重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

正攻法vs奇襲~マイルCS回顧~


マイドです。ボロボロだった今週のリアル馬券ですが、何とか福島記念で一矢報いることが出来、ホッと一安心のベラアンです。昼休みに仕込んどいてホントに良かったよぅ(・∀・)てのが、素直な心境でございます。

日本は休日だったので、仕事もそこそこ捗り、それなりに気分良く回顧に臨めそう…今週は3重賞の回顧ですので、とっとと参りましょう。まずはGⅠから。

g1_pict.gifマイルチャンピオンシップ


Lap:12.5-10.6-11.3-11.9-11.6-11.4-11.6-11.7=1:32.6

(前:34.4-46.3/46.3-34.7:後)

外の各馬が好発するも、ハナをたたいたのはマイネルレーニア、それに続くローレル・サイレントプライドなど…金剛さんは行かなかったのか、行けなかったのか…それでも、11秒台が淡々と続く、例年通りの持続力比べ。こういうレースは得てして、好位~中団でレースを進めた馬が有利になりますね。それにしても前後半のタイム差がゼロというのも、珍しいような気がするのですが…

7
ブルーメンブラット  吉田豊 1.32.6
- 12 12 10 最内 33.9
17 スーパーホーネット  藤岡佑 1.32.7 3/4 - 16 14 13 大外 33.9
2
ファイングレイン  幸 1.32.8 3/4 - 8 8 5 34.4
16 × カンパニー  横山典 1.32.9 1/2 - 13 13 13 34.1
1 ローレルゲレイロ  四位 1.33.0 1/2 - 2 3 3 最内 34.8
9
マルカシェンク  福永 1.33.0 ハナ - 17 17 17 大外 33.9
8
アドマイヤスバル  川田 1.33.0 - 14 14 16 34.0
3 スズカフェニックス  安藤勝 1.33.1 3/4 - 14 14 13 34.2
10
ラーイズアトーニー  キャラ 1.33.2 クビ - 5 5 5 34.9
11
リザーブカード  柴山 1.33.2 ハナ - 10 10 12 34.6
15 スマイルジャック  岩田 1.33.2 - 7 5 5 34.9
6 ショウナンアルバ  蛯名 1.33.2 クビ - 8 8 8 34.7
12
キストゥヘヴン  藤田 1.33.3 1/2 - 11 10 10 34.7
13 × サイレントプライド  後藤浩 1.33.3 ハナ - 3 2 2 35.3
5 ジョリーダンス  秋山 1.33.4 クビ - 18 18 17 最内 34.3
18 エイシンドーバー  内田博 1.33.4 クビ - 5 5 8 35.0
14
コンゴウリキシオー  ルメール 1.33.9    3    - 3 3 3 35.8
4
マイネルレーニア  佐藤哲 1.34.2    2    - 1 1 1 最内 36.3

外枠から思ったより後方からの競馬になったものの、外を押し上げて勝ちに行ったスーパーホーネット&藤岡祐介と、外に進路が無くイチかバチか内に賭けたブルーメンブラッド&吉田豊…もちろん勝った方が賞賛されるべきなのだが、この人気&枠で取った作戦としては決して間違った物ではなく、非難されるべき事ではないだろう。自分の競馬をしたものの、前に一頭いた…ただそれだけの話である。事実、勝ち馬と2着馬の上がりは同じ33.9。それであの通った位置の差を考えると勝てないのも致し方なし…相手を褒めるしかない。

で…その前にいたブルーメンブラッド。この馬には驚きの一言…参りましたというより他ない。なんせオープンに入ってからの好走はマイル以上なら瞬発力勝負、7Fでも後傾気味のLapというのがデフォルトだった。前走もその瞬発力を生かす競馬だったし、この舞台では相当荷が重いだろうと考えていた訳で…この段階で新味を見せたことは個人的には完全に予想外。異なる条件で結果を出せた事はココに来て更に成長を見せたという事だろうが、来春で引退ですか…(キャロですから)香港に行くしか手はないか。

ファイングレインも完全にノーマーク馬orz。今春から末を生かす競馬で結果を出していただけに、マイルでこんな競馬が出来るようになれば、以降も楽しめそうな予感はする。こちらも反省材料として覚えておきたい。逆に春の面影が全く見えなかったのがカンパニー。秋からの一連のレースは全て後方から差を詰めて惜しくも届かずのもの…中山記念マイラーズCで見せたようなレース振りはどこへ行ってしまったのだろう。こんなレース振り、またどんなペースでもそれなりに伸びて格好はつけているだけに、力はつけているのは疑いようも無いが、このままでは善戦の域から抜け出せない…

ローレルゲレイロも自身の力は見せられたか…ただ単騎、または内に逃げる馬をみながらジワッと圧を掛けていくレースの方がもっと粘れるだろうし、そういう意味では枠順が仇になったとも言える。こちらも次走は香港のようなので、その辺りは注目しておいて良さそうだ。

その他、注目すべきは…直線で抜け出さんばかりの脚を一瞬だけ見せたスマイルジャックか…こんなペースでも走れない馬ではないので、立て直した来年以降に期待してみたい。またショウナンアルバは道中から少しギクシャクした走り…能力は有るだけにこちらも引き続き注目。もちろん、底力勝負の舞台での話である。

上位3頭の内、2頭が無印…しかも勝ち馬はほぼメイチ切りだっただけに、どうしようもないってのが率直な所ですね。この借りは香港できっちりと返してもらう事にしますよ。うーん…現地参戦できるかなぁ?



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