重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

オールカマー回顧

jpn2_pict.gifオールカマー
Lap:12.3-11.8-13.0-12.4-12.3-12.4-11.6-11.4-11.2-11.8-11.8=2:12.0
(前:37.1-49.5-61.8/後:57.8-46.2-34.8)

唯一行くであろうと思われたシャドウゲイトが出脚一息…しかもハナを諦めたかのように控えてしまった。その代わりに6Fからの転戦してきたキングストレイルが行って、マツリダがガッチリ番手キープ。全くペースの上がる事のない前半でしたが、残り5Fを前にしてシャドウゲイト、ゴーウィズウインドが前に並びかけていって一気にペースが上がり、残りの5つは11秒台が並ぶ持続力が試される展開…ただ、前は前半相当楽な流れたっただけに、やはり前の馬に分が有る展開だったと思います。

1 マツリダゴッホ 蛯名 2.12.0
2 2 6 3 34.6

2 キングストレイル 横山典 2.12.3 2    1 1 1 1 最内 35.1
× 3 トウショウシロッコ 吉田豊 2.12.4  3/4 9 9 7 7 34.8
4 マイネルキッツ 松岡 2.12.6 1    9 8 7 4 35.0
5 エアシェイディ 後藤浩 2.12.8 1 1/4 7 3 3 4 最内 35.5
6 エリモハリアー 北村宏 2.12.8 クビ 14 12 9 9 大外 35.1

7 スウィフトカレント 勝浦 2.12.9 クビ 9 9 11 10 35.0

8 シャドウゲイト 田中勝 2.12.9 クビ 5 7 3 2 35.6
9 ミストラルクルーズ 柴田善 2.12.9 ハナ 5 3 3 4 35.6

10 アドマイヤタイトル 安藤勝 2.13.0 クビ 12 12 13 13 34.6

11 スクールボーイ 木幡 2.13.1  3/4 3 3 9 10 最内 35.4

12 コスモプロデュース 石橋脩 2.13.3 1 1/4 13 14 13 14 最内 34.9

13 ブラックアルタイル 吉田隼 2.13.3 クビ 8 9 11 10 大外 35.4

14 ゴーウィズウィンド 江田照 2.14.2 5    3 3 2 7 37.0

圧倒的な一番人気馬がペース、展開を最大限に味方につけたらこんな結果は眼に見えている訳で…直線も少し気合をつけたくらいでしたね。このメンバーでは自分の競馬をして結果が出せる所まで力をつけてきたが、後はかなり恵まれた感があった有馬記念で主役としてどう戦えるか?相手は阪神で結果を出した馬たちになるのだろうが、前で競馬が出来るという絶対的強みを持っており、やはり有力視せざるをえないか。ただその前にJCを挟む模様で、当然そこでの狙いは立たないという事は付け加えておく。

キングストレイルにとっては前半歩きから、持続力を問われる展開になったのは非常に大きかったように思える。またマツリダにギリギリまで可愛がってもらえて事も…今後はこの距離でのレースを選択していくのだろうが、まだまだ信頼は出来ない。トウショウシロッコの道中は中団でじっくり待機。終始内に拘って、直線もいい伸び脚を見せた。いつまでたっても内が伸びる中山を差してくるには、このレースしかないでしょうといわんばかりの好騎乗と言える。馬については、ここ2走を見る限り、今回の様な持続力勝負で良さそうな馬であり、府中でのレースとなると少し割り引いた方が良さそう。

マイネルキッツは3着馬とは対照的に、早めに前を捕らえにかかって最後は失速。3着馬との差はその辺りに有るだろうが、このクラスに入っていつもワンパンチ足りないのは事実であり、毎日王冠で負けて福島記念で好勝負といった感じだろうか。距離的にも2000mまでと言ったところだろう。エアシェイディに関しては正直よく分からない。ペース的には決して合わないという訳ではなかったと思うのだが…また、外から最後伸びかかったエリモハリアーもいつかは穴を開けそうな気配はまだ続いていそうな予感。ミストラルクルーズも3角でのペースアップに対応出来た以上、直線早々に手応えが無くなってしまうのは少し疑問。荒れ馬場などの他要因がないと、このクラスで好走するのは難しいという事なのだろうか?

直前にキングストレイルも買い目には加えたのですが、2・3着馬共にヒモ扱いで、馬券はあっさりハズレ…ここの所の気温同様に、財布の中は寒くて溜まりませんよ。

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