでここまで迫れたことが力かつ好状態の証明であり、有馬記念では確実に好勝負。個人的にはここで惨敗して少しでも人気を落としてもらいたかった所なのだが…
同じく正攻法からの瞬発力勝負という競馬で真の一線級とここまでやれた5着オウケンブルースリも価値の有るレースだった。レースとしては直線で何度か立て直さなければいけない部分もあったが、それが無くても3着まであったかどうか…というところだろうが、底力面での裏付けは十分有るだけに、有馬記念でもそれなりに面白いところは見せられそうな予感はする。メイショウサムソンにとっては昨年同様、地力を生かせない不完全燃焼のレースだったか…ただ昨年はそれでも3着には持ってこれているだけに状態が本物でなかったか、はたまた力の衰えが見え始めているのか…次走がラストランだけにいくらペース的に合うとは言っても、取捨には十分注意した方がいいだろう。アサクサキングスは逆ルメールマジックか?後方から脚を伸ばせる馬ではないだけに1角で終戦…
2秒で消してしまった馬に勝たれてしまっただけに、馬券的にはどうしようもないのは言うまでもありません…でも、ジャパンカップというならもう少し底力が問われる流れになってほしかったですね~。ええ、ただの負け惜しみですwww。
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