2cm差の意味…=天皇賞(秋)回顧=
多くを語るべきではありません。この壮絶Lapをご覧あれ…
天皇賞(秋)
Lap:12.6-11.1-11.5-11.9-11.6-11.6-11.7-11.3-11.3-12.6=1:57.2(R)
(前:35.2-47.2-58.7/後:58.5-46.9-35.2)
いう事ないですね…ダイワがすんなりハナを取ってペースを落としかけたその時に角居厩舎の刺客、トーセンキャプテンに後を突かれ、再びスピードアップ…結果、全く緩むことのない壮絶な持続力と底力の勝負になりました。それにしてもレコードをコンマ8秒短縮ですか…府中の馬場造園課、ちょっとやりすぎでしょ。
14 | ◎ | ウオッカ | 武豊 | 1.57.2 | 7 | 7 | 7 | 7 | 外 | 34.4 | |
7 | ○ | ダイワスカーレット | 安藤勝 | 1.57.2 | ハナ | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.2 |
2 | ディープスカイ | 四位 | 1.57.2 | クビ | 6 | 6 | 5 | 5 | 中 | 34.5 | |
16 | △ | カンパニー | 横山典 | 1.57.2 | ハナ | 16 | 16 | 16 | 16 | 最内 | 33.5 |
3 | エアシェイディ | 後藤浩 | 1.57.3 | クビ | 8 | 8 | 7 | 8 | 中 | 34.4 | |
5 | サクラメガワンダー | 福永 | 1.57.5 | 1 | 9 | 10 | 9 | 9 | 中 | 34.5 | |
13 | オースミグラスワン | 蛯名 | 1.57.5 | 頭 | 14 | 14 | 15 | 15 | 大外 | 34.0 | |
1 | アサクサキングス | 藤岡佑 | 1.57.7 | 1 1/2 | 5 | 5 | 5 | 5 | 内 | 35.0 | |
10 | キングストレイル | 北村宏 | 1.57.7 | ハナ | 2 | 2 | 3 | 3 | 最内 | 35.3 | |
17 | ドリームジャーニー | 池添 | 1.58.0 | 1 3/4 | 17 | 17 | 17 | 16 | 外 | 34.2 | |
9 | × | アドマイヤフジ | 川田 | 1.58.0 | ハナ | 2 | 2 | 4 | 3 | 中 | 35.6 |
4 | △ | アドマイヤモナーク | 岩田 | 1.58.2 | 1 1/2 | 12 | 12 | 12 | 12 | 内 | 35.0 |
6 | エリモハリアー | 吉田豊 | 1.58.3 | クビ | 14 | 14 | 14 | 13 | 中 | 34.9 | |
8 | ポップロック | 内田博 | 1.58.3 | クビ | 12 | 12 | 12 | 13 | 外 | 35.0 | |
11 | ハイアーゲーム | 柴田善 | 1.58.4 | 3/4 | 9 | 8 | 10 | 9 | 大外 | 35.3 | |
15 | トーセンキャプテン | ペリエ | 1.58.6 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 内 | 36.4 | |
12 | ▲ | タスカータソルテ | ルメール | 1.58.8 | 1 | 9 | 10 | 10 | 9 | 外 | 35.7 |
自らペースを作った所で絡まれ気味にペースアップを余儀なくされたものの、坂上から脅威の差し返しを見せたダイワスカーレットと中団少し前から正攻法で前を捕らえに行き、ほんのわずかだけ前でゴールしたウオッカ…どちらかがマークをしていた訳ではないので、正に力と力のぶつかり合いになった結果がたった2cm差。この結果をどう捕らえるかはそれぞれだろうが、個人的にはダイワスカーレットの底力面での裏付けが遂に取れた…それも現役トップレベルでの底力を…という思いが強い。自らペースを作って(作らされて)のものなのでその価値は尚更上がるだろうし、それが分かった以上、今後この馬には逆らう事は出来ない。次走、JCはパスして有馬記念の様だが、反動を避けての参戦が出来そうで、当たり前のように好勝負になるはずである。
もちろんウオッカも自身のもつ持続力と底力を存分に発揮できた走りだったと思われる。ただダスカのこれまでのフィールド…瞬発力を必要とする流れでもここなら完勝できると踏んでいた…すなわち戦前に今回の様なペースを想定していれば当然ダスカ⇒消し、ウオッカ⇒圧勝と予想していただけに、自身の有利な条件になった上でのこの差は何を意味するのか…恐らく次はJCだろうが、距離面に加え、激走の疲れも懸念されるので、次に関しては慎重な取捨が必要になってくるのは間違いない所だ。
ディープスカイに関しては、完全に流れが向いたと言えるが、前半から出していった結果か、道中はかなり行きたがっており、かつ完全にウオッカにマークされる形になってしまった。それを加味した上でのタイム差無しの3着という結果は見事というより他ない。レベルの低い3歳と言われていたが、この馬だけは別というより他ない。JCの12Fはもちろん守備範囲だが、こちらも反動が出る可能性も有り、当日まで目が離せない。
4着カンパニーはノリさんらしく決め打ち騎乗。結果的に上手く行ったと言えるが、最後の1Fでほぼ全馬脚が上がった中、猛然と突っ込んできた所からも、持続力という面では自身の力を見せる事が出来たと思う。マイルの方が良さそうな馬だけにメンバーが数段落ちる次走なら、確実に好勝負に持ち込めそう。5着エアシェイディも流れとしては向いたといってよく、この結果もうなづける所…この流れなら中山の方が持ち味が生きるので、有馬記念も…うーんさすがにどうだろうか。でもマツリダの居ないAJCCなら何とかなるはずだwww。
これより下の着順の馬については書く気がしませんね…って、▲評価したタスカータソルテは?シンガリですかorz。やはり狙うべき条件を間違えたという事でしょう。この負けっぷりなら度外視して良さそうですし、然るべき条件でもう一度狙うことにします。
皆さん、2cmにはいろんな意味を見出したと思いますが、個人的にはそのおかげで押さえの馬単が引っ掛かって何とか秋のG1を4戦3勝まで持ってくることが出来た貴重な貴重な距離であったことは間違いありませんwww。もしカンパニーが3着なら3連複&3連単もイタダキだったんですが、そこまで言っちゃうと贅沢ですかね…
それにしてもゴール板前を映すフジのカメラってどうしていつもこんな感じになるのでしょうか。誰がどう見てもダイワが残したように見えました…よね??ミホノブルボンのダービーでの2着争い(ライスシャワー&マヤノペトリュース)を思い出してしまいました。ちなみにその時はカメラでは完全にマヤノが差しているように見えたのですが結果はライスシャワーが残っていて馬券はハズレましたwww。
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