重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

スプリンターズS回顧

マイドです。本日、広州に戻ってきました。そろそろ日本に帰れるかと思いきや、そんな兆候はさらさら無く…すこし凹み気味ですが、こちらの生活もそれなりに悪くは無いと感じているのも事実なんで、しばらくは時の流れに身を任せてみようと思います。

早速、秋のG1第一弾の回顧に行ってみましょう。

g1_pict.gifスプリンターズS

Lap:11.9-10.4-11.3-11.4-11.5-11.5=1:08.0

(前:33.6/後:34.4) +0.8

事前の予想もむなしく、前後半のLap差はわずか0.8…明らかに緩いペースですね。内もそれほど悪くなっていなかった事を考えると、やはり前に行く馬が有利と見たほうがいいと思います。

1 スリープレスナイト 上村 1.08.0
-- 5 5 4 33.9
2 キンシャサノキセキ 岩田 1.08.2 1 1/4 -- 7 7 7 大外 34.0
3 × ビービーガルダン 安藤勝 1.08.2 クビ -- 2 3 4 34.2
4 × スズカフェニックス 横山典 1.08.3  1/2 -- 14 13 10 大外 33.9
5
アポロドルチェ 勝浦 1.08.3 -- 6 3 2 34.3
6
トウショウカレッジ 池添 1.08.4  1/2 -- 16 15 14 33.7
7
カノヤザクラ 小牧太 1.08.4 クビ -- 12 14 14 33.8
8
タニノマティーニ 吉田隼 1.08.5  1/2 -- 3 7 8 34.3
9
エスタンビーナス 郷原 1.08.5 ハナ -- 1 1 1 34.9
10 ファイングレイン 1.08.5 ハナ -- 7 5 4 34.4
11
スピニングノアール 蛯名 1.08.6  3/4 -- 13 7 8 最内 34.4
12 シンボリグラン 福永 1.08.7 クビ -- 7 10 10 34.4
13 ジョリーダンス 内田博 1.08.7 クビ -- 7 10 10 34.4
14
プレミアムボックス 三浦 1.08.8  1/2 -- 7 10 10 34.5
15
エムオーウイナー 柴田善 1.08.9  3/4 -- 3 2 2 35.0
16
タマモホットプレイ 石橋脩 1.09.2 2    -- 14 15 14 大外 34.5

勝ち馬はパドックでも抜群の気配…好発からスッと下げて前の馬を見ながらの競馬で完勝。特にケチをつける部分も無く、この路線では当面の間、敵はいないだろうと思わせる走りだった。次走は香港だろうが、人気次第では大きく勝負する価値は有る。2着馬は折り合いを損なわぬように、かなりソロっとレースを進めているのがTV画面越しでも手に取るように分かった。直線に入り勝ち馬に並びかけるも、坂の上で止まり気味になり、3着馬を交わすのがやっと。ペースが遅いのはこの馬にとってプラスには働かなかったのは事実だが、坂の有るコースも少しは影響した感あり。ただこのままだとマイルなんか到底走れるわけが無く、来年の高松宮記念まで見所が無くなってしまう…

ビービーガルダンもスッと先手を取ってから、少し溜め気味にレースを進めた。その分最後まで止まらなかったと言える。ただこれが初G1で有る事を考えると大健闘と言っていいだろう。まだ上積みもありそうで、今後が楽しみである。願わくば差す競馬をしてもらいたい。

逆流もものともせずに4着のスズカフェニックス。上がりは3位であるが自身の走りは出来ており、この結果も仕方なしか。中山コースの特性を生かした騎乗も光った。この後はマイルCSに駒を進めるのだろうが、マイチャンが中山なら勝負になると思う…また、同じく逆流をよく差を詰めたトウショウカレッジも一応の評価はしたい。穴で抜擢したジョリーダンスだが、ちょっと負けすぎ…ただ、4角でかなり窮屈になる部分も見られただけに、今回は度外視としておく。同様に不甲斐なかったのがファイングレインこちらはそこそこの位置から競馬出来ていただけに、出来の面で今一歩だった可能性有り。次走も嫌って妙味有る馬と言える。

6F戦だけに簡単に纏めておきます。それにしても勝ち馬はなかなかの強さでした。マイルCS経由でも何頭か来るだろうし、年末の香港がかなり楽しみになってきましたよ~。

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