重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

大逃げですか…=アルゼンチン共和国杯回顧=


マイドです。ココにはUPしていませんでしたが、ファンタジーSの予想はバッチリだったもののリアル馬券では何故か1円も払い戻しがなく、ひとしきりヘコんでいるベラアンでございます。

普通なら3連複は絶対に取れてる馬券だったのに、パドックを見て1(◎)-4(△)の2頭軸にあっさりと切り替えてしまった私がいけないんです。ハイ。馬券は自己責任ですね…

そんな事はどうでもいいですな。さっさとアル共の回顧に参りましょう。

jpn2_pict.gifアルゼンチン共和国杯

Lap:7.3-11.3-11.4-11.9-12.2-12.0-12.1-12.3-12.2-12.0-11.6-12.3-12.2=2:30.8
(前:30.0-41.9-54.1//60.3-48.1-36.1:後)

字面だけをみると全く緩みのない底力勝負ですが、2頭が後を大きく引き離しての逃げを打ち、かつ直線に入ってその差が一気に縮まりました。後続に関しては1000mまでで最低1.5秒は楽できていると思います。逃げた馬以外の上がりを見ても軒並み33秒台であがっていますので、完全なる瞬発力勝負と言っていいでしょう。

4 スクリーンヒーロー 蛯名 2.30.8
5 5 5 5 33.7
14 ジャガーメイル 石橋脩 2.31.0 1 1/2 9 9 7 8 33.4
10 アルナスライン 内田博 2.31.0 クビ 5 6 6 6 33.6
3
テイエムプリキュア 石神 2.31.2 1 1/4 2 2 2 2 36.4
11 ダンスアジョイ 松岡 2.31.3  1/2 11 16 16 16 32.9
7
ネヴァブション 北村宏 2.31.5    1    7 7 7 8 33.9
2 トウショウシロッコ 吉田豊 2.31.7 1 1/2 11 13 13 12 33.8
16 キングアーサー 藤田 2.31.9 1 1/2 11 10 10 12 34.0
15
トウカイトリック 2.32.0 クビ 8 8 7 6 34.6
1
ヤマニンアラバスタ 江田照 2.32.1  3/4 16 15 14 14 34.1
13
ゴーウィズウィンド 田中博 2.32.5 2 1/2 3 3 3 3 35.8
6
マキハタサイボーグ 田中勝 2.32.6  3/4 11 14 15 15 34.3
8 マンハッタンスカイ 柴田善 2.32.7 クビ 3 4 4 4 35.9
9
セタガヤフラッグ 武士沢 2.32.9 1 1/2 1 1 1 1 38.2

勝ち馬は前が勝手にバテたとは言え、一応自ら動きいち早く抜け出して後続を押さえ切った事は評価して言いと思う。それなりのスタミナを持ちながら瞬発力もあるという珍しいタイプだが、長距離G1でその資質が生きる舞台になるのはかなり少ないであろう事も事実であり、もう一段上で結果が出せるかは微妙な所か。2着馬も位置取りこそいつもより前目になったが、瞬発力勝負というフィールドで自分の競馬は出来ており、前で競馬した適正の有る馬が止まらなかっただけの話。日経新春杯辺りなら確実にいい勝負が出来るはずである。

さて1番人気のアルナスラインをどう見るか…結果的にはキレ負けという形になった。更に言えばあの位置の競馬をしたのならもっと積極的に動いた方が良かったのではないかとも思えるのだが…個人的には決して得意ではないフィールドで斤量差がありながらのこの結果は馬の力を示す物だと思う。1回叩かれて確実に良化したのだろう。もしジャパンカップに出るのであれば、より厳しい流れになるだろうし、それはこの馬にとっては歓迎材料。人気を落とすと思われ、積極的に狙ってみたい1頭に浮上した。

4着馬は斤量を利して緩まない流れの中、あわやのシーンを作った。要は日経新春杯と同じという事。次も頑張っていただきたい。◎を呈した5着馬も自らの競馬は出来ているが、惜しむらくはかなり縦長の展開になってしまった事…そういう意味では逃げた2頭を恨むべきという事か…衰えは無い事を改めて証明できたし、次走も然るべき条件なら狙える馬に変わりはない。

その他に明らかに敗因が見て取れたのは出遅れ気味で行き脚付かなかったトウショウシロッコと中途半端に前の厳しい流れを受けながら、直線では瞬発力勝負になってしまったマンハッタンスカイ。共に距離面でも少し長いような印象も受けたので、この辺りは頭に入れておいたほうが良さそうだ。

ま、いろいろ御託を並べても1~3人気が順当に入線してはワタクシの出る幕は無いっちゅう事ですわwww。



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