重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

金鯱賞・目黒記念回顧

マイドです。週明けからいきなりやる気を著しく喪失させる出来事に遭遇してしまいました。ホントに海外で仕事するってのは難しいですわ。みなさんはこれまで一緒に仕事してきて、これからも共に頑張っていこうと思っていた人に「もう情熱はありません」と言われたらどうしますか?

さて、気を紛らす為に重賞の回顧でもしてみましょう。

g2_pict.gif金鯱賞
Lap:12.4-11.4-11.5-12.3-12.3-12.1-12.0-11.6-11.5-12.0=1:59.1
(前:35.3-47.6-59.9/後:59.2-47.1-35.1)

内からは何も行かず、外からエイシンとマンハッタンが押し上げて先団を形成。テンの35.3というのは重賞の中京10Fではかなり遅いレベルと言えます。逆に中盤も緩まずに推移するのですが、高いレベルでの持続力比べとも言えず、ペースに適正があった馬でも後方の馬たちには全く出番の無い流れになってしまいました。

勝ったエイシンデュピティ(01-01-02-01 最内)は前付け出来れば消耗戦にさえならなければ、それなりの結果は残せるタイプだけに、位置取り流れ共に完全に自分の物にしての快勝。今年に入り遂にG1の舞台に手が届く辺りまで力をつけてきたか。宝塚記念でも前半さえ速くならなければ、意外といい勝負が出来そうな予感はする。×1マンハッタンスカイ(02-02-01-02 内)は新潟大賞典に続いて別定戦でも2着とここに来て戦績は安定。その2戦共にLap的には全く毛色が違うだけにそれなりに評価できる。湾岸Sでの4着粘りのようにスタミナ面での不安が無いので、本番にもし出るようなことがあれば、狙ってみても面白いかもしれない。骨折明けの△2カワカミプリンセス(03-03-05-04 内)が3着。位置取りの妙もあったが、最後までしぶとく伸びておりこちらも底力面での適正を見せたといっていいだろう。去年の宝塚記念での化け物級の底力が忘れられないだけに次も買わないわけには行かない。サクラメガワンダー(4着 05-05-05-05 中)は位置取りに加え微妙な後傾Lapに救われた4着という表現が正しいか?やはり瞬発力を生かす流れが合いそうだ。また底力を要する流れならば合っていたものの前残りの中で唯一差し込んできた…カネトシツヨシオー(5着 13-15-13-11 外)はこのメンバーでも遜色ない所を見せて次走も注目。逆に流れが全く向かなかったのが瞬発力特化型のアドマイヤオーラ(6着 10-08-07-05 外)とインティライミ(7着 09-08-07-08 外)特に前者は強引ともいえる捲りで見せ場は作ったもののこのこの結果は自身のペース適正を如実にあらわす物であり、宝塚記念でも全力切りの方向で問題ないだろう。

jpn2_pict.gif目黒記念
Lap:7.3-11.4-11.6-12.3-12.1-12.0-12.3-12.4-12.2-12.0-11.5-12.3-12.5=2:31.9
(前:42.6-54.7-66.7/後60.5-48.3-36.3)

戦前どおりのホクトスルタンの単騎逃げ。3強の一角ロックドゥカンブも前を見ながらの競馬でペースが緩むことなく流れての底力勝負です。

ペース適正を有した3強が普通に強い競馬で人気どおりの決着になったが、その中でも×アルナスライン(2着 09-06-06-06 中)は枠的にも位置取り的にも最も逆流だったのは明らかで、一番強い競馬をしたといっていいだろう。ただ菊花賞とここ2走の走りをみて11Fへの距離短縮はどうなのさと少しだけ思ってしまう私は天邪鬼でしょうか。ホクトスルタン(1着 01-01-01-01 最内)は天皇賞に続き正攻法。決して大逃げてはなく他馬を引き付けながら粘りきった辺りは相当力をつけていると見てよい。こちらも距離面で短くなるので通用するかどうかは別としてぜひ宝塚記念に出てもらいたい一頭。ロックドゥカンブ(3着 03-03-03-02 最内)は最後は4着馬に詰め寄られたあたり、休み明けの影響も有るか。ただ本番への距離面での適正はこちらの方が上の様な気はするだけに逆転の目もあると思う。キングトップガン(6着 16-16-15-13 外)は1角で内をキープすべく後方から。4角手前から外に進路を変えて直線は内に切れ込みながら伸びてくる面白い競馬。鞍上の好リードとも言えるが、ロスが合った事も事実でその中でのこの結果は優秀。底力勝負専用馬といっていいだけに、好走条件は限られてくるが、次走以降も注目。

ふと気付いたんですが、金鯱賞目黒記念も同じ“ジーツー”そして国際レースなのに、目黒記念はJpn2なんでしょかね?ちょっと調べてみましょう。

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