重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

ヴィクトリアマイル回顧

毎度です。昨日は左手中指の先っちょを蚊にやられてしまったベラアンです。おかげでキーボード叩くだけで鈍い痛みが…(ノ`Д´)ノ 結構うっとうしいんですよね~これ。なんでもうちょっとまともな所から血をすわないんだろ~か。ホント不思議です。

さて、月曜恒例のG1回顧、参りましょう。

jpn1_pict.gifヴィクトリアマイル
Lap:12.4-11.3-12.0-12.2-12.1-11.2-11.0-11.5=1:33.7
(前:35.7-47.9/後:45.8-33.7)

エイジアンウインズはまるで行く気無し…外目からヤマニンベルメイユが出掛かる所をピンクカメオが意を決したようにハナに立ち、淡々とした流れ…テンの3Fが35.7ですからね。道中が緩んだという表現は正しくないのかもしれません。とにかく各馬ほぼ一団で最後の直線へ入っての究極の切れ味勝負…馬場的にも内が極端に悪くなった訳でもなく、ロスの少ない競馬をする事が、勝利への近道になりました。


△5エイジアンウインズ(1着)04-06-07 中
ウオッカ(2着)12-10-09 中
△3ブルーメンブラッド(3着)07-07-04 内
…ヤマニンベルメイユ(4着)01-02-02 最内
ニシノマナムスメ(5着)04-03-03 中
ピンクカメオ(6着)01-01-01 最内
…ジョリーダンス(7着)03-04-04 内
△2ベッラレイア(8着)07-07-07 大外
△1トウカイオスカー(9着)18-17-15 外
△4レインダンス(11着)04-04-04 外
×ローブデコルテ(14着)07-07-09 内

上位から上がり2位-1位-3位の順で入線。しかも3~7着が全て4角4番手以内といういかにも先行有利ペースで瞬発力勝負という図式だったかがよく分かるのだが、やはり位置取りを瞬発力で覆した上位2頭はペース適正がばっちり合い強い競馬をしたという事なのだろう。ただこれまでを考えるとやはり今回の差は馬群を割って伸びた社長と前が壁になり外に出したユタカちゃんの乗り方の差に尽きると思う。またウオッカに関しては道中やはり掛かり気味だったようにも見え、今後も不安定な材料にはなりそうだ。

3~7着に関してはやはり瞬発力では劣るが、位置取り(脚質)で上位に残れたクチと判断したいが、その中でもブルーメンブラッドは瞬発力面でもそれなりの評価は与えられ、次走以降も安定した走りが期待できそう。ただ最後は止まり気味に見えたので距離面ではギリギリ…底力を要するマイルではちょっと微妙かもしれない。またジョリーダンスには不利があったので、覚えておきたい。いずれにしてもこれらの馬はもう底力を必要とする流れになれば浮上できる余地は十分有る。

ベッラレイアは切れに関してはこんなもんではないのは分かっているのでやはり敗因は久々(しかも馬体を減らして)と詰まった隊列で外しか通れなかった事と見るのが自然か?トウカイオスカーは外を回しながらも自身の競馬は出来ており、瞬発力勝負ならこのクラスでも上位である事は分かっただけに、次走への狙いは立った。レインダンスは逆に得意舞台での惨敗だけに復調には時間がかかりそう(もしかして終わった?)ローブデコルテに関しては、全く良い所がなかっただけに瞬発力面での評価を読み違えたと判断せざるを得ず、こちらは反省材料…

エイジアンにしろブルーメンにしろ評価はしたものの3着までという所からは上げられませんでしたので、◎2着を含めた印馬3頭で決まったとは言え、内容的には完敗と言っていいと思います。

今日は少し違った形での回顧をしてみました。なんかこっちの方が圧倒的に楽だなぁ…これからもこの形にするかはもちょっと考えるとしましょう。

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